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New Releases - 2019年09月 発売タイトル

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    シリングス:弦楽五重奏曲 変ホ長調/弦楽四重奏曲 ホ短調(ウィーン弦楽五重奏団)

    第二次世界大戦中、反ユダヤ主義としての態度を貫いたため、大戦後にはその作品自体の演奏が避けられてしまったマックス・フォン・シリングス。近年ようやく作品の復興が進み、少しずつ管弦楽作品や歌劇などの上演が行われるようになりました。しかし彼が晩年に力を注いだ室内楽作品は、未だ演奏されることがなく、21世紀の今になっても、1998年に録音されたこのアルバム以外はほとんど目にすることができません。長らく廃盤となっていたこの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲を収録した1枚が復刻されることで、忘れられてしまったシリングスの音楽が注目されるきっかけになることでしょう。お求めやすい価格設定での再発売です。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999608-2

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    ハーバーション:ウィンター・アライヴス/ファー・アウト・イン・ジ・オーシャン/フェアウェル・アイス(ハーバーション/ロンドン・プリマヴェーラ管/ホールステッド)

    女性作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界からインスピレーションを受けており、四季の変化や気候変動による自然の脅威などを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムに収録された作品は、彼女の良き理解者であるピアニスト、ジョン・レネハンが、クラリネット奏者でもあるハーバーションを中心としたオーケストラとアンサンブルのためにアレンジを施したもの。各々の曲の特徴を生かし、広大な風景が目の前に広がるかのようなリアルな仕上がりを見せています。また、レネハンのピアノ独奏による「Farewell Ice」も氷の煌めきを思わせる粒の揃った音が魅力的な作品です。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25191

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    ジョンゲン/ダヴ/リスト:オルガン作品集(フィンチ)

    「Transformations=変容」と題されたオルガン作品集。荘厳でありながら内省的な主題が変貌していくジョンゲンの「英雄的ソナタ」、現代イギリスで最も注目を集めるジョナサン・ダヴの軽やかで繊細なな旋律が楽しい「ダンシング・パイプ」、マイアベーアの歌劇から素材を採り、超絶技巧を駆使したパッセージで飾ったリストの大作「コラール“アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ」、この3つの作品は、作曲された時代こそ違うものの、どの曲にも“変奏”が含まれており、一つの旋律が様々な形に変わっていく様子を楽しむことができます。2017年に修復されたばかりのチェルトナム・カレッジ教会のノーマン・ビアード・オルガンの素晴らしい音色も聴きどころです。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25193

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    クーマン:オルガン作品集 11 (シモンズ)

    優れたオルガニストであり、ハーバード大学のメモリアル教会の作曲家として活躍する1982年生まれのカーソン・クーマン。彼は既に1200曲以上の作品を発表していますが、その創作の泉は枯れることはありません。第11作となるこのアルバムでもオルガンのための交響曲から、宗教的な作品、前奏曲や「伝説」と題された小品など、さまざまなスタイルに拠る曲を聴くことができます。今作でも、演奏を担当するのはクーマンの良き理解者であるエリック・シモンズ。10歳でオルガン演奏を始めた彼は、楽器の性能を知り尽くしており、クーマン作品最大の表現者として認められています。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25195

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    ステファンスドッティル:H e (a) r (ノルディック・アフェクト)

    好評を博した前作「クロックワーキング」(SLE-70001)に続くアイスランドで活躍するアンサンブル「ノルディック・アフェクト」の新しいアルバム。自然の力からインスピレーションを得て、神秘的なサウンドを生み出すことで知られる彼らの新作には、7曲の世界初録音を含む豊かな音楽が収録されています。器楽曲の多くは、彼らが長年取り組んできた「近年のアイスランドにおけるエキサイティングなアーティストたちとのコラボレーション」であり、なかでもシグフスドッティルは、インディーズ・バンド「amiina」と世界ツアーを行うなど、ボーダーレスな活動が際立っています。作曲家、チェリストであるグドナドッティルの荘厳な弦の響き、数多くの賞を受賞する女性作曲家ソルヴァルドスドッティルの斬新な音、エストニア出身のタリーが描いた遊び心たっぷりの音の連なりなど、耳も楽しい1枚です。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92224

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    武満徹/ギルバート/デュファイ:声楽アンサンブル作品集(ローレライ・アンサンブル)

    ボストンで活躍する女声ヴォーカル・グループ“ローレライ・アンサンブル”。古楽作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、その美しいハーモニーは高く評価されています。Sono Luminusへのデビューとなるこのアルバムでは、ほぼ1000年の長きに渡る歴史の中から生まれた作品を取り上げ、「すべて移り変わり続けること」についての人々の精神的な拠り所を探っていきます。住処を失い彷徨う難民、また精神的な何かを求めて巡礼の旅に出る人、彼らの心に去来する「無常」は逃れる術のないことですが、同時に謙虚さと自由を手に入れることができます。このアルバムに集められた音楽の内容も、一定のところにとどまることなく常に変化する可能性を秘めているものばかり。中でもピーター・ギルバートの「月見」は日本的な諦観と無常の心がマッチした瞑想的な雰囲気が心を捉えます。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92226

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    ソルヴァルドスドッティル:エークイリブリア/フィールズ/イルミネ/リフレクションズ/スケープ/シークエンス/スペクトラ(インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル)

    アイスランド出身、現在最も注目を浴びている女性作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル。このアルバムは彼女の最近の作品を集めた1枚で、ピアノ・ソロから大規模な弦楽アンサンブルまで、様々な楽器編成によるユニークな音楽を聴くことができます。彼女は多くの場合、自然からインスピレーションを得るも、直接に自然の要素を取り入れることはないといい、音そのものの構造性と、細部と全体のバランスを考えながら、全ての要素が曲の最後まで成長し続ける様子を描くことに重きをおいています。どの曲も緻密に編み込まれたサウンドで構成されており、時には調性感や抒情性も漂う変幻自在な響きが魅力的です。演奏しているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルは35人のメンバーからなるアーティストたちの集団。様々な活動を通して世界のコミュニティとの接点を図る前衛的なグループです。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92227

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    ショパン/ガッサー/グロス/スティル:ピアノ作品集(レヴィングストン)

    アメリカで活躍するピアニスト、ブルース・レヴィングストンのコンセプト・アルバム。現代作品を得意とする彼は、アルバムを制作する際、かならず「古典的な作品」と「現代作品」をバランスよく配置し、聴き手の注意を喚起します。このアルバムは、彼の生まれ故郷であるミシシッピの「シヴィル・ライツ・ミュージアム(公民権博物館)」からコンサートの招待を受けた際、この地の複雑な歴史について思いを馳せたことがきっかけとなり生まれたもの。多くの芸術家を輩出する一方、人種差別、貧困、格差などの問題も抱え、戦いの爪痕もいたるところに残っているという地域で育った彼は、人々がお互いを認め合うことが必要だと考えアルバム・タイトルを「シチズン=市民性」とし、民族意識の高い作曲家たちの作品を選びました。多彩な曲が一堂に会し、作曲家とレヴィングストンそれぞれの想いが伝わります。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92228

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    ハトルグリームソン/ヨンスドッティル/パールソン/スマウラソン:チェロ作品集(ソルステインスドッティル)

    アイスランド系アメリカ人のチェリスト、サイウン・ソルステインスドッティルのリサイタル・アルバム。アイスランド以外の国でほとんどの日々を過ごしてきたにもかかわらず、自身の言語体系はアイスランド語であり、倍音や音のテクスチュアにも敏感に反応するのも、静寂を大切にし、無駄のない表現を好むのも、アイスランドの文化の特徴であると語るソルステインスドッティル。このアルバムでは、探求心溢れる彼女自身が選んだ“ユニークな表現や考え方を共有できる作曲家”の作品を演奏。未知の世界に果敢に挑戦する、若きチェリストの姿が鮮やかに描き出されています。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92229

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    ブリテン/エネスク/マッツォーリ/プロコフィエフ/ヴィスコンティ:ヴァイオリン作品集(ウォルフラム/スン)

    アルバム・タイトルの「The Edge of Youth」とは「人が成長する過程に於いて、より成熟した自分自身を発見する時期」を表しており、自分自身に確信が持てるのは、自身が心地よく感じるぎりぎりの「エッジ(先端)」まで自分を持って行った時だと若きヴァイオリニスト、ジャネット・スンは語ります。このアルバムは彼女自身の芸術的な旅の過程を示すもので、ブリテンからエネスコ、若き3人の作曲家の作品に挑戦していくと予想外のサウンドや新発見があったといい、「クラシックの伝統を踏襲しながらも、無意識の内でその伝統に異議を唱えている」作曲家たちの心の声を丁寧に拾い上げ、彼女自身の音で再現しています。ジャネット・スン…ワシントン・ポスト紙で「魅惑的な演奏、絶妙な音色」と絶賛、強烈な知性と繊細さ、そして超絶技巧を併せ持ち、世界各地のコンサートホールや音楽祭で活躍中。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92230