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ブリテン, ベンジャミン(1913-1976)

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    ブリテン:ヴァイオリン協奏曲/カナダの謝肉祭/モン・フィク (マカスラン/イギリス室内管/ヘッドフォード)

    「カナダの謝肉祭」は、カナダ訪問がきっかけとなって誕生した作品で、フランス民謡を盛り込んで賑々しくもりあがる痛快作です。民謡「ひばり」(静かな湖畔の~によく似た旋律)のような単純な素材が、かなり凝った展開を見せ、ブリテンの技の冴えを堪能できると申せましょう。一方ヴァイオリン協奏曲は、時代の不安を映し出したかのような重みのある作品で、残念ながら知名度はイマイチですが、20世紀のヴァイオリン協奏曲の中でも指折りの傑作として評価されるべきでしょう。いわゆる名人芸的協奏曲ではありませんが、ヴァイオリンの機能は極限まで駆使されていますし、オーケストレーションの多彩さも比類ありません。これは大変な作品です!コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557198

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    ブリテン:ヴァイオリン協奏曲/チェロ交響曲(ハーシュ/ヒュー/BBCスコットランド響/湯浅卓雄)

    20世紀イギリスを代表する巨匠ブリテンによる、シブい弦楽器のための協奏的作品2題です。両曲とも禁欲的・内向的で暗めの雰囲気に満ちていて、非常に高度な技巧が課せられた独奏パートが、オーケストラと一体となって緊張感に満ちた音楽を奏でていくのが特色となっています。もちろんシブいといっても必要以上に難解ということはなく、高音の用法が印象的でスピード感に溢れるヴァイオリン協奏曲の第2楽章、あるいはモノローグ風な展開の中で多彩な技巧が繰り広げられる、チェロ交響曲(作曲者と親交のあった大チェリスト、ロストロポーヴィッチに献呈)の終楽章などは、いかにもカッコいい音楽でもあります。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553882

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    ブリテン:ヴァイオリン協奏曲/二重協奏曲(スクリデ/ヴクチェヴィチ/ウィーン放送響/オルソップ)

    ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデと名指揮者マリン・オルソップが共演。曲目はブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」と、あまり演奏されることのない「二重協奏曲」という興味深いものです。ヴァイオリン協奏曲は1939年、ブリテン25歳の作品。高度な技巧が要求される、激しく創意に富んだ第2楽章を、内省的な第1楽章とパッサカリア形式による荘重な第3楽章で挟んだ構成となっており、第二次世界大戦の開戦による不安な心情と反戦意思が反映された曲と言われています。ブリテンは1950年に作品をハイフェッツが演奏することをきっかけに、最終楽章のヴァイオリン・パートを書き直すなどの改訂を行い、その後も小さな改訂を加え、現在の形に落ち着いています。かたや二重協奏曲は、ブリテンが王立音楽大学に在学していた時期の作品。克明に書き込まれたスケッチがあるものの、なぜか総譜としては完成しておらず、彼の生前に演奏されることもありませんでした。ブリテンの死後、コリン・マシューズがスケッチに基づいてオーケストレーションを補筆完成、1997年6月15日にようやく初演されたという作品です。スクリデの演奏は、どちらの曲でもブリテン作品の持つ内省的、神秘的な雰囲気を大切にしながら、技巧的な部分では鮮やかに楽器を駆使し、最後まで緊張感をゆるめることなく一気に弾き切っています。二重協奏曲でヴィオラを弾くのはスイス・イタリア語放送管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者を務めるイヴァン・ヴクチェヴィチ。スクリデと息のあった演奏を聴かせます。(2024/02/09 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C220021

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    ブリテン:ウィリアム・ブレイクの歌と格言/ティト・フォー・タト/民謡編曲集(英国歌曲集 22)(ウィリアムズ/バーンサイド)

    ブリテンの声楽曲は、大抵生涯のパートナーであったピーター・ピアーズのために書かれていますが、この1965年の「ウィリアム・ブレイクの歌と格言」は不世出のバリトン、D.フィッシャー=ディースカウのために書かれています。1960年に作曲された「戦争レクイエム」のバリトン・パートも彼のために書かれたものであったことでもわかるように、ブリテンはディースカウを心から信頼していたのでしょう。この作品もとても練られたものであり、全てに「凝縮と謎めいた微笑」が横溢していて、生半可な歌手では歌いこなせないほどの深遠さを見せています。交互に歌われる格言と歌は全て密接な結び付きを持ち、執拗な言葉遊びと皮肉めいた味わいで満たされています。彼が終生愛した民謡編曲集と、ウォルター・デ・ラ・マーレの詩による歌曲集「売り言葉に買い言葉」も収録。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572600

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    ブリテン/エネスク/マッツォーリ/プロコフィエフ/ヴィスコンティ:ヴァイオリン作品集(ウォルフラム/スン)

    アルバム・タイトルの「The Edge of Youth」とは「人が成長する過程に於いて、より成熟した自分自身を発見する時期」を表しており、自分自身に確信が持てるのは、自身が心地よく感じるぎりぎりの「エッジ(先端)」まで自分を持って行った時だと若きヴァイオリニスト、ジャネット・スンは語ります。このアルバムは彼女自身の芸術的な旅の過程を示すもので、ブリテンからエネスコ、若き3人の作曲家の作品に挑戦していくと予想外のサウンドや新発見があったといい、「クラシックの伝統を踏襲しながらも、無意識の内でその伝統に異議を唱えている」作曲家たちの心の声を丁寧に拾い上げ、彼女自身の音で再現しています。ジャネット・スン…ワシントン・ポスト紙で「魅惑的な演奏、絶妙な音色」と絶賛、強烈な知性と繊細さ、そして超絶技巧を併せ持ち、世界各地のコンサートホールや音楽祭で活躍中。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Dorian Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92230

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    ブリテン/ガーニー/クィルター/ヴォーン・ウィリアムズ:テノールのための作品集(ショウ)

    オーストラリア生まれのテノール歌手、スコット・ロバート・ショウのデビュー・アルバムは、19世紀末から20世紀前半にイギリスで活躍した作曲家たちの歌曲を巡る旅です。アルバムにはフィンジの名作「花輪をささげよう」などの英国歌曲を代表する作品をはじめ、ヴァイオリンのみの伴奏で歌われるヴォーン・ウィリアムズの「牧場に沿って」やブリテンの民謡編曲集をハープ伴奏に仕立てたものなどが収録されており、声とピアノとはまた違う響きによる作品を楽しむことができます。スコット・ロバート・ショウは幼い頃からパース・セント・ジョージ大聖堂合唱団でボーイ・ソプラノを歌い、シドニー音楽院に進んでからは数多くの賞を受賞。その後はハーグ王立音楽院でクラシックと古楽の唱法を学び、現在はデュッセルドルフに拠点を置き活躍しています。(2023/09/29 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDX21110

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    ブリテン:歌劇「ねじの回転」

    二人の子供たちの世話のため田舎屋敷に赴く女家庭教師。そこで彼女は前の従僕と家庭教師の幽霊を目にし、子供たちが幽霊と交感する事実を知る。彼女は子供たちを救おうと試みるが...。幽霊の登場という異例の題材をとりあげたブリテンは、プロローグの後に提示する十二音音階による主題と、その15曲の変奏を間奏曲に仕立てるという込み入った仕掛けを施し、小劇場で上演可能な室内オペラの名作を残しました。ラングリッジ、ロットら英国を代表する歌手を起用、ブリテンのエキスパートであるベッドフォードが指揮し、COLLINSレーベルから発売されて絶賛を博した名盤の再発売盤です。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660109-10

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    ブリテン:歌劇「ねじの回転」(マシューズ/ハバード/ウィルソン/アレン/ライオン/モネ劇場室内管/グラスバーグ)

    【ブリテンの最高傑作の一つを、グラスバーグによる切れ味よいタクトと色彩感豊かな心理描写で】伝統あるベルギーのモネ劇場によるブリテンの歌劇《ねじの回転》。とある少年と少女の元へやってきた新任の女性家庭教師が、子供たちと、彼らを連れ去ろうと狙う亡霊たちとのやり取りに追い詰められていくという、サイコホラーです。指揮は、コロナ禍直前の2020年1月に東京交響楽団との共演で初来日も成功させた、イギリスの若き俊英ベン・グラスバーグ。小編成のアンサンブルから実に色彩豊かな響きを導き出しています。メイン・キャストの家庭教師を演じるのは、グラインドボーンの《ルサルカ》(DVD: OA1302D/BD: OABD7266D/NYDX-50106)でもダイナミックな歌唱と切々とした表情を両立する素晴らしい演技を見せたサリー・マシューズ。ここでも徐々に追い詰められていく表現が実に見事。2021年4月に上演された舞台が非常に高い評価を受け、その後すぐにセッション録音されたアルバムです。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA828

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    ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズから4つの海の間奏曲/エルガー:ヴァイオリン協奏曲(M. バレンボイム/フィルハーモニア管/クルデーレ)

    【クルデーレのLINN第2弾は、ミヒャエル・バレンボイムとの共演】レスピーギ作品によるLINNデビュー盤が好評をもって迎えられたアレッサンドロ・クルデーレ。第2弾となる今回はフィルハーモニア管弦楽団を指揮して2つの対照的なイギリスの作品を収録しました。ブリテンの「4つの海の間奏曲」ではオーケストラを隅々までコントロールし、モダンな響きと多彩な曲想を見透し良くスタイリッシュに描いています。抒情的な曲想で一貫されるエルガーの協奏曲では、ウェスト=イースタン・ディヴィアン管弦楽団などで活躍するミヒャエル・バレンボイムが登場。その高い技術力に裏打ちされた、父ダニエル・バレンボイム譲りのリリカルな表現を存分に聴かせており、クルデーレの伸びやかなサポートも光っています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Linn Records
    カタログ番号:CKD729

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    ブリテン:カンティクル第1番 - 第5番/愛した者はわがもの(英国歌曲集第9集)(ベッドフォード/ラングリッジ)

    ブリテンの創作力の源となった、テノール歌手ピーター・ピアーズとの生涯に渡る親交。五つの「カンティクル」は25年以上の長きに渡って作曲され、地味ながらも二人の親交が生んだ結実物の一つです。使用楽器はピアノの他は最小限で、ブリテンのエッセンスが凝縮された趣きがあります。特にお薦めは「アブラハムとイサク」で、ヒーリングばやりの今日、静謐な美は再評価されるべきでしょう。「ザ・ハート・オブ・ザ・マター」は「カンティクル第3番」を含めて初演された作品。ブリテンのスペシャリスト、ベッドフォードのピアノを得て演奏も万全です。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557202