smorzando(スモルツァンド)= だんだんと遅く、消えるように
※強弱と速度に関する楽語
本作は哀愁を帯びたせつないクラシックを収録した
コンピレーションアルバムです。
定番以外の知られざる佳曲を中心に選んだサウンドは、
そのどれもが心の琴線に触れる美しさ。
たゆたう旋律、切迫し続ける音色、どこか懐かしいメロディ…
胸がしめつけられながらも、不思議と満たされていく感覚。
音楽は感情の代弁者です。
哀しみはもちろん苦しみ、喜び、どんな感情にでも寄り添い、
それと見事な調和を繰り返し、ゆっくりと揮発する。
そして気づいたときには、ニュートラルな自分を取り戻せている。
これは感情と音楽の性質を合わせることで脳が落ち着く
《同質の原理》がもたらす効果だと言われています。
『哀愁デイズ』では“せつなさ”という極めて日常的な感情に注目。
あなたのせつなさに共感してくれる音楽が、きっと見つかるはずです。
ただただ、耳をゆだねる。
これが音楽の処方箋。
■ 収録楽曲: