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シアトル交響楽団

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    フォス:アン・フランクのための哀歌/苦悩の歌/ビーサー:天の祝宴(シュワルツ/ウィルキンス/ブリューワー)

    (2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559438

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    フット:フランチェスカ・ダ・リミニ/オマル・ハイヤームの「ルバイヤート」による4つの性格的小品/組曲/セレナード(抜粋)(シアトル響/シュワルツツ)

    人は「アメリカ近代音楽の歴史はコープランド、もしくはガーシュウイン、コール・ポーターから始まった」と考えているはずです。しかし、それ以前にすぐれた作曲家が存在したことも忘れてはなりません。このフット(1853-1937)もそんな才能溢れる作曲家の一人です。1853 年にマサチューセッツのサレムに生まれ、主にボストンで生活していましたが、彼の作風はこのアルバムをお聴きいただいてもわかる通り、同世代の作曲家たちとは一線を画したものでまさにヨーロッパ風。それもブラームスの流れを汲むロマン派の音楽そのものです。劇的で重厚な「フランチェスカ・ダ・リミニ」。とりわけ弦の扱いには細心の注意が払われ、エルガーやチャイコフスキーの面影を感じさせる「セレナーデ」、他、小さな作品など、まさに隠れた名品ばかりが並びます(2009/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559365

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    プフィッツナー:交響曲 ハ長調/シューマン:コンツェルトシュテュック(シアトル響/シュワルツ)

    ドイツ・ロマン派の多彩な世界を描くというテーマの1枚です。シューマンの極めて内省的で、ユニークな作品である「4本のホルンとオーケストラのためのコンツェルトシュテュック」は、ホルン奏者のバイブルであり、ロマン派の時代が生んだ最高の傑作の一つです。チャイコフスキーによって管弦楽編曲を施された「交響練習曲」の一部はまるでバレエ音楽のような華やかさ。メンデルスゾーンの序曲はとても珍しい作品であり、ブラームスのお馴染みの舞曲もはじける楽しさを有しています。ウェーベルンの「ラングザマー・ザッツ」とはもともと弦楽四重奏のための「緩徐楽章」という意味を持つ作品ですが、この弦楽合奏版は、まるでマーラーの「アダージェット」やバーバーの「アダージョ」を思わせる雰囲気に仕上がっています。プフィッツナーの秘曲はこのアルバムの白眉ともいえる作品であり、冒頭に現れるファンファーレや、ひたすら暗い第2楽章など、後期ロマン派の特徴を表現した逸品。最後には冒頭のファンファーレが回帰し、プフィッツナーの基本理念である「ドイツ精神」が賛美されます。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572770

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    ブロッホ:アメリカ/コンチェルト・グロッソ第1番(シアトル響/シュワルツ)

    スイス、ジュネーヴに生まれ、ブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイに師事、1916年にアメリカに移住した作曲家ブロッホは、この地で数多くの音楽家を育てあげるなど、アメリカの新古典主義音楽の興隆に尽力した事でも知られます。彼は自作の中に、しばしばユダヤの民族音楽を取り入れた独自の作風を示しましたが、この1926年に作曲された「アメリカ-叙事的狂詩曲」は、彼を受け入れたアメリカに対する"愛国心"が描かれたもので、実は、彼がアメリカへと向かう船の中で最初に構想されたものが10年を経てようやく実現したものだったのでした。ネイティヴ・アメリカンの時代から、ブロッホが生活していた1926年、そして未来への予想図が3つの楽章に分けて描かれ、そこには数多くのメロディの引用が織り込まれた音楽による歴史絵巻となっています。1927年、ミュージカル・アメリカ誌の主宰する作曲コンクールで受賞した作品です。合奏協奏曲は、バロック音楽の形式を再現した新古典派の流儀による作品。ピアノが面白いように活躍します。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572743

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    ベリオ:シンフォニア/ブーレーズ:ノタシオン I-IV/ラヴェル:ラ・ヴァルス(ルームフル・オブ・ティース/シアトル響/モルロー)

    シアトル交響楽団と首席指揮者モルローによる、彼らが得意とする現代作品のアルバム。マーラーの交響曲第2番「復活」第3楽章ほか現代までの多くの音楽作品や、フランスの社会人類学者レヴィ=ストロースのテキストからの引用、キング牧師の名などがコラージュされたベリオの「シンフォニア」には、グラミー賞受賞歴のあるヴォーカル・アンサンブル、ルームフル・オブ・ティースが参加。変幻自在な声表現で、この難曲を色彩豊かに描いています。ブーレーズの「ノタシオン」は、1945年に作曲したピアノのための小品集を1978年から管弦楽作品へと再構成したもの。全12曲のうち5曲(I~IV、VII)が完成されましたが、ここでは最初に編曲された4曲が演奏されています。いずれも2~4分ほどの小品(原曲は1~2分)ですが、4管編成の巨大な管弦楽を贅沢に使い、作品のエッセンスを最大限に拡張したオーケストレーションの妙を堪能することが出来ます。これら強烈な個性を持つ2作品の後に収録された「ラ・ヴァルス」ですが、モルローはここでもオーケストラから強烈なコントラストを引き出しており、目まぐるしいばかりの色彩で締めくくっています。(2018/10/05 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1018

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    ベルリオーズ/ドビュッシー/ラヴェル:テノールのための作品集(ボストリッジ/シアトル響/モルロー)

    リュドヴィク・モルローが振るシアトル交響楽団の最新録音は名テノール、イアン・ボストリッジを独唱者に迎えたフランス歌曲集。ボストリッジは2004年にもドビュッシーやフォーレ、プーランクなどのフランス歌曲を録音していましたが、今回はベルリオーズの「夏の夜」やラヴェルの「シェエラザード」など、どちらかというとドラマティックな作品が選ばれています。作品を徹底的に研究し、独自の解釈を施すことで知られるボストリッジ、今回も作品の文学性を追求し、劇的な表情で巧みな発声で全曲を歌っています。女声で歌われることの多い「夏の夜」やシェエラザードがとても新鮮に耳に残ります。ドビュッシーの「ボードレールの5つ」の歌は、ピアノ・パートをジョン・アダムスがオーケストラ用に編曲したヴァージョンを用い、原曲よりも更に色彩的な響きが追求されています。(2019/02/22 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1021

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    ヘンデル:歌劇「エイシスとガラテア」(コトスキ/ゴードン/シーベルト/オパラッハ/シアトル交響合唱団&交響楽団/シュワルツ)

    1712年にイギリスに渡ったヘンデルは、最初はイタリア風のオペラを上演し人気を保っていたものの、次第に情勢が変わり、仕事にも事欠くようになってしまいました。そんなヘンデルを救ったのが、当時カナーボンの伯爵(のちにシャンドス侯爵となる)であったブリッジズで、彼は自らの財力を誇るために広大な邸宅を建築し、美術品や音楽家を集めていて、ヘンデルもその恩恵に預かったというわけです。この「エイシスとガラテア」はその邸宅で演奏されたもので、その時の楽長は「乞食オペラ」で知られるペープシュでした。内容は、ニンフのガラテアと羊飼いのエイシスの物語。美しいガラテアに片思いする一つ目の巨人ポリフェルマスによって、エイシスは石で打ち殺されてしまうのですが、ガラテアは自らの力をもって、エイシスを永遠に流れる清らかな泉に変えるというものです。仮面劇と言っても、技巧的なアリアや迫力ある合唱が存分に楽しめる素晴らしい作品です。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572745-46

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    ヘンデル:合奏協奏曲集 Op. 6, Nos. 1, 6, 9/C.P.E. バッハ:フルート協奏曲 H. 425 (ゴフ/シアトル響/シュワルツ)

    シアトル交響楽団の主要な奏者たちをソリストとして演奏されたバロックの名曲の数々です。ヘンデルの合奏協奏曲は、バランスの取れた響きと、渋めの音色が魅力的。最近はどちらかというと軽快で刺激的な録音の多いヘンデル作品ですが、この演奏はある種の懐かしさを感じさせてくれます。エレガントなヴィヴァルディの「ごしきひわ」とC.P.E.バッハで煌めくように美しいフルートを吹いているゴフは2011年までシアトル交響楽団の首席を務めていた人で、彼は42シーズンに渡ってこのオーケストラで活躍していました。味わい深い音色がたまりません。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.571208

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    ホヴァネス:交響曲第1番、第50番/日本の版画による幻想曲(ジョンソン/シアトル響/シュワルツ)

    アルメニア系の父親と、スコットランド系の母親の元に生まれたアラン・ホヴァネス(1911-2000)は、生涯に400曲以上の作品を書き、とりわけ、交響曲はなんと67曲も残しています。彼の作品に漂う神秘的な雰囲気は、両親から受け継いだ民族音楽の影響に加え、若い頃に影響を受けたシベリウスの作品と、インドやハワイ、日本、韓国の伝統音楽などが密接に絡み合って醸し出されたものであり、類を見ない美しさに満ちています。彼の記念すべき第1番の交響曲は、「追放」と名付けられたもので、オスマン帝国によるアルメニア人虐殺の史実から着想を得て作曲されています。第50番の交響曲は、1980年に噴火したセントヘレンズ火山の恐るべきパワーにインスパイアされた曲。マリンバが驚くほど日本風のメロディを奏でる「幻想曲」も聞きものです。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559717

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    ホヴァネス:交響曲第22番/チェロ協奏曲(シュタルケル/シアトル響/ホヴァネス)

    東洋と西洋、古代と現代の融合を指向し、その音楽はさしずめ森羅万象の響きと言える、全く独自の世界を展開したアメリカ現代音楽の先駆者ホヴァネス。彼は、その後のミニマル派や、今日もてはやされるペルトやラウタヴァーラらも、その延長線上にあると言っても過言ではないほどの偉人なのです。ホヴァネスは30歳を目前にして、何と一千曲近い自作曲を破棄、その際に残された数曲の一つが「チェロ協奏曲」でした。当盤は、世界的名手シュタルケルを起用した世界初録音です。空想の都市を描いた「交響曲第22番」は作曲者自身の指揮。正にファンには垂涎の音源2曲が揃いました。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559158