ギター・コレクション
Search results:162 件 見つかりました。
20世紀前半にバロック音楽趣味が流行した頃、名ギター奏者セゴビアはヴァイオリンのクライスラー同様のジョークを思いつきました。現代の作曲家ポンセに擬古的に作曲させ、それを昔の作品(ヴァイスやスカルラッティら)として演奏したのです。当盤の2つの組曲は誠に良く出来ていて、それはそれは素敵!もう一つの聴き物はハープシコードとギターのための作品。こちらは明らかに現代のテイストが混じりますが、メキシコ出身の作曲者の南米の血も注がれ、ハープシコードがちっとも古めかしくなく、聴いたことのない異次元的響きはトリップ物です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554199 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554400 |
ポルトガルが起源の古い旋律「フォリア」と、パイジェルロのアリア「ネル・コル・ピウ」。これらは、古今の大作曲家が好んで引用し、優れた音楽を残しています。古典ギターの大家ソルの調理法を、他の作曲家と聴き比べてみましょう。この他、ソルの作品でも演奏機会が多く、緊張感のある楽想が特徴の「グラン・ソロOp.14」やメロディアスな魅力の小品集「ディヴェルティメントOp.13」などを収録しています。奏者の息づかいが伝わる録音です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553354 |
ソルの作品は、作品番号が若い曲の方が有名で演奏機会も多く、ここに聴く晩年の作品は、現在でも演奏機会は少ないのです。しかしこれらは、ロマン主義の伝統に深く根ざした、大規模で技巧的な作品揃いです。巨匠ロメロが発見・初演した作品番号の無い「ギター独奏のための幻想曲」は、劇的な序奏から快活なロンドの終曲まで、非常に味わい深い作品です。「村人の幻想曲」での描写的な奏法の効果なども興味深く、ギター・ファンのレパートリーを広げる一枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553450 |
ソル・ギター音楽作品集の第7集には、フランスの有名な歌による三つの序奏つき変奏曲、第1集作品6に続く12の練習曲第2集、及び7曲めの幻想曲を収録しています。12の練習曲は技巧的困難を乗りこえて旋律を歌わねばならない難曲。特に第21番は可愛らしいのに全曲特殊奏法によるという有名な曲です。作品28の変奏曲は、戦争の歌を呈示したかと思うと長調の変奏曲としては珍しくすぐ短調に転じて泣いてしまうのがミソ。数々のコンクール入賞歴を誇るカナダの若手、マクファーデンが見事に弾き去ります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553451 |
キューバを代表する現代作曲家ブローウェルは、多様な楽器のアンサンブルものや映画音楽などを世に出していますが、やはり本領は彼自身の楽器ギターで発揮されます。アフロ・キューバン風味の、舞踊的でありながら浮ついたところのない逸品達をお届けします。特に「舞踏礼賛」はイケます。ソルらの古典的練習曲では物足りない向きにお薦めなのが「単純な練習曲集」。ブローウェル演奏に情熱を傾ける南米コロンビア出身のギタリスト、リカルド・コボの演奏と、ナクソス・ギターシリーズの質の高い録音でどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553630 |
エレガントな演奏が英誌などで評判のテイコルツがナクソスのソル作品集に再登場、また素敵な音を聴かせてくれます。まずは「セレナード」をお聴きください。ソル作品の中でも曲想の変化が激しいこの曲(第2曲が特にチャーミング、終曲のラッパの音も愉快)は、文句無く楽しめます。作品40の「幻想曲」は、ソルの数多い変奏曲の中で評判のもの。その他の小品も合わせて聴けば、ウィーン古典派の大家たちがピアノに託した音楽を、ソルはギターで表現した、そんなすぐれもの揃いであることに気づいていただけることでしょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553722 |