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フランス後期バロックの作曲家アルドゥアン(1727-1808)。彼は質素な家庭に生まれ8歳の時にランスの大聖堂聖歌隊員となり音楽教育を受けました。その後は神学校に入り、1751年には正式な聖職禄を受け、合唱団の音楽監督を引き受けます。1749年からランスの新しい音楽アカデミーの監督を務めましたが、宗教的な典礼を大切にしていたアルドゥアンは、世俗音楽の需要の高まりに反発し、1773年にはこの地位を退いてしまいます。この「4声の無伴奏ミサ曲集」は1772年に出版された6曲からなるミサ曲集で、革命前のフランスで広く流通していたもの。現在ではほとんど演奏される機会がありませんが、ティモシー・J・クリューガーが指揮するセント・マーティン室内合唱団が見事に作品をよみがえらせています。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0423 |
モスクワに生まれ、母親からピアノの手ほどきを受けたアレクサンドロフ(1888-1982)。最初はタネーエフに作曲を習い、その後はモスクワ音楽院でセルゲイ・ワシレンコに師事しています。管弦楽作品もありますが、その作品のほとんどはピアノ曲と、ピアノ伴奏付きの歌曲であり、スクリャービンとメトネルの良いところどりのような後期ロマン派のスタイルを汲む独自の作風が魅力的です。ピアノ・ソナタは全14曲。ここでは中期の第8番を中心に、様々な年代の小品を収録。ロシア・ピアニズムにおける忘れられた作品をお楽しみいただけます。(2014/01/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0186 |
アナトーリ・アレクサンドロフ(1888-1982)は、ロシア・ピアニズムの伝統をしっかり継承している作曲家として知られ、その作品は、ラフマニノフ、スクリャービン、ショスタコーヴィチ、ギレリスなど様々な作曲家や演奏家にインスピレーションを与えています。作風はよく言われるように「メトネルとスクリャービンの中間」のようなものではありますが、決して前衛的にはならず、程よいロマンティシズムを保った親しみやすいものです。この第2集には彼の初期の作品が収録されており、これらは発表当時にも高い人気を誇ったというものですが、後期の単純化された新古典主義風の音よりも、より実験性が高く(だからこそ評価されたのでしょう)印象主義的で神秘的な音であり、確かにスクリャービンの響きに近いものがあります。ここでピアノを弾いているキョンアは、第1集でその幅広いデュナーミク、華麗な音色、そして卓越した技術を高く評価されました。将来が楽しみなピアニストです。 【第1集…TOCC0186】(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0216 |
破天荒な自叙伝「音楽の悪童」で知られるジョージ・アンタイル。1920年代からユニークな作品を書き、時代の最先端を行く作曲家としての位置を確立していましたが、1930年代から亡くなるまでの20年間は、若干落ち着いた作風となり、映画音楽などの伝統的な作品を多く残しています。このアルバムに収録された後期のピアノ曲は、どれも平易な曲調を持つ楽しいもの。美しいワルツの中に、時折り、謎めいたハーモニーが差し込まれることもありますが、これこそ「音楽の悪童」の面目躍如といえるもの。アイロニーに満ちた作品をお楽しみください。(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0447 |
オランダの作曲家ヘンドリク・アンドリーセン。管弦楽作品は演奏されるものの、ピアノ曲はほとんど演奏されることのない“未知の領域”に属しています。アンドリーセンはほぼ50年に渡ってピアノ曲を書いており、初期の作品には先人たち、バッハやブラームス、フランク、ヒンデミット、ラヴェルやフランス印象派の影響が見られますが、優れたオルガン奏者でもあった彼は、実演での即興演奏を得意としていただけあってか、年代を追うごとに旋律も和声も枠に縛られない独自の技法に基づいた作品を生み出して行きます。1910年代の初期のフーガと1966年のソナタ第2番を比べると、その音楽的深化は歴然としています。アメリカ、サンアントニオ出身の若手ピアニストで作曲家でもあるニドガーによる演奏です。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0436 |
ノルウェーの映画監督Trygve Luktvasslimoが、地球の気候変動問題をテーマにして2019年に制作した映画『Shallow Water Blackout:The Vegan Toothbrush(日本未公開)』。監督からの依頼を受け、この映画に音楽を付けたのがスウェーデンのオルガニスト・作曲家グンナー(グンナルとも)・イーデンスタムでした。彼は映画の主題でもある「水」をモティーフにしたオルガンの即興的な演奏を交えた組曲「ロフォーテン・メディテーションズ」を映画用に作曲。映像に緊迫感を与えることに成功しています。(2023/09/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0694 |