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アーリー・ミュージック・コレクション

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    モンテヴェルディ:マドリガーレ集第6巻(1614)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ)

    男性の歌手のみを起用し、重心の低い音域で奏でるモンテヴェルディのマドリガーレ集。当2枚組は、数多いモンテヴェルディ作品の中でも最高峰と言える「アリアンナの嘆き」と「いとしい女の墓に注ぐ恋人の涙」を含む第6巻を収録。他にも「西風がかえり」や「静かな川のほとりで」などの名作も含み、モンテヴェルディを知るためには、まずこの巻をはずすことはできません。その上、他の作曲家の作品と共に出版された、単独の珍しいマドリガーレを全て集めるという、貴重なカップリングを実現しました。「アリアンナの嘆き」は、独唱歌手によるバージョン(簡素な伴奏を従え、一人で歌うからこその痛切感を表現)も網羅しています。(2007/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555312-13

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    モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ)

    5声のパートの絡み合いで伝統的なマドリガーレを完成させたモンテヴェルディが、この第5巻に至って大胆な一歩を踏み出したとされる意欲作。今日でも腕自慢の古楽演奏家たちが競ってとりあげてきています。ナクソス盤の特徴は当然、男性だけによる歌唱ということになりますが、この重心の低い響きには抗し難い魅力があります。刺激的に演奏されることが多い昨今にあって、聴き手の心を落ち着かせ、安らぎを与えると言っても過言ではない、不思議な感触。雄弁な器楽部分も聴き逃せません。「蝶々が少しずつ飛び回るように」から切れ目無しに連続して、モンテヴェルディの最高傑作の一つと言える「こんなにすばらしい響き」になだれ込みます。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555311

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    イタリアのドラマティック・ラメント集

    17世紀イタリアで好まれたラメントは、音楽家のパトロンたちのために書かれた、詩と音楽のコラボレーションとも言えるジャンルでした。楽譜上ではシンプルなメロディーと伴奏の骨格だけしか記されていませんが、演奏家たちは、あたかもジャズの即興のように音楽を自由に飛翔させます。当盤でナクソスが自信を持ってご紹介するアメリカの古楽グループ、キャタクースティック・コンソートも、個性的な絶妙の技を見せてくれます。時代を超えて聴き手の涙を絞ってきた「アリアンナの嘆き」や、このジャンルでは最高の愛の歌「麗しのアマリッリ」など、名曲揃い。歌が入らない「パッサカリア」なども聴き逃せない質の高さ。演奏家の違いによる音楽の変化をお楽しみください。(2005/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557538

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    モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4巻(1603)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ)

    モンテヴェルディの「マドリガーレ集第4巻」は、正に画期的な、音楽史上で特筆すべき作品です。既に作曲者が作曲したマドリガーレにおいても、言葉と音楽との関係において新しい世界を切り拓いていたわけですが、「第4集」では天才が更に一歩を踏み出し、大きな飛躍を成し遂げたのです。その音楽は、人間の純粋な感情を描出することに成功し、その後の声楽曲の発展の礎とも言えるものです。当盤では、当時の演奏様式の研究から、女性を使わず全てのパートを男性歌手だけで歌い、曲によって無伴奏、あるいは最小限の通奏低音付を使い分けます。その幽玄とも言える感触は、この曲集を既によくご存知の方にも、新しい体験となるでしょう。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555310

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    アリオスティ:6つのカンタータ/ロカテルリ:トリオ・ソナタ ホ短調/ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ニ長調(ムジカ・ソラーレ)

    アリオスティという作曲者名を聞いてもピンと来る人は少ないでしょう。しかし彼は、多作の作曲家として存命当時から知られ、オペラ作家としてヘンデルと並んで名前を挙げられたほどの人物です。その才能は当盤に収録された、世界初録音となるカンタータ集「愛の盛衰」からもわかります。多くても4人の器楽奏者とソプラノまたはアルト独唱というシンプルな編成ながら、美しくもドラマティックな音楽は、吸引力満点です。眼前に音楽が繰り広げられているかのような録音が音楽の感動を伝えてくれます。日本人の尾崎俊徳氏が器楽で演奏に参加している点にもご注目ください。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557573

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    レオニウス/ペロティヌス:ノートルダム大聖堂の音楽(トーヌス・ペレグリヌス/ピッツ)

    単声部の旋律だけの音楽から、複数の声部の音楽への進化は、西洋音楽の発展の上で、革命的な出来事だったことは言うまでもありませんが、「ノートルダム楽派」云々の能書きは知らなくても大丈夫。ペロタンやレオナンの多声音楽の衝撃的な美しさ!一体これらの音楽は、当時どのように、教会に鳴り響いていたのか。我々の好奇心を刺激して止まないオルガヌムの世界を、是非とも知っていただきたいのです。演奏するトヌス・ペレグリヌスは、英国の腕利き合唱歌手たちを集めており、録音の良さも相俟って、絶対的な美を提示します。女性を混ぜていることも演奏の特長(「ペロタン: 大司祭らは座にありて(4声オルガヌム)」は絶品)。各曲の歌手の構成は解説をご覧ください。(2005/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557340

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    カリッシミ:オラトリオ「エフタの物語」/「ヨナの物語」(コンソルティウム・カリッシミ/ザノン)

    壮大なオラトリオと言えば「メサイア」などを作曲したヘンデルを思い出しますが、このジャンルの先駆者こそ、イタリア人カリッシミです。とびきりの名曲が「エフタの物語」で、旧約聖書を題材に、劇的なオラトリオに仕立てました。声楽曲の系譜を知る上で、欠かすことのできない作曲家であり、作品なのです。他の2曲も耳を傾ける価値は十分。素晴らしいエフタの娘役など、ここで磨きぬかれた名演を聴かせてくれるのは、作曲者の名前をいただく演奏家集団。当然イタリア人が中心ですが、ソプラノ歌手に日本人の名前も見えます。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557390

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    モンテヴェルディ:マドリガーレ集第3巻(1592)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ)

    モンテヴェルディが活躍した宮廷の記録を再点検した結果、当時のマドリガーレの演奏は男声のみによることが通常だったとの結論に至った(詳細は指揮者による英語解説をお読みください)、こだわりのモンテヴェルディの第3集。言葉と音楽との関係を追及した作曲家が、先行する2つの曲集から一段と進歩したことが伺えます。日本でも混声合唱団がしばしば取り上げるように、20世紀後半では普通だった女声歌手が加わる演奏に慣れた古楽ファンの耳には、最初は奇妙に感じられることでしょう。真にオーセンティックな演奏とはいかなるものか、議論の余地はまだまだ残されているのです。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555309

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    モンテヴェルディ:マドリガーレ集第2巻(1590)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ)

    バッハ以前の作曲家で一番に覚えたい天才モンテヴェルディ。僅か22歳で出版した「マドリガーレ集第2巻」こそ、イタリア語と音楽との融合の見事さで、その天才ぶりを強烈にアピールした、画期的な作品集です。当盤の特徴は演奏の独自性。どちらかと言えば女性を加えた混声アンサンブルで歌われることが多いモンテヴェルディを、カウンターテノールも含め男性歌手だけで演奏。決して音色が単調になることなく、ドラマティックな歌唱を実現しています。曲によっては楽器で低音を増強。曲順が通常と少し違いますが、これは初出版時のものを採用するという、指揮者ロンギーニのこだわり。新しいモンテヴェルディ像を提示します。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555308

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    トゥルネーのミサ/ルカ受難曲(トーヌス・ペレグリヌス/ピッツ)

    ここに収録された2曲は、ミサ通常文を通して作曲したミサ曲として、またキリストの受難をテーマにした受難曲として、共に世界最古のものの一つとされるものです。時に耳に刺激的に響く、この時代独特の和声感覚や、無伴奏で人間の声だけで演奏される、不思議な静けさをたたえた音空間は、現代人には衝撃的なほど新鮮に感じられます。バロック音楽以降のミサ曲や受難曲を聴きなれている方には、音楽史の発展を知るための必須素材になることでしょう。トヌス・ペレグリヌスによる演奏が、これまた絶品。音楽史入門に、この上ないお薦め盤です。(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555861