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指揮者としても活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ。彼が愛する後期ロマン派の作曲家、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの足跡を辿るかのように、タバコフも大規模な作品を次々と発表、現在では9曲の交響曲を発表するまでになりました。彼の作品は、マーラーのように強力で叙事詩的であり、人間の暗い側面にもつぶさに光を当てています。それは1980年代に書かれた第1番の交響曲から顕著で、冒頭から迫力に満ちた音楽が展開され、息つく暇もありません。2007年のヴィオラ協奏曲も迫力ある音で構成されており、暴力的なエネルギーが炸裂するかと思えば、荒涼とした世界が広がる、まるでショスタコーヴィチの作品のような様相を見せています。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。/(2017/09/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0410 |
ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフの交響曲全集。常に叙事詩的なスコアで、人間の精神の深淵を描くことを探求しているタバコフ、この第3集に収録された1985年作曲の「オーケストラのための演奏会小品」は暴力的で野心溢れる小品。1997年の「交響曲第4番」でもその作風は変わっていません。ゆったりとしたテンポを持つ第1楽章と第3楽章は、悠然たる氷河を思わせる冷たさが感じられるものの、第2楽章には快活なブルガリアのダンスが置かれており、楽章間のコントラストに工夫が凝らされています。暗く激しい終楽章での感情の爆発も印象的です。(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0467 |
指揮者として世界で活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ(1947-)は、日本へも自国やトルコのオーケストラと共に訪れ、オーケストラ・アンサンブル金沢などでは自作のコントラバス協奏曲を演奏するなど日本でも馴染みのある存在です。作曲家としても9つの交響曲をはじめ、様々な作品を世に出しています。作品の多くは大規模で人間の暗い側面に光を当てる厳かな作風が特徴です。ここに収録された「交響曲第2番」は2つの楽章から成り、第2楽章の野性的で足を踏み鳴らすような騒々しさは、第1楽章で悲しみに打ちひしがれ、蓄積されたエネルギーの解放のようです。「交響曲第6番」は4楽章から成り、ショスタコーヴィチ中期の作品のような荒涼とした悲劇的な世界観が広がります。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0562 |
秘曲づくしのTOCCATAの人気シリーズの一つが、ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフの交響曲集全集です。この第7集には2015年の「第9番」と、1979年の「15の弦楽器のための協奏曲」が収録されています。交響曲第9番は、オーケストラの表現能力の極限を探る純音楽作品として書かれており、表題性はないものの彼の作品によくあるように、荒々しいオーケストラは混迷する社会を、ソロ楽器の旋律は人間の尊厳をたたえる声のように聴こえます。冒頭楽章には壮大なアダージョが置かれ、躍動感あふれる第2楽章のスケルツォが続きます。そして穏やかなラルゴを経て、ゆったりとした楽想で始まる最終楽章は、激しく荒々しいアレグロ・モデラートに変化。古典的な形式を継承した見事な作品に仕上がっています。「15の弦楽器のための協奏曲」は習作であるものの、各楽器の超絶技巧が際立つエネルギッシュな作品です。(2022/09/16 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0636 |
このアルバムの作曲家レオポルド・ダムロッシュ(1832-1885)は、プロイセンで生まれ、ヴァイオリンを学び目覚しい才能を発揮するものの、音楽家になることを両親に反対され、ベルリン音楽大学で医学を学び、1854年に医学博士号を取得します。しかし、その類い稀なる才能をフランツ・リストに認められたため、結局は音楽家になることを決意します。その後はブレスラウ(現ポーランド領)にオーケストラを設立し、指揮者としてこの地で活躍しますが、1871年にアメリカに移住、ニューヨークにも重要な音楽機関(オラトリオ協会)を設立し、バッハやヘンデルなどのバロック作品を演奏、またメトロポリタン歌劇場でも指揮をするなど目覚しい活動をしたのです。そんな彼自身の作品からは、当時の例に漏れずワーグナーやブラームスの影響も感じられますが、なんと言ってもオーケストレーションの見事さは特筆すべき点と言えるでしょう。交響曲の第3楽章に置かれた悲痛な「葬送行進曲」が耳に残ります。また、シューベルトの「軍隊行進曲」オーケストラ版は彼のお気に入りのアンコールピースでした。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0261 |
18世紀最大のヴァイオリニスト、作曲家の一人ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)。あの名作「悪魔のトリル」の伝説的逸話で知られていますが、他にも、現在では当たり前となっている重音奏法や、近代的な運指法を確立し、また多くの理論書も残した「近代ヴァイオリンの父」とも言える人でもあるのです。この「小さなソナタ」は音楽辞典などでは「25曲」とされていますが、今回、ヴァイオリニストのピーター・シェパード・スケアヴェズが、独自の研究を重ね、以前の版では見過ごされてしまった作品を含むため「30の小さなソナタ」として演奏しているものです。"小さなソナタ"と言うものの全てを演奏するには6時間以上を要する大作であり、バッハの無伴奏に比肩する重要な作品としても評価されるのではないでしょうか?(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0208 |
18世紀最大のヴァイオリニスト、作曲家の一人ジュゼッペ・タルティーニ。あの名作「悪魔のトリル」の伝説的逸話で知られていますが、他にも、現在では当たり前となっている重音奏法や、近代的な運指法を確立し、また多くの理論書も残した「近代ヴァイオリンの父」とも言える人でもあるのです。この「小さなソナタ」は音楽辞典などでは「25曲」とされていますが、今回、ヴァイオリニストのピーター・シェパード・スケアヴェズが、独自の研究を重ね、以前の版では見過ごされてしまった作品を含むため「30の小さなソナタ」として演奏しているものです。"小さなソナタ"と言うものの、全てを演奏するには6時間以上を要する大作であり、バッハの無伴奏に比肩する重要な作品としても評価されるのではないでしょうか?(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0146 |
「悪魔のソナタ」で知られる18世紀最大のヴァイオリニストであり、作曲家でもあったジュゼッペ・タルティーニが生涯の最後に作曲した「小さなソナタ」集。この曲集は音楽辞典などでは「25曲」とされていますが、今回、ヴァイオリニストのピーター・シェパード・スケアヴェズが、独自の研究を重ね、以前の版では見過ごされてしまった作品を含むため「30の小さなソナタ」として演奏しています。"小さなソナタ"と言うものの全てを演奏するには6時間以上を要する大作であり、バッハの無伴奏に比肩する重要な作品としても評価されるのではないでしょうか?(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0363 |