ショスタコーヴィチ, ドミートリー(1906-1975)
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ショスタコーヴィチのオペラ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》は、1930年に作曲が始まり、1934年に初演され各地で成功を収めましたが、スキャンダラスな表現が批判され、1936年にスターリンの激しい非難を受けたことが契機となって封印されてしまいます(後に《カテリーナ・イズマイロワ》として改訂されて上演が許可される)。1970年代末に初演版がムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって演奏・録音され、2009年にはウィーン国立歌劇場で初の同版の上演が行われました。本録音にはその公演が収められており、近現代オペラの第一人者インゴ・メッツマッハーが指揮を担当。アンゲラ・デノケを中心に、クルト・リドル、ミッシャ・ディディクが見事な声を聴かせます。(2025/06/13 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C230172 |
2016年、ショスタコーヴィチ生誕110年を記念して始動したプロジェクトの第1弾は、「マーラー:交響曲選集」で注目を浴びたスラドコフスキを指揮者に据え、2015年に開催された「チャイコフスキー国際コンクール」の入賞者(ドガジンのみ2011年の入賞者)をソリストに迎えた3枚組の協奏曲全集。交響曲に匹敵するスケールの大きさと、内容の深さを持つこれらの協奏曲を若手演奏家たちの熱気溢れるソロで聴く全集は、ロシアの音楽教育の伝統と実力を示したMelodiyaレーベルの自信作となっています。(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002465 |
アウグスブルク大学の教授、ユリウス・ベルガーの指導の下、2010/2011年に開催された「平和の都市」科学・芸術プロジェクトの一環として編纂された曲集です。このアルバムで重要な役割を果たすのは、南チロル出身、チロル州立音楽院でヴァイオリンと作曲を学んだマヌエラ・ケレル。彼女は当初、法律と哲学を学びつつ作曲家を志し、ダルムシュタットの夏季現代音楽講習会に参加。次代を担う新鋭女性作曲家として注目を浴びています。ここでは彼女の作品を中心に、アンサンブル・チェロパッショナートの素晴らしいアンサンブルを取り合わせた刺激的なもの。LPサイズの装丁には、平和を願うこどもたちからのメッセージが掲載されており、見るだけでも楽しい作品です。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM181 |
実は、ショスタコーヴィチは大変な映画音楽作曲屋で、生涯に40作近く手がけています。魅力的な音楽が多いのですが、あまり録音・演奏されることが少なく、未発掘の金山的な存在です。「馬あぶ」は19世紀イタリアの独立の闘士を描いた映画用に作られた音楽で、拍子抜けするほど親しみやすく、特に7曲目の「序奏」など、往年のイタリア系恋愛映画のようなくすぐったい(甘美な)曲です。「五日五夜」は非常に珍しい作品で、「ドレスデン解放」では、盛り上げ用にベートーヴェンの「歓喜の歌」が使われています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553299 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C10405 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C10298 |
2021年にスペインで開催された「第62回ハエン賞国際ピアノコンクール」で優勝したロシア出身のピアニスト、ヴァレンティン・マリーニン。このアルバムではコンクールでの演奏と、その後に収録された演奏からマリーニン自身が選んだ曲を並べたプログラムが楽しめます。ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲はマリーニンの高いアンサンブル能力が聴きどころで、聴衆からの温かい拍手も聞かれます。続くグラナドス作品は、コンクールの特色の一つである「優れたスペイン音楽の解釈者」たる資質を問う曲。冥界から帰ってきた亡霊が愛する人のために奏でるセレナードをマリーニンは巧みに弾きこなしました。コンクール後にロシアで録音されたスクリャービンとプロコフィエフ作品は、ロシア出身のマリーニンが大切にしているレパートリー。また最後に置かれたビゼーの「《真珠採り》より"耳に残るは君の歌声"」では、ラヴェルを思わせる曲調による大胆なアレンジを披露しています。(2022/12/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574468 |