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ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

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    細川俊夫:管弦楽作品集 1 - ホルン協奏曲/月夜の蓮/チャント(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/メルクル)

    現代における「日本人作曲家」の中で、最も世界中から注目を浴びている細川俊夫(1955-)。彼の新作は発表されるやいなや、その総譜は日本ショット社から出版され世界中へと広まっていくことでも知られています。最近の作品はどれも「自然と人間」との関わりをモティーフとしており、とりわけ「花」の存在は忘れてはならないものでしょう。このアルバムの中の2つの作品「開花の時」と「月夜の蓮」は、そのテーマに沿ったものであり「花が開くまで」の神秘的な瞬間と、その奥に秘められた永劫の時の流れとたくさんの思慕を精緻なオーケストラの響きで表現しています。ホルン協奏曲での移ろい行く色彩的な響き、「月夜の蓮」で瞬時聞こえてくるモーツァルト(ピアノ協奏曲第23番の第2楽章)の愛おしい幸福感は、この作曲家の音楽を聴く喜びを端的に示すものでもあります。「チャント」にも自然の息吹と、伝統の響きの融合が見られ、こちらも敬虔なる祈りの音楽であり、また自然と寄り添いながら生きていく静かな喜びが感じられる内省的な作品です。 ※作曲家細川俊夫による日本語解説付(2014/04/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573239

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    細川俊夫:管弦楽作品集 2 - 夢を織る/開花 II/循環する海(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/フランス国立リヨン管/メルクル)

    現代日本の作曲家の中でも、ワールドワイドで最も高い評価を受けている人といえば、やはり細川俊夫(1955-)であることは間違いありません。彼の作品には、日本的な要素(音色も思考も)が極めて多く用いられているのですが、その語法の巧みさと真摯さによって、それらが言葉の壁を越えて世界中の人々へと伝播しているのですから。ここに収録された3つの作品は、それぞれ異なる源泉から生まれています。「夢を織る」は彼自身が母の胎内にいた時の仄かな記憶とも夢とも取れるもの。永遠の揺りかごである子宮の中に聞こえてくる音は"変ロ音"。柔らかく全てを絡めとっていくようなこの音に包まれながら、彼は大いなる旅に出発するというのです。そして「開花」は彼の得意とする花がテーマとなった曲。花が開くときに必要とする莫大なエネルギーを生きる力に変換するという繊細で遠大なる作業…これについての考察です。そして「循環する海」。こちらは水の姿の変容を音に映したものであり、「海を出発してまた海へと還る」というひたすら永遠に繰り返される現象が言葉を介さず、音だけで描かれていきます。聴き手はこのアルバムで、たくさんのことを考えることができるでしょう。作曲者本人による詳細な解説が付いています。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573276

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    ホルスト:ベニ・モラ/サマセットの狂詩曲/鍛冶屋(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ロイド=ジョーンズ)

    代表作「惑星」を聴いておわかりのように、ホルストの管弦楽曲は響きに宇宙的な広がりがあり、堪らない魅力になっています。そんな音の量の多い音楽と相性が良さそうな貴方にこの一枚をお薦めします。「惑星」ほど凄い曲があるわけではありませんが、聴いて損はさせません。民謡風の「狂詩曲」、自然描写に優れた「エグドン・ヒース」、若き巨匠ヒューのソロに金縛りの「祈り」、吹奏楽版で盛り上がる「鍛冶屋」。そして特に嬉しいのが録音僅少の「ベニ・モラ」、その終曲でフルートが短い音形を何と163回も繰り返す催眠術的効果をお楽しみください。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553696

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    ホルスト:組曲「惑星」/神秘のトランペッター Op. 18 (スコティッシュ・ナショナル管/ロイド=ジョーンズ)

    大管弦楽の咆哮、胸のすくような旋律の連続と、最新映画音楽も真っ青、1919年初演作とは信じられない「惑星」は不動の大衆的人気をかちえました。ところで本国イギリスでは、作曲当時は発見されていなかった冥王星を同国の作曲家コリン・マシューズが音楽化、2000年初演のその楽章を最後に付け足して(7から切れ目なく続く。やはり女声合唱付)演奏するのが急速に広まりつつあります。ナクソスは当然、ホルスト得意のロイド=ジョーンズを起用して「冥王星」付きバージョンを圧倒的熱演で世に問います!更にホルストのファンを狂喜させるのが、こんなワーグナー風の秘曲があったかと唸ることうけあいの9。この1曲だけでも価値ありのアルバムと言えましょう。(2002/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555776

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    マイエルスキ:協奏的詩曲/変奏曲の形式によるピアノ五重奏曲/チェロ・ソナタ/4つのピアノ前奏曲(ドレフノフスキ)

    ポーランドのルヴフ(現在はウクライナのリヴィウ)に生まれた作曲家、ピアニスト、タデウシュ・マイエルスキのピアノ曲を中心とした作品集。彼は17歳でガリシア音楽協会の高等音楽院(現在はリヴィフ音楽アカデミー)に入学、ピアノを学び1911年に卒業。ライプツィヒに留学して更に研鑽を積みました。帰国後は演奏家、批評家として活躍すると同時に、教師として長らく後進の指導にあたりながら、作曲活動を続けました。彼の作品はどれもロマンティックな感性に溢れながらも、近代的な書法が取り入れられており、それはこのアルバムの冒頭に置かれた「協奏的詩曲」を聴けば端的に理解できるでしょう。この作品は約10年間の長い年月をかけて念入りに改訂が施された力作ですが、残念なことに1957年に初演されて以来、出版されることもなく忘れ去られてしまいました。今回、ピアノを演奏しているドレフノフスキがこのスコアを発見、瞬時に魅了され、友人マデイに校訂を依頼し、演奏可能なスコアに復元、この録音が成就しました。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0344

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    マスネ:交響詩「幻影」/序曲「フェードル」/劇音楽「復讐の女神たち」組曲/エスパダ/ブルメール(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/タンゴー)

    (2020/10/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574178

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    マックスウェル・デイヴィス:トランペット協奏曲/ピッコロ協奏曲/5つのクレーの絵(ウォーレス/マッキルワム/マックスウェル・デイヴィス)

    その作品は難解な内容を持ち、音も限りなく神秘的。そんなマックスウェル・ディヴィス(1934-)ですが、時として極めて親しみ深い作品を書いていたりもします。このアルバムに収録された「5つのクレーの絵」は画家パウル・クレーの絵からインスピレーションを受け、グラマースクールの子どもたちのために書かれた作品で、1959年に作曲、上演されてから一度はスコアが紛失するも、1976年に復元、好んで演奏されています。各々の曲は短いのですが、鳥の声や独奏楽器の活躍など、聴きどころの多い作品です。2つの協奏曲は彼らしい作風で、感覚的に訴えかけてくる曲と言えましょうか。トラック7は彼の個人的独白であり、これまた不思議な魅力に満ちています。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572363

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    安らぎのアダージョ

    (2008/03/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556783

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    ライト/バートン:管弦楽作品集(ワトキンズ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/アンドリュース)

    このアルバムでは2人の英国作曲家の作品を聴くことができます。一人目の作曲家は1950年ノーフォーク生まれのニコラス・バートンで、二人目は1954年にサフォークで生まれたクリストファー・ライトです。彼らは親友であり、その作風は違いますが二人とも調性感のある作品を書いています。大学時代から最近まで交流がある二人は共同の録音計画をたて、一度は新型コロナ感染症のパンデミックのため立ち消えになったものの、2021年10月にこのアルバムでやっと実現しました。バートンの「アコード=調和」は2018年にバンベリー交響楽団のために書かれた作品。和声の拡張の可能性を追求し、最終的には抒情的で静謐な曲が生まれたということです。ライトの「ホルン協奏曲」はホルンのアクロバティックなパートと、弦楽器の讃美歌のような美しい旋律が組み合わされた作品。「交響曲」はマーラーの交響曲のような激しさと静寂が交錯する聴きごたえのある作品。「ポストモダン」と呼ばれる時代を代表する、後期ロマン派時代に回帰したかのような音楽です。(2022/05/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0466

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    ラウタヴァーラ:カントゥス・アルティクス/ピアノ協奏曲第1番/交響曲第3番(ミッコラ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/リントゥ)

    人気急上昇中の現代フィンランド作曲家・ラウタヴァーラの豪華三大作カップリングです。調的な要素も多く前衛的とはいいがたい彼の音楽ですが、生々しい感情の迸りは恐ろしいまでに個性的なものです。3曲ともオーケストラのうねるような極大スケールの歌が一大特徴ですが、その上に北極圏で録音された鳥の鳴声のテープがオーバーラップされる「カントゥス・アルティクス」、同じくピアノソロの激しいトーンクラスターとアルペジオの奔流がオーバーラップされるピアノ協奏曲と、特に2曲の協奏的作品の音響世界の壮大さは、筆舌に尽しがたいものがあります。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554147