楽聖WEB4コマ劇場「運命と呼ばないで」の登場エピソードやキャラクターに関連した作品をご紹介。「運よば」ならではの”独自すぎる萌えポイント”を突いてまいります。(by 「運命と呼ばないで」ネーム担当)
◎最終更新:2013.8.15
「運命と呼ばないで」発のオフィシャルアルバム!ベートーヴェン先生の音楽をとことん聴きたい!という方には「べとべんべすと」をオススメ。casino malaysia
30曲で追っかけるべとべん先生の生涯
レーベル名 | : NAXOS(DOWNLOAD ONLY) |
---|---|
アーティスト | : Various Artists |
芸術家には、ひとりで1つの作風を築き上げるタイプと、いろんな作風を渡り歩くタイプの2種類がいますが、べとべん先生は典型的な後者タイプですよね。30曲を厳選ピックアップしたこのアルバムを聴くと、その変遷の「過激さ」がお分かりいただけると思います(;゚Д゚) さ、さすがは先生。iTunesのみブックレット付き。
「第九」幻の初演プログラム全曲!
レーベル名 | : NAXOS(DOWNLOAD ONLY) |
---|---|
アーティスト | : Various Artists |
1824年5月7日にウィーンで行われた「第九」初演コンサートの演目をプログラム順に構成したスペシャルアルバム。「献堂式」「荘厳ミサ」ときて「第九」…シュパンツィヒ氏をはじめとして、このとんでもなくハードなプログラムをこなした参加メンバーに、あらためて敬礼。
「運よば」の中ではまだまだ駆け出しの少年…ですが、ピアノ曲、協奏曲、交響曲、そしてオラトリオまで幅広い音楽を手がける作曲家に成長。ある箇所ではベートーヴェンのオマージュ、ある箇所では次世代のショパンやリストの先駆け…と、「中間世代」ならではの揺らぎに満ちたみずみずしい作品が沢山。「立派になって…」と感涙すること間違いナシ。
【2013.9.25発売】属性:ライバル萌え
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.573063 |
アーティスト | : スーザン・カガン/他 |
リースによる世にも珍しい「4手ピアノ」による作品集。Op.160は、なんと、公式ライバル・チェルニーに献呈された挑戦状的1曲(;゚∀゚)=3 ベートーヴェン先生のもとでよく一緒に連弾のレッスンをしていたという(Op.6参照)、この2人の実像が明らかに!?
リストが9歳で弾いたという協奏曲
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.572742 |
アーティスト | : クリストファー・ヒンターフーバー/他 |
「運よば」の舞台からわずか5年後、22歳で書かれた「ピアノ協奏曲第2番」は、あのリストが9歳の時に弾いたという幻のコンチェルト。(なお、リストはチェルニーの弟子。ということは、リースとリストは伯父と甥のような師弟関係!?)
運命と呼ばずにはいられない
レーベル名 | : CPO(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 999547-2 |
アーティスト | : チューリヒ室内管弦楽団/他 |
「(♪ジャン!)おっ、冒頭カッコイイじゃん…(♪ジャジャジャジャーン…)ん?…(♪ジャジャジャジャーン)あ!? (♪ジャジャジャジャーン)え!?? いや、ていうか運命じゃねーかコレ!」←だいたいこんな感じの交響曲第5番です。話のタネに絶好。
唯一の欠点はタイトルがつまらなそうなこと
レーベル名 | : CPO(SACD) |
---|---|
品番 | : 777738-2 |
アーティスト | : ダス・クライネ・コンツェルト/他 |
タイトルがいかにもつまんなそうですが、ほんっとにガチで面白いので信じてください。「信仰」と「非信仰」の対決をダイナミックなエンタメテイストで描いていて、ノンストップで一瞬たりとも飽きずに楽しめます。いけるやん、リース!
言わずと知れた我らが師匠。脇目もふらず己の音楽道に邁進した人物…と思われがちですが、実際には、そのときどきの環境や交友関係に触発されて書いた作品も多数あったりします。というわけで、ここでは、リース、チェルニー、シュパンツィヒ、ジュリエッタなど、「運よば」のレギュラーたちとかかわりの深い作品をご紹介。
リースのコンサート・デビュー曲
レーベル名 | : Idil Biret Archive(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.571257 |
アーティスト | : イディル・ビレット/他 |
1804年、19歳のリース君が晴れのデビュー・コンサートで演奏した「ピアノ協奏曲第3番 ハ短調」を収録。ヘタレなパシリキャラとは裏腹に(?)テクニシャンでクールな2枚目系の演奏だったというリース君。いったいどんな風にコレを弾いたのでしょうか(妄想)。
チェルニーがウィーン初演した曲
レーベル名 | : Idil Biret Archive(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.571261 |
アーティスト | : イディル・ビレット/他 |
1812年、21歳のチェルニーがウィーンにて初演したのが、かの有名な「ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」」。リースが「情熱の3番」、チェルニーが「華麗な5番」をあてがわれたわけですが、むしろ逆の方が合ってたんじゃ…と思わせるのが面白いところ。ギャップ萌えです。ギャップ萌え。
ジュリエッタが献呈された曲
レーベル名 | : Idil Biret Archive(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.571260 |
アーティスト | : イディル・ビレット |
1801-02年、ジュリエッタがベートーヴェンから献呈されたのがこちらの「月光ソナタ」(Op.7参照)。この難しい第3楽章をあのジュリ嬢が弾きこなせたのか、という疑問は激しく残りますが、この自信作をあえて捧げちゃうあたり、ベトベンの恋人へのゾッコンっぷりが伺えるというものです。
シュパンツィヒが初演した曲
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.571261 |
アーティスト | : コダーイ・クワルテット |
Op.10にて断筆宣言をかましたシュパンツィヒ。彼は(一時期を除いて)終生、ベートーヴェンの作品の初演に尽くしました。この「大フーガ」もそのひとつですが、百戦錬磨の彼も、さすがにこのリアルギロチンチョップ的な怪作には音を上げたといわれています(無理もない)。
若き日はモーツァルトのライバル、その後は作曲家兼ピアニスト兼出版人兼ピアノ製造業者としてガツガツ活躍したこの人。音楽史上最大のパーフェクトスキルの持ち主(※ただし性格は除く)といっても過言ではないこの方ですが、作曲の方もなかなかのマルチプレイヤーぶりで、交響曲からピアノ曲、そしてご存知の教育向け作品まで幅広く手がけています。
出た!みんなのトラウマ
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.550452 |
アーティスト | : バラーシュ・ソコライ |
ピアノを少し習った人ならきっと知っているハズ。ソナチネ・アルバムの入り口としておなじみのハ長調のアレ(どーみどそっそ、どーみどそ)を収録。あんな奇矯なキャラがこんなマトモな教育向け作品を書いていたなんて、というところにいまさら萌えるのもアリ。
弟子イジメの噂が絶えない彼ですが
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.572325 |
アーティスト | : アレッサンドロ・マランゴーニ |
弟子イジメの噂が絶えないクレメンティですが(Op.11参照)、一方で、そのピアノ教育法は、ベートーヴェンはじめとして当時の音楽家から高く評価されていたとか。その彼の満を持した大作練習曲がコチラ。胸をすくような快速曲の連続で、とにかく気持ちイイ!
流石モーツァルトのライバル…(白目)
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.557695 |
アーティスト | : イディル・ビレット |
クレメンティがモーツァルトのライバルだった、という話は有名ですが(Op.4参照)、そうはいってもいまいちピンと来ない、という方はぜひコレを。特に「Op.7-3」のフォルテピアノが壊れそうなほどの先駆感はぶったまげます。これが18世紀に貴族の前で御前演奏されたとか、ちょっとアツすぎる。
成功者が求めた最後の夢
レーベル名 | : NAXOS(CD & DOWNLOAD) |
---|---|
品番 | : 8.573071 |
アーティスト | : ローマ交響楽団/他 |
人間、あらゆるモノを手に入れると最後に勲章が欲しくなるといわれますが、クレメンティの場合は「シンフォニー作曲家」という称号が欲しくてたまらなかったと伝えられています。復元されたこれらの交響曲、果たしてその名に相応しいといえるでしょうか、それとも否でしょうか?