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New Releases - 2019年09月 発売タイトル
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サミュエル・ウェスレーはモーツァルトと同時代に活躍したイングランドのオルガニスト・作曲家。父は賛美歌の作曲家であり、兄チャールズも作曲家という音楽一家に生まれたウェスレーは幼い頃から音楽の才能を発揮、オルガンとヴァイオリンを自在に弾きこなしたといわれています。このアルバムには、前述の兄チャールズの作品をはじめ、サミュエルと同時代に活躍したイングランドの作曲家たちによるオルガン曲を収録、彼の息子サミュエル・セバスチャン・ウェスレーの作品も併せ、この時期のイングランドのオルガン音楽の潮流を探る興味深い1枚に仕上がっています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD039 |
2018年に惜しまれつつ51歳の若さでこの世を去ったソプラノ歌手サリー・シルヴァーの最後の録音となったマスネの歌曲集「あるバラの一生」。彼女にとってSOMMレーベルへの3作目の録音となったこのアルバムでは、前2作と同じく彼女の良き理解者であるリチャード・ボニングが伴奏を務めており、ブックレットでは彼自身がシルヴァーへの弔辞も執筆するなど、心のこもった仕上がりになっています。マスネは285曲の歌曲を残しましたが、華麗なオペラとは違い、まるでサロンで聴くような親密な風情と多彩な様式を持つものばかり。シルヴァーの夫、ジェレミー・シルヴァーのプロデュースによるアルバムは、マスネの知られざる一面を丁寧に描き出しています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0600 |
1868年、当時の最も著名な作家や芸術家のグループたちによって設立されたロンドンの由緒ある“サヴィル・クラブ”。Sodalitas Convivium”(良き連帯と共生)をモットーに、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに属する地区メイフェアの中心部にある素晴らしい18世紀の屋敷に集う紳士たちは、現代でも美味しい食事と会話を楽しみながらブリッジやポーカーの腕を競っています。クラブのメンバーにはサー・アーサー・ブリスやウィリアム・ロイド=ウェッバー、バーナード・ハーマンなどの作曲家や、詩人ラドヤード・キップリングにWBイェイツ、物理学者のアーネスト・ラザフォードにジョン・コックロフトなど17人のノーベル賞受賞者が名を連ねています。このアルバムは創立当時のメンバーを含む11人の作曲家のピアノ曲を収録した1枚で、後期ロマン派からモダニズムへと向かう英国音楽の発展と歴史を目の当たりにすることができます。演奏しているカルペイエフもサヴィル・クラブのメンバーです。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0601 |
ラフマニノフ最後の作品となった「交響的舞曲」は、1940年に作曲された際、まず2台ピアノ版が書かれて、ホロヴィッツとラフマニノフの共演で初演されました。その後、オーケストラ版が作成され、これはその翌年にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって初演され大好評を博しています。かたや、ストラヴィンスキーの「春の祭典」は1913年に初演され、当時大きな物議をかもした作品。その先鋭性は21世紀の今でも、全く衰えることがありません。この連弾版は1912年に完成され、ストラヴィンスキーとドビュッシーが演奏したというもの。オーケストラで演奏するよりも小回りが利くため、作曲者が指定した速度表示に近づけることができるという利点もあります。どちらもオーケストラで演奏とは異なる緻密な響きをご堪能いただけます。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD098 |
ルーマニア出身の女性ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)の名演集。指揮者の父親を持ち、幼いころから音楽の才能を開花。1928年パリに留学、エコールノルマル音楽院を経てパリ音楽院で研鑽を積んだ後、ジョルジェ・エネスクやジャック・ティボーに学び、1937年「ウジェーヌ・イザイ・コンクール』に入賞、本格的な演奏活動を始めました。第二次世界大戦後はベルギーに帰化、国際的に活躍するとともに、教師として後進を指導、またブリュッセル・ゾリステン(後にイザイ弦楽合奏団と改称)を組織し、指揮者と独奏者を務めたことでも知られています。また、1980年に初来日を果たして以降、たびたび来日し多くのファンを獲得しました。この3枚組には、今回初出となる演奏を含む、バロックからロマン派の協奏曲が収録されており、たっぷりとしたヴィヴラートが特徴的な美音と、気品ある表現が魅力的な彼女の演奏は、時代を越えて聴き手の心を捉えることでしょう。またヴィターリとヴァンハルではフランス人ピアニストの夫、ジャンティと共演。抜群のアンサンブルを披露しています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19067CD |
イェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダとともに“ウィーン三羽烏”として名を挙げたフリードリヒ・グルダ(1930-2000)。ウィーン古典派の作品を得意とするとともに、ジャズや即興などジャンルを超えた演奏で知られる鬼才ピアニストです。このBOXに収録されているのは1969年から1979年にかけて開催されたシュトゥットガルトでのコンサートのライヴで、全て初出音源です。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトでの「ウィーンの伝統」を受け継ぐ端正な表現の中に、ちょうど傾倒しはじめたジャズを思わせる自由闊達さが感じられるユニークな演奏が並びます。1979年6月21日のリサイタルは、残念ながら第二部の音源が不明となっているため、このBOXではそれを埋めるために同年10月31日、ウィーン・コンツェルトハウスでの「インナーサークル」を収録しました。彼と数多く共演したウルスラ・アンダースとギュンター・ラプルとのスリリングな掛け合いが極上の世界を創り上げています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19081CD |
2012年9月28日、南西ドイツ放送の傘下にあるシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が統廃合し、誕生した新生「南西ドイツ放送交響楽団」としての初録音となるアルバム。2016年9月、ペーター・エトヴェシュの指揮でオーケストラとしての第1回公演が行われ、その後はケント・ナガノやエッシェンバッハ、クルレンツィスら、錚々たる指揮者たちがオーケストラを指揮しています。このアルバムには1968年に初演のリハーサルが録音されて以来、かつて録音されたことのないヘンツェのオラトリオ「メデューサの筏」が収録されています。実際に起きた海難事故を主題にしたこのオラトリオは、複雑な書法を取りながらも美しい響きに溢れた作品。初演時には大混乱をきたしたというエピソードがありますが、現代では受け入れられやすい音楽です。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19082CD |
(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA486 |