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Naxos Historical: アルバム一覧

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    メンデルスゾーン/シューマン:三重奏曲集 1 (ティボー/カザルス/コルトー)(1927-1928)

    トリオとして名をはせた3人組は多く存在すれども、各々が才人であっても独奏者の競演的集まりであったり、メンバー一人では独奏者足りえないが、三人集まれば文殊の知恵的グループであったり、その性格はまちまちでした。このCDの3人組は各人独奏者としても一流であり、同時に「調和」を最大の理念として掲げたという点で、近代のトリオ史上きわめてユニークかつ偉大な存在でした。知的なコルトー、情緒のティボー、そして使徒カザルス。フランコ=スペイン流派の最上の音楽性を具現化したといって過言ではないトリオの金字塔たる一枚です。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110185

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    メンデルスゾーン/チャイコフスキー/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集(ミルシテイン)(1940-1945)

    堅固な技巧を持つヴァイオリニストであったミルシテインですが、彼は技巧のみを前面に出すことを嫌った演奏家でもありました。しかしながらひとたび必要とあらば、同時代のどのヴァイオリニストにも引けを取らない技巧を持って、作品を絢爛たる物にする能力を持っていました。彼はチャイコフスキーの協奏曲を5回録音していますが、その中でもっとも華々しい名人芸を披露しているのが、このCDに収録されたストック指揮の盤です。第3楽章のめくるめく技巧とスピード、そしてラプソディックな解釈は、最良のロシア楽派を伝える演奏です。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110977

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    メンデルスゾーン:無言歌集(フリードマン)(1930-1931)

    録音を残したピアニストの中で、もっとも偉大な存在の一人がフリードマンであることは、具眼の聞き手の間で意見が一致するところです。ハンガリー狂詩曲で見られるような大向こうを唸らせる圧倒的な技巧も持つ一方、無言歌のような小品を隅々まで磨き上げ、絶妙なルバートやフレージングなどによって、曲に色彩や陰影を付与する能力も持っていました。9の「失われた幻影」は、最も美しい録音のひとつでしょう。また「クロイツェル」では単なる伴奏にとどまることなく、古典的なストーリー・テリングの才を遺憾なく発揮しています。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110736

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    メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(メニューイン/フルトヴェングラー/ミュンシュ)(1951-1952)

    神童メニューインはわずか8歳にして、古今東西で最も知られているメンデルスゾーンの「ホ短調」協奏曲を弾き、22歳で初録音をしました。生涯4回の録音を残しましたが、このCDに収録されているのは2回目のものです。エネスコ指揮の1回目の録音に比較的高い評価がなされていますが、このフルトヴェングラーとBPOという重鎮オケと若いメニューインとの組み合わせも名高く、特に第3楽章での熱のこもり方が聞き逃せないでしょう。同じくメンデルスゾーンの、珍しい「ニ短調」も取り上げられていますが、これは同じ神童の佳作へのオマージュかもしれません。ブルッフの第1番は天かけるヴァイオリンともいうべき好演で、ミュンシュとの唯一残された録音です。(2005/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110991

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    メンデルスゾーン/モーツァルト/バッハ/:ヴァイオリン協奏曲(オイストラフ/オーマンディ)(1955)

    一つの作品を演奏する時、オイストラフは入念に楽譜を分析し、音楽的な理解をより深め、技術的な面を確実に仕上げて取り組んだといわれています。しかし彼はその努力を前面に打ち出した衒学的な演奏をすることを好みませんでした。作品を咀嚼する能力、高い技術力(特にその運弓法)、過度に情緒的に陥らない美音、それらが過不足なくミックスされることによって奏でられる音楽は、まごうことなく「オイストラフ・ワールド」でありながら、また作曲家の個性をも十二分に表出するものでした。このCDに収録された3つの協奏曲では、彼のそうした高い能力を聴くことができます。とりわけメンデルスゾーンの最終楽章の飛翔感は、録音に残された演奏のなかでは比類ないものといえるでしょう。(2007/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111246

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番(メニューイン)

    メニューインの師エネスコは、彼が10歳の時に弾く「詩曲」を聴いて、30歳のヴァイオリニスト並みの技巧と深き詩情があると賛嘆した、と語り継がれています。時を経て30代半ばで録音した「詩曲」には、技巧の卓越さはもちろん、まごうことなくその狂おしいばかりの詩情はが溢れており、この演奏はメニューインの金字塔の一つと数えても間違いないでしょう。他にまだ10代終わりで収録した2つの協奏曲と「無窮動」は、モーツァルトの品格、パガニーニのめくるめく絢爛さ、ノヴァーチェクにおけるダッシュのすさまじさと、まさに神童の残した奇跡とも言える演奏です。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111135

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(デ・ヴィート/ビーチャム/ファン・ケンペン)(1941, 1949)

    (2010/02/23 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111349

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 61(シゲティ)(1932, 1934)

    エジプトのアレキサンドリアでの演奏会で絶賛されたモーツァルトのニ長調、その洗練さと優雅さ。学究肌のイメージが付きまとうシゲティですが、実際の演奏はみずみずしく、品格にあふれるものでした。そしてもう一方のベートーヴェン。これこそ近代ヴァイオリニストが録音に残した演奏の最高峰です。このシゲティ+ワルターのものに勝るものは無いと断言できます。完璧という言葉を演奏に用いることが許されるのならば、この録音にこそ与えられるべき賛辞です。もはや解説など無用。このCDを聴くこと、それがすべてです。(2001/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110946

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    モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲/エルガー:ヴァイオリン・ソナタ/他(サモンズ)(1926-1935)

    ビーチャムの才能を見出され、エルガーとディーリアスの協奏曲の演奏によって名声を築きあげたサモンズは、まさにイギリスが生んだ偉大なヴァイオリニストでした。数人の教師にはつきはしたものの、彼がほとんど独学であったことも驚かされます。にも関わらず、彼のテクニックは申し分なく(傲然たるテクニックを誇るものではなかったにせよ)、その音色の暖かさ・豊かさ、そしてバランス感覚のとれた解釈は、高く評価されました。1927年に入手したゴフリレルというヴァイオリンを使っていたことも、弦楽器ファンの興味を惹くところでしょう。(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110957

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    モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 (ブラウンリー/アイジンガー/ヘレツグルーバー/グラインドボーン祝祭管/ブッシュ)(1935)

    1934年と35年に、イギリスのグラインドボーン音楽祭での上演にもとづいてスタジオ録音された、史上初の《コシ・ファン・トゥッテ》の全曲録音です。20世紀はじめまでは、内容が「不謹慎」だと軽んじられることも少なくなかったこのオペラ、以後は次第に評価を高め、表面のおふざけの陰にひそむ深い人間洞察と性格描写が脚光を浴びることになりました。再評価のきっかけの一つとなったのが、1930年代のグラインドボーン音楽祭での上演とこの全曲盤だったのです。指揮のフリッツ・ブッシュ(1890~1951)は、このオペラをとりわけ愛した人でした。(山崎浩太郎)(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110280-81