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アメリカン・クラシックス

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    マクダウェル:組曲第1番、第2番/ハムレットとオフィーリア(アルスター管/湯浅卓雄)

    マクダウェルの音楽はその師であるラフ(リストの弟子にして友人)の作風によく似て、アメリカ音楽といってもジャズやフォークといった要素からは最も縁遠く、徹頭徹尾純ヨーロッパ風・お坊ちゃま系ロマンティシズムに貫かれたものです。すなわちメンデルスゾーン、グリーグ、ブルッフといったあたりの作品と同様に、照れ臭いくらいにストレートな爽やかさと華やかさを感じさせてくれるものとなっています。「夏の牧歌」や「愛の歌」でのちょっと切ない甘さ、「葬送歌」ので密やかな悲嘆の情、「村祭り」の賑々しさなど、多彩な表情のいずれからも、健康的で品のよい音楽を満喫しすることができるのが、マクダウェルの魅力といえましょう。(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559075

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    バーバー:チェロ協奏曲/組曲「メディア」/弦楽のためのアダージョ(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    今や欧米の音楽雑誌で巻頭を飾るほど話題の存在となったアメリカの女性指揮者オルソップによるバーバーの管弦楽作品集第2弾です。何と言ってもバーバーといえば「弦楽のためのアダージョ」は聴かねばなりません。有名人の葬式の定番からヒーリングの定番へと使われ方は変化していますが、間違いなく20世紀ならではの名曲を、オルソップ率いる英国オケが暖かい響きで奏でます。若手女性チェリストのワーナーを独奏者に起用した「チェロ協奏曲」と、バレエ音楽から組曲としてまとめられた「メデイア」も、現代的感覚ときどきロマン、な楽想が楽しめます。(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559088

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    ベヴァリッジ:イズコール・レクイエム

    「レクィエム」はご存知と思いますが、「イズコル」という聞き慣れない言葉はヘブライ語で、ユダヤ教の死者のための追悼式のこと。当作品は、両宗教それぞれの死者のための典礼に共通項を見出し、両者を結合するという意欲的な声楽曲なのです。ユダヤ教に関係するアメリカ音楽と言えば、バーンスタイン「カディッシュ」などがピンときますが、その種の作品に興味がある方なら面白く聴けるでしょう。自ら歌手として活躍する作曲家ベヴァリッジが、2や6のリズミカルな展開のように、アクセスし易い音楽に仕立てています。歌詞は英・ラテン・ヘブライ語です。(2001/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559074

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    スーザ:「稲妻の翼に乗って」(ラズモフスキー響/ブライオン)

    (2001/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559029

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    シフリン/シュラー/シャピロ:ピアノ三重奏曲集(イーケン・ピアノ三重奏団)

    ちょっとイカした現代アメリカのピアノ三重奏曲集です。当盤収録の3曲に共通しているのは、ジャズの要素が導入されていることです。そのこと自体、特にアメリカ音楽においては定番で珍しいことではありませんが、まだまだいろんなやり方があるんだなと納得の一枚です。いずれの曲もクラシカルな近・現代音楽の書法がベースとなっていて、そこにジャズ的な響きやリズムが被せられるといった感じですが、旋法的な響きが支配的で表題の通り、近代フランス音楽を髣髴とさせるシフリン、音列技法と濃密な楽器書法で武装を固めたシュラー、時に甘い旋律やミニマル風の書法を聞かせるシャピロと、それぞれに個性的な展開が楽しめます。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559062

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    フライ:クリスマス交響曲「サンタクロース」/ナイアガラ交響曲(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ロウ)

    アメリカの交響曲分野での草分け的存在ともいうべきフライの手による、とても楽しいオーケストラ作品の数々をお送りします。何とわかり易いタイトルの曲だと思われるかもしれませんが、内容の方も当然お約束の楽しさ満載で、とてつもなくわかり易いものとなっています。楽しいイヴの夜のパーティーとサンタクロース訪問を絵画的にこと細かく描写した「サンタクロース」は、あまりの微笑ましさに頬が緩んでしまいそうです。一方「ナイアガラ」も、大瀑布の凄まじさを描写するために11台ものティンパニを動員する物量作戦を展開しており、こちらもまさに期待どおりといったところでしょうか。とにかく理屈抜きで楽しめる一枚です!(2001/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559057

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    マクダウェル:ピアノ協奏曲 第1番、第2番/魔女の踊り(プルツマン/アイルランド国立響/フェイゲン)

    華やかなピアノ技巧、爽やかな詩情、そして哀愁味を巧みにブレンドしたマクダウェルのピアノ協奏曲は、ロマン派大好き、ピアノ大好き人間にとってはたまらない魅力を持っています。後期ロマン派のドロドロ路線の手前に位置し、ピアノ技巧も華麗ではあるものの凝り過ぎてはいないといった点で、グリーグやサン=サーンスのピアノ協奏曲に近いものがあるといってよいでしょう。特にイ短調で巨匠・リストに認められるという、グリーグのピアノ協奏曲と共通の調性とエピソードを持つ第1番は、かなり似ているといっても過言ではなく、そっくりポイント探しをしても面白いかもしれません。なお独奏者プルッツマンの鮮やかな指捌きにも要注目!です。(2001/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559049

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    ジーグマイスター:ピアノ作品集 2 (ブールトン)

    大胆さが光る好評のジーグマイスター・ピアノ作品集の第2弾、特にジャズとクラシックの融合に興味のある方には必携の一枚です。「ブルックリンの日曜日」は、そのタイトルから期待されるように、クラシックというよりはほとんどジャズそのもので、とても気軽に聴ける一方、ピアノ・ソナタは激しいクラスター打撃や、果てはピアノの弦を直接はじく内部奏法まで耳にできるハードな(しかしジャズっぽい香りをどことなく漂わせた)現代音楽となっており、この芸風の広さには全く驚かされます。ケネス・ボールトンの演奏も、作品の要求する至難な技巧を的確にさばいており、スカッとした爽快感がたまりません。(2001/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559021

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    スーザ:オン・ステージ(ラズモフスキー響/ブライオン)

    (2001/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559008

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    アイヴズ:交響曲第2番/ロバート・ブラウニング序曲(ナッシュヴィル響/シャーマーホーン)

    音楽以外の本業を別に持ち、いわば日曜作曲家ともいうべきアイヴズですが、彼こそが最も「アメリカらしい」音楽家筆頭の一人というべきでしょう。あらゆる因習から自由となり、ときには極度の演奏困難をもたらすほどの複雑さをも厭わぬ進取の気性、そして愛国歌、賛美歌、行進曲、ポピュラー音楽等の無数の引用といった特色から、彼の音楽からアメリカを感じない瞬間は無いといっても過言ではないでしょう。当盤収録の彼の代表作・交響曲第2番でも、フォスターのメロディのように、どこかで耳にしたことのあるような節の断片が(ある場合にはいくつも同時に)交錯しますが、その複雑怪奇さが聞くものにとって極めて新鮮な音体験となっています。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559076