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New Releases - 2017年01月 発売タイトル

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    バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲/バビン:2台のピアノのための協奏曲(ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ)

    ブルガリア出身のピアニスト、アグリカ・ゲノヴァとリウベン・ディミトロフによるピアノ・デュオは、2台ピアノ用の作品と連弾作品のどちらにも素晴らしい成果を挙げているアンサンブルです。バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、cpoレーベルを中心とした10枚以上の録音はどれも世界中の音楽誌で高く評価されています。オーケストラとの共演経験も豊富な彼ら、これまでにもプーランクなどのフランス音楽やメンデルスゾーン、マルティヌー、シュニトケなどの録音がありますが、今回はバルトークと、ロシアの作曲家バビンの作品を収録。バルトークの「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」は元々は室内楽曲だったものをバルトーク自身が改編、原曲よりも激しく音がぶつかりあい、刺激的な響きが生まれています。バビンはモスクワ生まれ。ベルリン高等音楽院に留学しアルトゥール・シュナーベルに師事。同じくピアニストのヴィクトリアと結婚し、夫婦で演奏するために何曲かの2台ピアノ用の作品を残した作曲家です。主に他の作曲家の作品を2台ピアノ用に編曲した作品で知られていますが、オリジナル曲も華やかな技巧が凝らされています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555001-2

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    クーナウ:宗教作品全集 2 (オペッラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ、バロック期の作曲家クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつめます。教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。しかしその作品は、J.S.バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集(777868)に続く第2集で、収録されている作品も全て世界初録音であり、J.S.バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555020-2

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    リース:フルート四重奏曲集 1 (アルディンゲロ・アンサンブル)

    ベートーヴェンの弟子であり、また傑出した才能を持つピアニストとしてヨーロッパ中で演奏活動を行ったフェルディナント・リース。300曲ほどの作品については、以前は「単なるベートーヴェンの模倣」と見做されていましたが、最近になって様々な研究が進み、その評価も高まってきています。リースは生涯に渡って室内楽作品を書いていますが、その中でもフルートの扱いは別格で、6つの四重奏曲をはじめ、三重奏曲、ソナタ、ディヴェルティメント、幻想曲と、他の管楽器に比べて数多くの作品が残されています。中でもハ長調のフルート四重奏曲は、ベートーヴェン風のモティーフを用いながらも、既に独自の作風が確立されています。最終楽章のスペイン風の高揚したリズムにもご注目ください。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555051-2

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    ロンバーグ:喜歌劇「学生王子」(ペーターゼン/ヴォルティヒ/ブレーズ/シャーマッハー/ケルン西ドイツ放送合唱団&管弦楽団/マウチェリ)

    家庭教師の博士とともにハイデルベルクにやってきたドイツ、ザクセン地方の架空の国の王子カール・ハインリッヒ。彼は身分を隠して学生生活を送っているうちに、居酒屋で働くケーティと親しくなります。初のデートの約束をしたその日、ハインリッヒは火急の用で国に帰ることになりました。その後、彼は大公になり結婚が決まるのですが、突然訪ねてきた友人の話を訊き、懐かしい居酒屋とケーティの元を訪れるのですが…。ロンバーグがこの《学生王子》を書く際に、元にしたのがドイツの作家マイヤー=フェルスターの「アルト・ハイデルベルク」です。青春時代の鮮烈な思い出と、身分違いの恋を描いたこの甘酸っぱい物語は、数々の映画の原作に用いられたり、宝塚歌劇場で上演されたりと、現代でも変わらない人気を誇っています。映画音楽も得意とするマウチェリが、至るところに散りばめられた甘い旋律を魅惑的に聴かせます。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555058-2

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    J.S. バッハ:カンタータ集 - BWV 32, 57, 58 (ブラジーコヴァー/ヴェルナー/ギーベルハウゼン/ドゥデック)

    ソプラノとバス、2人のソリストによって対話形式で進行する「ダイアローグ・カンタータ」。バッハの作品にも何曲かがその形式によって書かれています。イエスと魂の対話が表現されているという一連の作品は、この時代に書かれたカンタータの中でも最高傑作とされています。ソリストのブラシコヴァはプラハ生まれのソプラノ。2002年にプラハ音楽院を卒業し、中世、ルネサンス、バロック初期の作品を中心に歌っている歌手です。彼女はまたプロのハープ奏者であり、中世の曲を歌う時はしばしば自身で伴奏することでも知られています。ドミニク・ヴェルナーは2002年にライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクールの入賞者。2人とも数々の指揮者と共演し、“バッハ・コレギウム・ジャパン”でも度々ソロとして登場、日本の聴き手にも良く知られています。キルヒハイマー・バッハコンソートは2008年にドミニク・ヴェルナーが設立したアンサンブル。18世紀のレパートリーを中心に活躍しています。オーボエ、指揮を担当するベルナルディーニもバロック音楽のオーソリティ。バッハ、テレマン、ヴィヴァルディを中心に多数の録音があります。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555068-2

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    ヒナステラ:ピアノ作品集(コルスティック)

    ベートーヴェンのソナタ全集を始めとして、すでに40枚以上のアルバムをリリース。ドイツ批評家賞を何度も受賞しているドイツの中堅ピアニスト、ミヒャエル・コルスティックの最新盤は、アルゼンチンの作曲家ヒナステラのピアノ作品集です。ここではヒナステラの出版されたピアノ作品全てのうち、ピアノ・ソナタ第2番を除いた作品全てが収録されています。2016年に生誕100年を迎えたヒナステラの作品は、強い民族色と刺激的なリズムに彩られたパワフルな作品が多く、演奏する際にも卓越した技術とリズム感が要求されますが、コルスティックの演奏は、激しい曲は極めて情熱的に、緩やかな曲はやるせなくと、とびきり完成度の高いものです。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555069-2

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    パルメリ:ミサ・ブエノスアイレス「ミサタンゴ」/タンゴ・グローリア(タウベルト/ラープス/ロッテルダムシジュウソウダン/ザクセン声楽アンサンブル/ユンク)

    タンゴといえば、バンドネオン。このパルメリの「ミサ・タンゴ」はバンドネオンとピアノ、弦楽オーケストラと四部合唱、独唱者のために書かれた、まさにタンゴそのものの曲調を持ったミサ曲です。もちろん歌詞は全てラテン語が用いられています。アルゼンチン生まれのパルメリは、ピアソラの影響を強く受けており、出生地の伝統音楽であるタンゴと、いわゆる「芸術音楽」との融合によって、新たなジャンルを開発したのです。1996年に初演された直後から人気を獲得し、作曲家自身による指揮での演奏も何回も行われていますが、今回はバンドネオン誕生の地であるドイツで演奏されたことでも注目が集まったコンサートのライヴ録音です。刺激的なリズム、サンクトゥスでの妖艶なピアノソロなど、聴き所たっぷりの「現代のミサ曲」となっています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555092-2

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    クロンマー:交響曲第1番 - 第3番(スイス・イタリア語放送管/グリフィス)

    1759年ボヘミアで生まれ、ハンガリーで活躍、一時はウィーンで宮廷に仕えるも、ハンガリーに戻り20年間ペーチ大聖堂の教会楽長に就任した作曲家フランティシェック・クラマーシュ。しかし晩年はウィーンの劇場の楽長を務め、1818年には皇室専属作曲家の称号を得るなど、すっかりウィーンの作曲家として定着。そんな名声を得ていたにもかかわらず、その作品はハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの影に隠れてしまって存在自体すらも忘れられてしまいました。1997年になってようやくチェコの音楽学者カレル・パドルタによって彼の伝記と作品目録が編纂され、名前もドイツ読みのフランツ・クロンマーが定着。クラリネット協奏曲をはじめとした作品が少しずつ見直されてきています。この3曲の交響曲もハイドン風ではありますが、二長調とニ短調が入り混じる第2番の第1楽章など、ユニークな部分の多い魅力的な作品です。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555099-2

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    シャイデマン:オルガン作品全集(フランメ)

    cpoレーベルの"北ドイツのバロック・オルガン作品集"の掉尾を飾る第15集は、ブクステフーデやJ.S.バッハの先駆者としても知られるハインリヒ・シャイデマンの作品集です。10代の終わりに、オランダに行き北ドイツ・オルガン楽派の礎を作ったスウェーリンクに師事、その才能を認められたのか、帰国する際にはスウェーリンクからモテットを献呈されたというエピソードがあります。とは言え、その生涯の詳細はあまり分かっていませんが、30年以上もハンブルクのカタリーナ教会のオルガニストを務め、彼の死後は弟子であったヨハン・アダム・ラインケンがその地位を引き継いだことが記録されています。このアルアバムにはシャイデマンの前奏曲(フーガは曲の中に組み込まれることが多い)と、コラール幻想曲の一部が収録されています。当時のバロック・オルガンが持つ機能を全て駆使した華やかな作品を、教会の響きを存分に取り入れた高音質でお届けいたします。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777562-2

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    クニュプファー:合唱作品集(ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    ライプツィヒの伝統ある教会の一つ、聖トーマスは信仰と音楽の分野で重要な役割を果たしていることで知られます。1212年に修道院が設立されると同時に、少年合唱団も創設され、J.S.バッハをはじめとした音楽家たちが聖歌隊を指揮し少年たちを指導してきました。このアルバムのカンタータを作曲したクニュプファーは、1657年に前任者トビアス・ミヒャエルの死去に伴い、聖歌隊指揮者に就任し、約20年に渡ってこの地位にあった作曲家です。その当時の彼の人気はとても高く、その周囲には才能ある音楽家たちが集まる中でも中心的存在として活躍。その名声は他の都市にも轟き、たくさんの招聘依頼がありましたが、彼は聖トーマスを離れることなく、三十年戦争後の混乱したこの地で音楽を続けていたのです。そんなクニュプファーのカンタータは、福音書と詩篇からテキストを採り、優れた対位法と美しいメロディーに彩られた、17世紀の伝統的なスタイルを取り入れた見事なものです。“知られざる名作”の発掘に尽力するコルテスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスの演奏で。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777884-2