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シアトル交響楽団

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    ホリデー・クラシックス(シアトル響/シュワルツ)

    何となく耳にすることはあるのだけど、じっくり聞くことはあまりない・・・。そんな超名曲、それもクリスマスにまつわる曲を中心に集めた1枚です。とはいえ、良くあるようなコンピレーションではありません。このアルバムのために名指揮者シュワルツが新録音を発動したのです。なんともゴージャス!まるで静粛なコラールのように金管で奏される「きよしこの夜」の冒頭部分などは、背中がぞくぞくするほどの美しさです。一味違う味付けの施された「ああベツレヘムよ」にも心洗われますし、クリスマスといえばおなじみの「くるみ割り人形」の組曲も絶妙に挟み込まれています。夏のイメージがある「水上の音楽」は隠し味でしょうか。心憎い1枚です。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572673

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    ボロディン:交響曲第1番 - 第3番(シアトル響/シュワルツ)

    ロシア5 人組の一人、ボロディン(1833-1887)の交響曲です。もともとは科学者として活躍していたのですが、ムソルグスキーと知りあい、シューマンの曲を知ってから音楽に興味を持つようになりました。1862 年に着手し、作曲に5 年を費やした第1 番は、どうしてもメンデルスゾーンやシューマンの影響が感じられもしますが、ロシアらしさも存分に感じられる完成度の高いもの。もっと演奏されても良い作品です。1869 年に作曲された第2 番は良く知られた作品で、名演、名盤が凌ぎを削っていますが、この演奏は、かなりすっきりとしたもので、泥臭さを求める人には、ちょっと物足りなさが残るかもしれません。でも、こういうのもいいですよね?さて、1884 年に着想された交響曲第3 番は、完成を見る前にボロディンがこの世を去ってしまいました。残されたスケッチを元にグラズノフが形にしましたが、本来ならば、変奏曲とフィナーレも付け加えられる予定でした。永遠に聴くことができないのが残念です。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572786

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    マーラー:交響曲第10番(クック版)(シアトル響/ダウスゴー)

    1911年にマーラー(1860-1911)がこの世を去った時、遺された「第10交響曲」のスコアは断片的なもので、ほぼ完成していた第1楽章を除くと、他はどれも大まかなスケッチの状態でした。未亡人となったアルマは、この曲を完成させるべく何人かの作曲家たちに作品の補筆を依頼し、様々な版が成立します。その中でもとりわけ広く知られているのが、イギリスの音楽学者デリック・クック(1919-1976)による補筆版であり、1960年に初演された"第1稿"(マーラーの生誕100年を祝してBBCのラジオで放送された)は完全な形でなかったことと、事前にアルマの承諾を得ていなかったこともあり、一旦はアルマによって出版、上演が禁止されてしまいます。しかし、その3年後に、亡くなる前のアルマが態度を軟化させたため、1964年に第2稿の上演が可能となりました。そして1972年にその改定稿である「第3稿」が初演され、1976年にはスコアも出版、ウィン・モリスが指揮したレコードの評判も伴って、この「クック版」の存在が多くの人に知れ渡ることになるのです。このクック版第3稿を用いたシアトル響の首席客演指揮者ダウスゴーによる演奏は、スタイリッシュで洗練されたものであり、ダウスゴー自身が執筆したブックレット(英語)に、マーラーの自筆譜に添えられたアルマへの言葉についての考察も詳細に記された通り、「マーラーのアルマへの思い」を汲みあげた愛情豊かな演奏としても評価されるでしょう。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1011

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    マイ・ファースト・オーケストラ・アルバム

    異なった音色を持つたくさんの楽器たちが集まって、素晴らしい音楽を奏でるオーケストラ。ほんの小さな音から途方もなくエイキサイティングな音まで、その音色は多種多彩です。このアルバムはオーケストラの究極の名曲を16曲集め、各々の曲のイメージをつかめるようにカテゴライズしたものです。曲を聴いて何となくいろんな風景が浮かんでくれば、あなたは作曲家たちとお友だちになれること間違いありません!(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578253

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    メシアン:ミのための詩/神の降臨のための3つの小典礼(アーチボルド/ミラー/ブラウン/ノースウェスト少年合唱団/シアトル響/モルロー)

    ワシントン州シアトルを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ、シアトル交響楽団。2011年からはフランス人指揮者ルドヴィク・モルロー(モルローは2017年6月にネゼ=セガンの代役としてベルリン・フィルを指揮し、一躍時の人になったことでも知られています)が音楽監督を務めたことで、フランスの近現代作品の演奏が飛躍的に多くなりました。このメシアンの録音もその一つであり、声楽を含めた大編成のオーケストラを自由自在に駆使して、色とりどりの音を紡ぎ出しています。あまり録音の多くない「神の降臨のための3つの小典礼」での陶酔的な響きは美しさの極みです。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1016

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    メニン:白鯨(モービー・ディック)/交響曲第3番、第7番(シアトル響/シュワルツ)

    イタリア移民の家庭に生まれ、W.シューマンやD.ダイアモンドらと、アメリカ近代音楽の基礎を作ったピーター・メニン(1923-1983)の作品集です。先進的な作風が特徴的で、半音階手法を駆使したダイナミックな音楽は、当時の聴衆にはうけが悪かったようですが、今になって改めて聞いてみると、逆に伝統に則った素晴らしい音楽として耳に残るものです。彼の作品のほとんどは、純粋音楽であり、具体的な内容を持つものではありませんが、唯一の例外が、ハーマン・メルヴィルの「白鯨」によるコンチェルタート「モビー・ディック」です。最初はオペラとして着想されたのですが、結局、彼は一つの音楽物語としてこの作品を書きあげました。途方もないエネルギーを秘めた熱い曲には驚きを禁じ得ません。伝統的な3楽章形式で書かれた「第3番」、瞑想的な雰囲気で始まり、大きな起伏が素晴らしい「第7番」の交響曲も見事です。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559718

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    モスコ:トランスリミナル・ミュージック/サリヴァン:ポリクローム/クロージエ:おとぎ話/カニンガム:トランスアクション(コンティヌム)

    アイスランドの民俗音楽研究家としても知られるモスコ、アメリカだけでなくヨーロッパ全土で人気を博しているサリヴァン、ニューヨークを拠点とするクロージェ、ミシガンで生まれ教育者としても名高いカニンガム。4人のオーケストラ作品は、現代アメリカ音楽の象徴とも言える興味深いものです。(2017/07/21 発売)

    レーベル名:Navona
    カタログ番号:NV5836

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    ラヴェル:道化師の朝の歌/スペイン狂詩曲/サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」(アダムズ/シアトル響/モルロー)

    1998年にオープンしたベナロヤ・ホールは、シアトル交響楽団の本拠地であり、4489本のパイプを有する壮大なオルガンが備え付けられていることでも知られています。このフランス音楽集は、メインの曲にサン=サーンスの交響曲第3番を置くことで、その素晴らしいオルガンをフィーチャーした魅力的なサウンドを楽しむことができるというものです。もちろん、ラヴェルの数々の曲も実に色彩豊かであり、またどの曲も明快なリズムの切れが感じられるものであり、このフランス風ともスペイン風とも言える微妙な色合いを的確に塗り分けた演奏は、本当に高く評価されるものでありましょう。ライブ収録のため曲の終わりには拍手が入っていますが、これがまた親密で熱狂的なものです。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1002

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    ラザロフ:ピアノとオーケストラのための「絵」/ヴァイオリン協奏曲/交響曲第2番(オールソン/シアトル響/シュワルツ)

    ラザロフのオーケストラ曲3題、とにかく一聴してすぐ印象に刻み込まれるのは、大編成の厚みをフルに活用した、オーケストレーションのカッコよさでしょう(特に打楽器系には注目!)。カンディンスキーの絵画にインスピレーションを得たという、「タブロー」ではもちろんピアノが大活躍。透明感と鋭利な切れ味を持つこの楽器の響きは、ラザロフのオーケストレーションには、大変にマッチしています。一方ヴァイオリン協奏曲では、やはりソロ楽器の特性か、よりリリカルな表現が目立ちます。また、ソロ楽器を持たない交響曲では、オーケストラ自体の表現の幅を、心ゆくまで堪能することができるといえましょう。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559159

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    ラスカトフ:ピアノ協奏曲「夜の蝶々」/ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(向井山朋子/シアトル響/モルロー)

    モスクワ生まれの作曲家、アレクサンドル・ラスカトフはモスクワ音楽院で学び、1982年に大学院を終了後、ドイツでしばらく活動し、1990年代からはフランスに移住。映画音楽の分野をはじめ、多方面で活躍している作曲家です。世界中で彼の作品が上演され、高い人気を誇っているラスカトフですが、このピアノ協奏曲「夜の蝶」は、シアトル交響楽団の委嘱作品で、詩的で劇的な作風を持っています。もちろんここで演奏している日本のコンテンポラリー・ピアニスト向井山朋子の存在なくしては生まれなかった作品であり、彼女の卓越した技巧が存分に生かされた革新的な音楽です。カップリングは「春の祭典」で、こちらも素晴らしいパフォーマンスとなっています。リュドビック・モルローのパワフルな指揮は、今回も健在です。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1005