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Toccata Classics: アルバム一覧

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    スヴィリードフ:讃歌と祈り(クレド室内合唱団/プリシュ)

    スヴィリードフ(1915-1998)はソビエト時代に活躍した作曲家で、20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人と讃えられています。彼はその作品にロシアの民族音楽を好んで取り入れたことで知られ、現在でも愛好者の多い人です。ショスタコーヴィチに師事し、ジダーノフ批判で師が批判された際には、その批判に同調しなかったことでも知られています。このアルバムでは彼の作品の中でも、最も重要な分野である宗教的な合唱作品を聞くことができます。チャイコフスキーとラフマニノフ以降のロシアの宗教曲の中でも、最も重要なこれらの作品は並外れて美しく、深く心を揺さぶるパワーを有しています。ここで力強い合唱を聴かせているクレド室内合唱団は、2002年4月に設立されたウクライナ屈指の合唱団で、これまでも数多くのコンサートで素晴らしいハーモニーを披露してきた団体です。指揮者のプリシュは1977年生まれの若手で、クレド室内合唱団の創設時から音楽監督を務めています。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0123

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    スヴィリードフ/デニソフ/ショスタコーヴィチ/レヴィティン/フレンニコフ:ロシアの声楽作品集(サヴェンコ/ブロ-ク)

    スコットランド生まれのロバート・バーンズ(1759-1796)は多くの詩を書き、また民謡を採取し改作した偉大なる詩人として今でも世界中で愛されています。(あの「蛍の光」も「故郷の空」も実は彼が採譜したものです)もちろん彼の詩はロシアでも大人気。多くの作曲家がロシア語に翻訳されたものに堂々たる曲を付けています。ブックレットにはロシア語と英語の訳、そして原詩が載っているのでどのように言葉が移ろっていくのかを目の当たりにすることもできそうです。ロシア好きにもたまらない1枚です。(2009/03/25 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0039

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    スウェイン:ピアノ作品集 1 (アルウェッグ)

    イギリスの作曲家・ピアニスト、フリーダ・スウェインのピアノ作品集。王立音楽大学でスタンフォードに作曲を、アーサー・アレクサンダーにピアノを学び、1921年にサリヴァン賞を受賞。ピアニストとして活動する傍ら、1921年には師アレクサンダーと結婚、1924年から王立音楽大学で教鞭を執ります。1936年には「British Music Movement=英国音楽運動」を立ち上げ、若い作曲家や芸術家を支援しました。また夫アレクサンダーとは第二次世界大戦前に南アフリカとオーストラリアでコンサート・ツアーを開催し、リサイタルや講演を行っています。作曲家として歌劇をはじめとした膨大な作品を遺しましたが、これらは彼女が生きている当時からほとんど顧みられることがありませんでした。このアルバムで、スイスのピアニスト、ティモン・アルウェッグは3つの力強いピアノ・ソナタを中心に6つの作品を演奏。野性的なエネルギーに満ちたこれらの曲からは、ラフマニノフやバルトークを思わせるとともに、ケルトの風景やドビュッシー的な印象主義の影響が仄かに感じられるなど、知られざる作品を聴く喜びを味わうことができます。(2022/04/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0579

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    スーダ:オルガン作品全集(マイドレ)

    エストニアのオルガニスト&作曲家ペーテル・スーダ(1883-1920)は、信仰厚い農民一家の元に生まれました。彼の祖父の弟は聖歌隊指揮者を務めており、幼いスーダも賛美歌やオルガンに親しんでいたようです。サンクトペテルブルク音楽院で名手ルイ・ホミリウスとヤーコブ・ハントシンにオルガンを学び、作曲をグラズノフとリャードフ、ソロヴィヨフに師事します。彼は「エストニアのオルガン音楽の父」と称されますが、その作品は今までに録音されたことがなく、このアルバムが初となります。とことんまで対位法の研究を重ねながら、曲自体は極めてロマンティックなこれらの作品は、まさに美しく細工された工芸品のような輝きを放っています。幾つかのオリジナルの作品と、フランツ・リストの「タッソー」をスーダ自身がオルガン用に編曲したものが収録された1枚、エストニアの現代の名手メイドルが堂々と演奏しています。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0056

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    ズーターマイスター:管弦楽作品集 1 (カトマス/ロイヤル・フィル/ヘルド)

    スイスの作曲家ズーターマイスター。学者の家系に生まれ幼い頃から音楽に興味を抱き、ミュンヘンでカール・オルフに師事し作曲家としての活動を始めました。明快な作風による彼の作品は同時代の指揮者たちを魅了し、ベームやカラヤン、サヴァリッシュなど錚々たる指揮者たちが演奏、なかでも「ロメオとジュリエット」はベームが初演したことで広く知られるようになり、ズーターマイスターの代表作となりました。このアルバムにはその「ロメオとジュリエット」を含む4作品を収録。オーケストラの響きを存分に生かした雄大な作品は、まるで巨大な風景画を見ているような鮮烈な印象を聴き手に与えます。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0420

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    ズーターマイスター:管弦楽作品集 2 (バンゼ/ブルンス/ラインラント=プファルツ州立フィル/ヘルト)

    近代スイスの作曲家ハインリヒ・ズーターマイスター。幼い頃から音楽に興味を抱き、ミュンヘンでカール・オルフに師事し作曲家としての活動を始めました。彼の明快な作風は同時代の指揮者たちを魅了、とりわけ歌劇《ロメオとジュリエット》はカール・ベームが初演し大好評を博しました。この第2集では《ロメオとジュリエット》からの1曲をはじめ紀元500年頃に活躍した古代ローマの哲学者ボエティウスのテキストを用いた「哲学の慰め」、ルネサンスから啓蒙時代におよぶドイツとスイスの偉人たちの"愛の手紙"をテキストに用いた2組の歌曲集など、趣向を凝らした歌曲の数々を聴くことができます。深みのある歌声が人気のユリアーネ・バンゼ、少年合唱団時代から才能を発揮していたベンヤミン・ブルンスが歌唱を披露、スイスの指揮者ライナー・ヘルトが見事な伴奏で応えています。(2023/01/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0608

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    スールベリ:管弦楽、コラールとオルガン作品集(コリンズ/ボズベルグ/マン)

    ニッチな作曲家、作品を紹介することで知られるTOCCATAレーベルの記念すべき200作目のCDは、ノルウェーの作曲家、オルガニストのライフ・スールベリ(1914-)生誕100年を祝うプロジェクトです。ここには最近発見されたスールベリ唯一の交響曲を中心とした管弦楽曲と、優れたオルガニストであるスールベリによる2つのオルガン作品が収録されており、この知られざる偉大な作曲家を知るための、良い入門アルバムとなることは間違いありません。スールベリの父は軍楽隊で音楽を教えながら、郵便配達員として、そして教会でオルガニストとしても働いていたという人で、彼は父を助けながらオスロの音楽院に進学、音楽を学び、1933年に公式にオルガニストとしてデビューしています。1938年には30人以上のライバルを蹴落とし、リレハンメルの教会オルガニストの地位を勝ち取り、安定した生活を得ます。町の高校の音楽教師として合唱団を指導したり、コンサートを行ったりと華々しい活躍を行う傍ら、交響曲、弦楽四重奏曲、ヴァイオリンソナタなどたくさんの作品も書いています。彼の奥さんも健在であり、彼らは79年間という長い結婚生活を送ってるといいます。そんなスールベリの作品、ぜひ楽しんでみてください。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0260

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    スカフテ:前奏曲集第1巻、第2巻(オルソン)

    スウェーデンの作曲家マルティン・スカフテの「24の前奏曲」。ゴットランド島の音楽院で作曲を学んだのち、エーテボリの音楽演劇アカデミーで5年間研鑽を積んだ彼は、現在作曲家として活躍するとともに、ボストン、バークリー、マルメ音楽院で客員講師を務めています。以前からドビュッシーの前奏曲に魅了されていた彼は、自身でも前奏曲集の作曲を思い立ち、ドビュッシーの作品を引用しつつ、自身の音楽用語も交えて新しい曲集を作り上げました。時にはラグタイムやジャズのイディオムも含むユーモラスな味わいを持つ曲集に仕上がっていますが、演奏にはリスト作品のような超絶技巧を必要とします。ここで見事なピアノを聴かせるのは同郷スウェーデンのピアニスト、ヨナス・オルソン。ピエール=ローラン・エマールに師事した彼は現代音楽を得意としており、とりわけルツェルン音楽祭アカデミーのメンバーとして行ったピエール・ブーレーズ作品の名演で知られます。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0640

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    スコット:管弦楽作品集 2 (リエパーヤ響/マン)

    1950年バーミンガム生まれの作曲家デレク・スコット。音楽学、歴史学の教授であり、音楽、文化、イデオロギーを研究する彼は、ポピュラー音楽と舞台音楽の歴史に特別な関心を抱いており、自身の作品にもこの研究成果を反映させています。このアルバムに収録された2曲の交響曲はもともと吹奏楽のために書かれたもので、吹奏楽版の時にはハイドンを思わせる古典的な響きが用いられていましたが、管弦楽版に編曲したことにより、より強靭な音のテクスチャーが強調されました。交響詩「シルヴァー・ソード」は1956年に発表されたイギリスの小説家イアン・セライリエの小説を基にした音楽で、描かれているのは第二次世界大戦後に父と母を探す3人のポーランド人の子供たちの物語。1983年に作曲した自身の劇付随音楽から派生したこの交響詩には、物語の中から闘争と希望の場面が凝縮されています。(2022/07/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0646

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    スコット:管弦楽作品集 3 (リエパーヤ響/マン)

    1950年にバーミンガムで生まれたデレク・スコットの管弦楽作品集。1970年代に現代音楽に特化した室内オーケストラ・プロジェクトを立ち上げ、新作を積極的に演奏し、作曲家としても3度にわたり賞を獲得しました。しかし1980年代になると自身の活動に疑問を感じてポップ・ミュージックに転身し、ロックバンドで演奏します。後にイギリスにおける「軽音楽」の歴史、特にドイツ語オペレッタが英米のミュージカルに及ぼした影響の研究で高く評価されました。定年で研究職を退いたスコットは、ある日、若書きの作品やそのスケッチを目にして、今の自分にも響くものを見出します。このアルバムの収録曲は、それらを今持てる作編曲のテクニックで再構成して仕上げたもの。40年から50年の時を隔てた「自分との再会」が生んだアルバムです。2曲の最新作のうち「フィブリレイション幻想曲」は不整脈に襲われた時の経験を独特のビートで表現したもの。「パヴァーヌ」はウクライナでの犠牲者を悼んで書かれたものです。(2023/08/11 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0700