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「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)サウンド・イメージ・アルバム<配信限定>
ドラマチックな音楽で名作文学を再現!
読みながら聴いて楽しめるサウンドトラック風アルバム(配信限定)
「カラマーゾフの兄弟」は、19世紀のロシアで生まれた不朽の名作文学であると共に、「現代の預言書」とも喩えられ、戦後の日本においても、その時々の社会問題や文化事象を予見するバイブルとして、定期的にブームを呼んできました。特に2000年代後半以降は、新訳の刊行、謎解き本や続編ミステリーなどの相次ぐ刊行、歌劇やダンスの舞台化、テレビ・ドラマ化など、派生コンテンツまで含めた大ブームが起きています。
本アルバムは、そんな「カラマーゾフの兄弟」のストーリーをイメージして構成された、サウンドトラック風のクラシック・コンピレーション・アルバムです。サスペンス、恋愛、哲学問答などさまざまな要素を含むこの小説の名シーンによく合う、ロシア生まれのクラシック音楽を21曲セレクトしています。
カラマーゾフ家を象徴するテーマ曲には「ロミオとジュリエット – モンタギュー家とキャピュレット家(プロコフィエフ)」
、次男イワンが”大審問官”伝説を語る場面には「詩篇交響曲(ストラヴィンスキー)」、長男ミーチャの豪遊の場面には「ガイーヌ組曲(ハチャトゥリアン)」、事件の真相が明らかになる場面には「交響曲第11番(ショスタコーヴィチ)」など、いずれもストーリーを盛り上げるダイナミックなテイストの音楽ばかりを収録しています。
”名作文学”の象徴的存在であると共に、その分量と内容の複雑さから”読むのを挫折した本”としても名が挙がることの多い「カラマーゾフの兄弟」を、臨場感あふれるドラマチックな音楽とともに、より楽しく読み進めることができるでしょう。
※アルバムジャケットは、登場人物の兄弟たち、信仰を象徴する十字架、事件を示唆させる血痕、次男イワンのセリフとして有名な「春の粘っこい若葉」など、小説に登場する複数のモチーフで構成されています。
■ 商品タイトル:
「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)サウンド・イメージ・アルバム~読書のためのクラシック名曲集
■ 税込価格:
900円(配信)
■ 発売日:
2013月1月9日
● ダウンロードはこちらから
■ 収録楽曲:
- 伝承曲: ロシアの晩祷のための聖歌 – 鐘[Introduction]
ノヴォスパスキー修道院
- プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64 – モンタギュー家とキャピュレット家[Book1]
ウクライナ国立交響楽団/アンドリュー・モグレリア(指揮)
- リムスキー=コルサコフ: 歌劇「皇帝サルタンの物語」 Op.57 – くまんばちの飛行[Book2/3]
シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
- ショスタコーヴィチ: 交響曲第9番 変ホ長調 Op.70 – 第3楽章[Book2/3]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
- プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64 – 少女ジュリエット[Book4]
シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
- オレクホフ: トロイカ変奏曲[Book5]
アルチョム・デルウォード(ギター)
- ストラヴィンスキー: 詩篇交響曲 – 第1楽章(第38篇 第13-14節)[Book5]
サイモン・ジョリー合唱団/フィルハーモニア管弦楽団/ロバート・クラフト(指揮)
- チャイコフスキー: 聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼) Op.41 – VII. ケルビムの歌[Book6/7]
キエフ室内合唱団/ミコラ・ホブディッチ(指揮)
- ムソルグスキー: 組曲「展覧会の絵」(ブレイナーによる管弦楽編) – I. 小人[Book8]
ニュージーランド交響楽団/ピーター・ブレイナー(指揮)
- ハチャトゥリアン: ガイーヌ組曲第1番 – IV. アイシャとアルメン[Book8]
サンクトペテルブルク交響楽団/アンドレイ・アニハーノフ(指揮)
- 伝承曲: 黒い瞳[Book8]
赤軍合唱団/赤軍軍楽隊/ヴィクトール・フェドロフ(指揮)
- ショスタコーヴィチ: 交響曲第8番 ハ短調 Op.65 – 第3楽章[Book9]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
- ムソルグスキー: 歌劇「ホヴァーンシチナ」 – ゴリツィンの追放(リムスキー=コルサコフ編)[Book9]
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)/ヘルゲ・チェクシュース(ピアノ)
- カバレフスキー: 組曲「道化師」 Op.26 – I. プロローグ[Book10]
ウクライナ国立交響楽団/テオドレ・クチャル(指揮)
- プロコフィエフ: ワルツ組曲 Op.110 – VI. 幸福(シンデレラ)[Book11]
ウクライナ国立交響楽団/テオドレ・クチャル(指揮)
- ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番 ト短調 Op.103 「1905年」 – 第2楽章[抜粋][Book11]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
- ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43[抜粋][Book11]
ベルント・グレムザー (ピアノ)/ポーランド国立放送交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
- プロコフィエフ: ハムレット Op.77 – ハムレットの父親の亡霊[Book12]
ロシア国立交響楽団/ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
- プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64 – モンタギュー家とキャピュレット家(ギスケによる吹奏楽編)[Book12]
エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシッグラーグ/ビャルテ・エンゲセト(指揮)
- タネーエフ: 聖イオアン・ダマスキン Op.1 – ラッパは鳴る時に[Epilogue]
グネーシン・アカデミー合唱団/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団/トーマス・ザンデルリンク(指揮)
- カリンニコフ: 交響曲第1番 ト短調 – 第2楽章[Epilogue]
ウクライナ国立交響楽団/テオドレ・クチャル(指揮)