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New Releases - 2017年09月 発売タイトル

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    ケル/ムーラント/ドビュッシー/クライスラー:クラリネットと管弦楽のための編曲集(ケル)

    イギリス生まれのレジナルド・ケル(1906-1981)。ロンドン王立音楽院で学ぶ傍ら、ロイヤル・フィルハーモニック協会のオーケストラで首席奏者を務めるなど、在学中からその存在は注目されていました。/1932年に卒業、その後はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍し、1936年まで演奏しました。トスカニーニにも認められ、ルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めたことでも知られています。以降様々なオーケストラの首席奏者を務め、アメリカに渡ってからはベニー・グッドマンの知遇を得て、彼にクラシックの奏法を教えるなど多方面で活躍しました。この録音は1942年から1955年の演奏で、ドビュッシーから民謡まで多岐に渡るレパートリーを収録。モーツァルト演奏で名高いケルの別の一面を伝える楽しいアルバムとなっています。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Clarinet and Saxophone Classics
    カタログ番号:CC0049

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    カユザック:作品全集(キュペール/ドヴォー/ラニエル/レ・ヴィルトゥオーズ・ド・オペラ)

    フランスで生まれ、父から最初の音楽教育を受けたカユザック。クラリネット演奏家としても作曲家としても名高く、また教育者としてもエドゥアルト・ブルンナーら多くの名手を育て上げた人です。彼は、弟子への手紙に「技術、芸術性、魅力的な響き。これが音楽を演奏するための唯一の手段である」と書き送りましたが、作品にもそのモットーが色濃く表れています。どの曲も魅力的で表現豊かであり、また技術的にも凝ったものが多く、彼が夢中になっていたというモーツァルト、ブラームス、ヒンデミットからの影響もみられます。このアルバムは1984年からパリ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めた他、各地のオーケストラで演奏した名手フィリップ・クーパー(カユザックの孫弟子にあたる)が演奏しており、伝統をきっちり伝えています。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Clarinet and Saxophone Classics
    カタログ番号:CC0065

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    モーツァルト:クラリネット五重奏曲/断章 K. Anh. 88, 90, 91 (ハリス/ローソン/レヴォリューショナリー・ドローイング・ルーム)

    英国のクラリネット奏者コリン・ローソンが演奏した、モーツァルトのクラリネット作品集。コリン・ローソンはピリオド楽器奏者としてハノーヴァー・バンド、イングリッシュ・コンサート、ロンドン・クラシカル・プレーヤーズで首席奏者として活躍、数多くの録音でも知られています。このアルバムは、彼が創設メンバーとなった古楽器アンサンブル「レヴォルーショナリー・ドロウイング・ルーム」とともに演奏したモーツァルトのクラリネット五重奏を中心に、断片や補筆版も含めたモーツァルトの希少クラリネット作品を収録。彼の親しい友人であるマイケル・ハリスとともにモーツァルト時代の復元楽器を用いての演奏です。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Clarinet and Saxophone Classics
    カタログ番号:CC0068

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    ミレッカー:ワルツ、行進曲とポルカ集(ニュルンベルク・フィル/シモニス)

    幼いころから音楽の才能に恵まれていたミレッカー。13歳でウィーン音楽院に入学し、ピアノ、音楽理論、フルートを学びました。16歳のときにヨーゼフシュタット劇場のフルート奏者になったところ、当時の劇場指揮者であったスッペに見い出され、指揮者として活動、同時にオペレッタの作曲もはじめ、とりわけ1882年の「乞食学生」は大ヒットとなり、ヨハン・シュトラウス2世、スッペと並び、ウィーン・オペレッタの黄金時代を代表する作曲家として音楽界に君臨しました。このアルバムでは、いくつかの行進曲やポルカなど、ミレッカーの代表作を収録しています。甘く美しい旋律と軽快なリズム、弦楽の使い方が特徴的な“情緒あふれるオーケストレーション”に彩られた名曲揃いです。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555004-2

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    カバレフスキー:弦楽四重奏曲第1番、第2番(ステンハンマル四重奏団)

    20世紀初頭のソ連における「最も成功した作曲家の一人」がカバレフスキーです。モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を師事、学生作曲家創造集団に入会し、第二次世界大戦中は数多くの愛国的な歌曲を作曲、1940年にソ連共産党に入党。何度もジダーノフ批判にさらされそうになるも、うまく切り抜け「ソ連公認」の作曲家として政府のために寄与しました。そのため、彼の作品はあまり前衛的ではないとされています。この弦楽四重奏曲も洗練された趣きを持つ聴きやすいメロディが特徴ですが、ところどころに斬新な部分や民謡風なメロディがあり、特に大戦後に書かれた第2番では、ショスタコーヴィチを思わせる悲痛な部分も感じられます。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555006-2

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    L. グラス:交響曲第5番/幻想曲(シリニャン/ライン州立フィル/ライスキン)

    ニールセンと同じ時代に活躍したデンマークの作曲家、ルイ・グラス。しかし彼の音楽の源は北欧ではなく、留学先のブリュッセルで影響を受けたフランクとブルックナーでした。それゆえか、その作品も極めて重厚な響きを駆使したドイツ的な雰囲気を持つことで知られています。/スヴァスティカとは日本語で「吉祥=めでたい兆し」といった意味を持つサンスクリット語。「卍」の意味もあり、第二次世界大戦中は、この形を裏焼きしたものがナチス・ドイツの旗印として使われていました。良い意味でも悪い意味でも「象徴」であり、太陽や宇宙を顕すものでもあります。この言葉をタイトルにしているルイ・グラスの交響曲第5番は、やはり彼が影響を受けたとされる神智学の思想に基づいており、宇宙から世界を俯瞰するかのような粛々とした雰囲気に満ちています。「幻想曲」も同じく神智学の教えに基づいており、流麗でありながら、自身の内面を深く見つめるかのような神秘性を持った美しい曲です。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777494-2

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    ハウゼッガー:バルバロッサ/夜に寄せる3つの賛歌(ベーゲマン/ノールショピング響/ヘルムス)

    「自然交響曲」(cpo777237)をはじめとした壮大な作品で知られるハウゼッガー。リヒャルト・シュトラウスやマーラーに次ぐ後期ロマン派の大家でしたが、無調や十二音の潮流に乗ることがなかったため「時代遅れの作曲家」とみなされ第1次世界大戦後にはすっかり忘れられてしまった人です。21世紀になって少しずつその作品が見直されるようになり、録音も増えています。この交響詩「バルバロッサ」は1899年に書かれた彼の第2番目の交響詩。当時のベルリンにおけるワーグナー、ブルックナーの影響の強さと若い情熱に溢れた素晴らしい曲です。ゴットフリート・ケラーの詩を用いた「夜に寄せる3つの賛歌」も爛熟した美しい響きと、堅固な構成を持つ「小さな交響曲」と呼ぶべき歌曲集です。ベテラン、ベーゲマンの渋い歌声が作品を引き立てています。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777666-2

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    グリンカ:室内楽作品集 - 七重奏曲/悲愴三重奏曲/セレナード/3つのロシアの歌(コンソルティウム・クラシクム)

    ロシア国民楽派の祖であり、後のロシア人作曲家たちに多大な影響を与えたミハイル・グリンカ。若い頃にはジョン・フィールドにピアノを習い、イタリアをはじめとしたヨーロッパの諸国で多くの知識を吸収するうちに、却って「ロシアの音楽」に目覚めたという彼の思想は、代表作《皇帝に捧げた命》や《ルスランとリュドミラ》などの歌劇として結実しました。グリンカの室内楽曲は、ロシア的というよりはウィーン古典派の様式に則った作品が多いせいか、あまり知られているとは言えません。しかし耳にする機会の多い「悲愴三重奏曲」も含め、どれも仄暗い抒情を秘めた美しい曲です。注目は「3つのロシアの歌」によるピアノ三重奏曲。グリンカの死後の1880年代、ヘルマンによって編曲された珍しい作品です。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777871-2

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    ブラウンフェルス:弦楽四重奏曲第1番、第2番(アウリン四重奏団)

    このアルバムが最初にリリースされた1990年代の終わり頃、ヨーロッパを中心に「頽廃音楽=ナチスによって禁止された音楽」の復興が始まりました。このブームに乗って、コルンゴルトを始めとした何人かの作曲家が完全に再評価されましたが、ブラウンフェルスは残念ながら、あまり注目を浴びることはありませんでした。しかし最近になってヨーロッパを中心に復興が進み、数多くのアルバムがリリースされています。この弦楽四重奏曲集も、ずっと廃盤になっていましたがブームの一環によって再リリースとなりました。後期ロマン派の作風による極めて美しい音楽です。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999406-2

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集(ソルダーノ)

    以前は、一部のギター作品のみで知られていたユダヤ系イタリアの作曲家、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。20世紀の終わり頃から作品の復興が進み、数多く書いたものの、ニーノ・ロータの影に隠れてしまった感のある「ハリウッドの映画音楽」や興味深い管弦楽曲、歌曲などが少しずつ演奏され、録音の機会も増えてきました。しかし、彼が最も得意としていたピアノ曲(彼自身も優れたピアニストだった)に関しては、まだまだ未知の分野。このアルバムにも世界初録音の2つの組曲の他、興味深い作品が並んでいます。素晴らしい演奏を披露しているのは、アルド・チッコリーニの愛弟子アルフォンソ・ソルダーノ。以前リリースされたボルトキエヴィチのアルバムが高く評価されています。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25152