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Toccata Classics: アルバム一覧

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    F. クープラン:2台のクラヴサンのための作品集 1 (バックリー/J. シュワルツ)

    多くの音楽家を輩出したフランスの「クープラン家」。この中でも一際才能があったのは、この「フランソワ・クープラン(1668-1733)」でした。彼の作品の中でも最も知られているのが、4巻からなるクラブサン曲集で、この中には230もの小さな曲がひしめきあい、小さな組曲を形成しています。当時の組曲は大抵、アルマンドやクーラント、ガボットなどというよくある名前がついていましたが、クープランの作品はもっと多彩な名前を持ち、このアルバムにも収録されているような人の名前や感情を示す言葉が使われた楽しいものとなっています。この2台のハープシコードのための作品集は、通常1台のハープシコードで演奏するクープラン作品のうちの何曲かについて、クープラン自身が「2台で演奏するのが望ましい」と書き記していたという言葉を忠実に守ったもので、実際に聞いてみると、その迫力に驚くと同時に、この色彩感に圧倒されることは間違いありません。第2集も楽しみです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0203

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    シュルマン:室内楽作品集 2 (グリーンスミス/コルジェフ/ローゼングレン/リリス四重奏団)

    東インド諸島に生まれ、1981年以来アメリカに拠点を置き活躍しているイギリス系オランダの作曲家シュルマン(1924-)。このアルバムは彼の90歳の誕生日を記念してリリースされます。彼の第1集の室内楽作品は、異国情緒を感じさせる豊かな香りを持つ作品が評価されましたが、この第2集は更に多彩な作品が集められています。2つの弦楽四重奏曲は今世紀になってから書かれたもので、彼の人生の集大成ともいうべきものですが、注目すべきは1967年に書かれた「幻想曲」で、当時の潮流を反映した興味深い作品と言えそうです。(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0220

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    アーネル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(ウェストネージ/ダン)

    アメリカで評価された2人の英国作曲家のヴァイオリン作品集。
    アルバムにソナタ1曲のみが収録されているベイトは、20歳で2曲の歌劇を作曲するほどの早熟な才能の持ち主でした。パリに留学しナディア・ブーランジェに学び、ベルリンではヒンデミットに師事、劇音楽作曲家として、またアメリカではピアニストとしての才能が評価されましたが、残念なことに48歳の若さでこの世を去ってしまい、作品はほとんど忘れられてしまいました。アーネルはアイアランドに師事した作曲家。ロンドンとアメリカの両方で、バレエ音楽や劇音楽が成功を収めました。このアルバムで聴くことのできるヴァイオリン作品は、劇的でエネルギッシュ。「アメリカの主題による変奏曲」の刻々と変貌する雰囲気がアーネルの特徴を物語っています。
    (2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0492

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    アーノルド:美食大協奏曲/交響曲第9番(ゴルバチョヴァ=オギルヴィ/リエパーヤ響/ギボンズ)

    2021年に生誕100年を迎えるマルコム・アーノルド。優れた映画音楽の作曲家として、また20世紀イギリスを代表するシリアスな交響曲の作曲家として評価されています。このアルバムに収録された2つの作品は、アーノルドの対照的な側面をはっきりと示しています。タイトルを見るだけでも興味深い「美食大協奏曲」は、陽気で親しみやすいアーノルド。1961年に初演された"ホフナング音楽祭(イギリスで開催されていた抱腹絶倒の冗談音楽祭)"のための作品で(アーノルドは音楽祭の創設者で漫画家のジェラルド・ホフナングの友人だった)、一連のコース料理が音で描かれています。ウェイターが儀式用のナプキンを運び入れ、牡蠣をはじめとしたオードブル、スープ、メインのローストビーフ、チーズと続き、デザートのピーチメルバ(こちらはグノーのアヴェ・マリアのパロディ)が到着。そしてコーヒーと食後酒で締めるというもの。本来はウェイターが大きな役割を占めますが、音だけで聴いても存分に楽しめます。この曲は世界初録音です。転じて、交響曲第9番はシリアスな音楽。病と闘い完成が大幅に遅れてしまったこの曲、アーノルド自身が「地獄を通り抜けた」と語った後に作曲されただけあって、暗鬱な第4楽章の最後で光が差すような長調への転調が強い印象を残します。(2021/10/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0613

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    アーマス:オルガン作品集(レヘトラ/コムライネン)

    (2019/09/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0525

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    アキメンコ:ヴァイオリン作品集(チュロチニコヴァ)

    ウクライナ北東部の都市ハルキウに生まれ、ストラヴィンスキーの初の師匠としても知られるアキメンコ(1876-1945)の作品集。彼が生まれる以前、18世紀から19世紀にかけてのロマン主義と民族主義の高まりにより、ウクライナ人の民族運動も盛んに行われていました。しかしロシア帝国はこれを許さず、ウクライナを「リトルロシア化」するための政策を実行、1863年には文学作品以外のウクライナ語の書物の出版、流通を禁止するヴァルーエフ指令が出され、1873年には更に規制が厳しいエムス法が制定され、ウクライナの人々は抑圧された生活を送っていました。そんな時期に活動したアキメンコですが、その作品は、ロシア風の彩りと重厚な響きを持ち、師であるバラキレフとリャプノフの意思を引き継いだ抒情的な雰囲気も備えています。1923年に彼は亡命を選択、1929年にフランスに行きこの地に落ち着くこととなります。そんな時期に書かれた「ロシア風メロディ」には強い望郷の念が込められた名曲です。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0352

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    アグニュー:ピアノ作品集(マッカラム)

    20世紀初頭のオーストラリア出身の作曲家の中で、数少ない国際的な成功を収めた一人、ロイ・アグニューのピアノ曲集。ドイツ・ロマン派から印象派、新古典派までありとあらゆる外部の影響を上手く取り込み、自身のスタイルに反映させた人です。作品はバラエティに富み、幅広い魅力を備え、かつロマンティックなスタイルを持っています。即興的なフレーズが次々と現れるラプソディ、ラヴェルを思わせる変幻自在なトッカータなど、冒頭の2曲を聴いただけでも、アグニューの多彩な作風とセンスの良さを知ることができます。また、抒情的な作品ではスクリャービンの神秘性も感じさせます。万華鏡を覗くかのような楽しさが味わえる1枚です。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0496

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    アシュトン:チェロとピアノのための作品集 1 (アッバーテ/ミゼルスカ)

    (2012/12/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0143

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    アシュトン:ピアノ作品集 1 (グリーンウッド)

    1869年にイギリス、ダーラムで生まれたアシュトンは、数多いイギリスの作曲家の中でもほとんど知られていません。ピアノ音楽を多数書いたとされます。最近になってようやく数曲のピアノ・ソナタが録音されたようです。彼の作品の全貌を知るにはまだまだ時間が必要なのでしょう。そんな彼の音楽は、豊かな旋律に満ちた魅力的なものです。比較的初期の作品である「夜想曲とメヌエット」での湧き上がるような喜びの歌、晩年の作品であろうピアノ・ソナタでのブラームス風な響き。など興味深い作品が並びます。評論家バウトンは、彼の音楽についてこのように書いています。「空想の世界でヒバリが喜びに声を震わせて歌うように、アシュトンは音楽に気持ちを注ぐ」・・・聴き手の心にも翼をもたらす美しい曲ばかりです。(2010/08/18 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0063

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    アドラー:室内オーケストラのための作品集(ニューヨーク・クラシカル・プレイヤーズ/キム・ドンミン)

    ユダヤ系ドイツの作曲家・指揮者サミュエル・アドラー。聖歌隊のカントルを務めていた父のもと、早くから音楽的な才能を示したアドラーですが、11歳の時に家族とともにアメリカに亡命。やがてヒンデミット、コープランド、トンプソンらに学ぶことで作曲家として活動することを決意、以降、アメリカの現代音楽にユダヤ音楽の伝統を加えた独特の音楽を数多く書いています。このアルバムにはバロック期のコンチェルト・グロッソ様式を採り入れた「アルコス協奏曲」を中心に、オリジナルの作品と、バッハへのオマージュ、そして伝統への敬意が感じられるアイヴズとホルストの作品を弦楽オーケストラ用に編曲した作品を収録。多彩な作風を味わえます。2010年に指揮者キム・ドンミンによって設立されたニューヨーク・クラシカル・プレイヤーズは「優れた音楽を聴くことは基本的人権の一つである」という信念のもと、ニューヨーク都市圏で開催するコンサートをすべて無料で提供するアンサンブル。その理念に共感した名手たちと共演することでも知られています。(2022/04/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0642