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アメリカン・クラシックス

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    アダムズ:ヴァイオリン協奏曲/コリリアーノ:「レッド・ヴァイオリン」よりシャコンヌ(ハンスリップ/ロイヤル・フィル/スラットキン)

    20世紀アメリカで生まれた、個性派のヴァイオリンと管弦楽のための作品を、新鋭クロエの熱演でお送りする1枚です。コリリアーノの「シャコンヌ」は、映画音楽と共通する素材による作品で、叙情的かつ情熱的な曲想が貫かれています。また、オーケストレーションの見事さにも注目されます。アダムズの協奏曲は、終始ヴァイオリンが歌い、動き続ける難曲ですが、力技というよりも、浮遊感覚あふれる不思議な美しさを感じさせる作品です。ワックスマンの「トリスタンとイゾルデ幻想曲」は、ピアノとヴァイオリンの二重協奏曲といった趣向で、彼の代名詞ともいえる「カルメン幻想曲」に勝るとも劣らない、特上の演奏効果を持っています。(2006/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559302

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    ウォーリネン:弦楽六重奏曲/弦楽四重奏曲第2番/ピアノ五重奏曲/ディヴェルティメント(グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック)

    (2006/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559288

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    コープランド:大平原の古譚/組曲「赤い子馬」/故郷からの手紙(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    ニューヨークタイムズ紙が「彼女の世代で最も優れた指揮者の一人」と絶賛した話題の女性指揮者がジョアン・ファレッタ。彼女が注目される理由の一つが、アメリカの現代音楽への積極的な取り組みで、当盤は、コープランドの管弦楽曲中でも必聴の「ロデオ」や、吹奏楽のレパートリーとしても有名な映画音楽「赤い小馬」からの組曲、そして決して録音が多くない作品まで選曲した点が貴重です。アメリカの風景を想起させる、時にノスタルジックで、時に踊りだしたくなるほどリズミカルなコープランドの音楽は、常に快適。ファレッタの今後の更なる活躍を予見させるアルバムです。(2006/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559240

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    コーツ:交響曲第1番、第7番、第14番(ミュンヘン室内管/ポッペン)

    先行の弦楽四重奏曲集(8.559091、8559152)でも、驚異のグリッサンド・ワールドで、聴くものを驚倒させてきた超個性派の女流コーツですが、交響曲でもありとあらゆるグリッサンドが登場します。第14番は、弦楽とティンパニのための作品ですが、弦楽器だけでなくティンパニもペダル奏法でグリッサンドや微分音を奏していきます。第1番は弦楽のための作品ですが、スコルダトゥーラ(変則調弦)が駆使されており、しかも演奏しながら調弦が変更されていきます。第7番のみフル・オーケストラのための作品ですが、当然管、打楽器も大活躍をしつつ、ここでも驚くべきサウンドが展開されています。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559289

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    ドラックマン:弦楽四重奏曲第2番、第3番(グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック)

    フィラデルフィア生まれのドラックマンの音楽は、技巧的にもかなり凝って、濃密、複雑に書き込まれており、心地のよい音符の奔流を味わうことができます。ジュリアード弦楽四重奏団のために作曲された、弦楽四重奏曲第2番は、一歩間違えると雑音になってしまうような、数々の特殊奏法が聴きものといえましょう。第3番は、やや穏健になっていますが、それでもグリッサンドやピチカートが多用され、独特の音響性世界が構築されています。「水の本性の反映」は、マリンバのための超絶技巧練習曲集といった趣向ですが、当盤では演奏者が作曲者の子息であるといったところにも注目です。Koch Internationalの再発売盤です。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559260

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    ウォーリネン:6つの三重奏曲(テイラー/パーヴィス/ハドソン/パルマ/シュルテ/ドラックマン)

    ピューリッツァー賞の最年少受賞作曲家でもあり、大御所クラスといってもよいウォーリネンの、三重奏曲ばかりを集めるという趣向の一枚です。いずれの曲も、分かりやすいメロディーなどがあるわけではないのですが、激しく劇的な表現を指向し、高い音密度が奏者のヴィルトゥオジテを存分に引き出すので、実は大変に聴きやすい作風といえましょう。各曲の編成も、古典、ロマン派以来の伝統のピアノ三重奏、ホルン三重奏計4曲、斬新な編成の2曲と多彩で、それぞれの面白さが様々に追求されています。すぐれたピアニストである作曲者自身を含む演奏陣(作曲者設立の団体)も、当然ながら大熱演です。Koch Internationalの再発売盤。音源をリマスタリングしています。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559264

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    バビット:ソリ・エ・ドゥエッティーニ(ソロとデュエット)(パーヴィス/テイラー/アブラモヴィツ/ルーディッチ)

    アメリカにおける音列技法の大家として知られるバビットですが、彼の音楽はいかにもといった感のある、強烈な20世紀的臭を発しています。演奏者の生理よりも、音楽の論理的進行が優先される結果として、どの曲も全編が苛烈な技巧に満ちており、高度なヴィルトゥオジテを演奏者に要求するものとなっています。といってもいずれの曲も、多くの音を詰め込んで、聴衆の感情を煽るといったようなこけおどし的なタイプものではなく、音色やダイナミクスの鮮やかな対照を駆使した音響に耳を傾けさせるといった趣向になっています。楽器の表現力の限界に挑むかのような、極限の緊張感をお楽しみ下さい。Koch Internationalの再発売盤です。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559259

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    ハリス:交響曲第3番、第4番「民謡交響曲」(コロラド響/オルソップ)

    オクラホマ生まれのハリスの作品は、「いかにもアメリカらしい」民俗的な要素がいっぱい詰まっています。とりわけ特徴的なのは、「民謡交響曲」と題された交響曲第4番です。交響曲ということにはなっていますが、古典的な交響曲的要素は希薄で、オーケストラと合唱により、民謡を自由に取り扱った大作、といったといった感が強くなっています。ここで合唱のほとんどは、和音をハモるのではなく、素朴な旋律をユニゾン、あるいは単純なカノンで歌い上げるために使用されており、その単純な力強さが、この作品の大きな魅力となっています。一方の交響曲第3番では、対位法的な発展の面白さなどが聴きものとなっています。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559227

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    モラヴェック:時の回廊/プロテウス幻想曲/アリエル幻想曲(エイス ブラックバード/ショーア)

    ポール・モラヴェックはアメリカで最も権威ある作曲賞ピューリッツァー賞を2004年に受賞した、現代アメリカを代表する作曲家の一人ですが、まだまだ日本でよく知られているとは言えません。当盤の目玉「時の回廊」は演奏時間40分を超える室内楽の意欲作。中世の鐘から現代の時計の針音まで、時を表現する音も取り入れます。特に第2楽章で、パーカッションを中核とする音の奔流が理屈抜きで耳を興奮させるあたり、名前を覚えて損は無い作曲家の仕事です。2曲のヴァイオリンとピアノのための幻想曲は、共に独奏者の華麗な演奏技巧を発露(特に「エーリエル幻想曲」は名曲)。モラヴェックがヴァイオリンに並外れた適性を持っていることがわかります。(2006/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559267

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    ボルコム:ヴァイオリン・ソナタ集(ソロカ/グリーン)

    シアトルの生まれの作曲家、ボルコムは21世紀になり、いよいよその評価が高まってきているといえましょう。その作品の大きな魅力には、ラグタイムやジャズをはじめとする、ポピュラー音楽、あるいは民族的素材の積極的活用がありますが、それらが単なるムード的な演出に堕すことなく、高度な職人芸に支えられた作曲・演奏技法と巧みに融合し、真に個性的な音楽にまで高められていることに、特色と価値があります。当盤で聴くことのできるヴァイオリン・ソナタ全4曲の作曲時期は、40年弱の期間に渡りますが、いずれの作品にもそういったボルコム流の面白さが凝縮されており、演奏効果も満点、ボルコム入門としても最適です!(2006/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559150