ブリテン, ベンジャミン(1913-1976)
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ブリテンに声楽曲の名曲は数あれど、聴き逃すことはできない二大名曲を収録しました。「セレナード」と「ノクターン」がそれで、共にテノールがソロを歌います。両作とも決してとっつきやすい作品ではありませんが、聴き込むほどに、ブリテンの才能の奥深さに魅了されていくから不思議。楽器編成の妙には感嘆するよりありません。「パイドラ」はメゾ・ソプラノのためのドラマティック・カンタータで、作曲家の死の前年に完成され、名歌手ジャネット・ベイカーが当盤と同じくベッドフォードの棒の下で初演しました。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557199 |
ブリテンの真価は声楽曲で発揮されますが、その秘密は20歳台前半で出会ったテノール歌手ピアーズとの生涯にわたる愛のある関係にあったのです。また、ブリテンは詩の描く世界を音楽に変える能力に桁はずれに長けていました。ここに聞く3曲は、いずれもピアーズの存在とブリテンの才能が融合した最高の成果で、とっかかりは難しいかもしれませんが、聞けば聞くほど味が出てきます。伴奏楽器の使い方にも凄みが感じられます。「イリュミナシオン」はランボーのフランス語の詩に作曲、他2曲は様々な詩人による英語詩です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553834 |
ブリテンの代表作とされるこの曲は、戦争で破壊されたコヴェントリー大聖堂の再建を祝って委嘱・初演されました。3人の独唱者と混声合唱、児童合唱、大管弦楽を演奏に要する規模の大きさ、ドラマティックな振幅、熟達した声楽の扱い、平和を祈求するメッセージ性などの点から、第一級の音楽作品に仕上がっています。なおこの録音はスコットランドの管弦楽団員・合唱団員たち300人以上を集め、元造船所を改築した大会場でとり行われました。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553558-59 |
(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0010 |
当盤に収録の3つの管弦楽曲は、性格の違いこそあれ、いずれもブリテンが持てる才能を遺憾なく発揮した秀作です。作曲時期が最も早いのは「シンフォニア・ダ・レクィエム」。自らの両親と、ヨーロッパにおける戦争の犠牲者たちとに捧げる渾身の音楽で、陰鬱一辺倒ではないところがミソ。彼の全作品中でも屈指の感動的な名作です。傑作オペラ「ピーター・グライムズ」から改編した「4つの海の間奏曲とパッサカリア」は、オペラを知らなくても十二分に楽しめる色彩感。これも原曲がオペラの交響組曲「グローリアーナ」はエリザベス王朝の絵巻物の趣き。指揮はブリテン演奏の第一人者ベッドフォード。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557196 |
(2009/06/11 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0037 |
同時多発テロで改めて注目されるようになった詩人オーデン。20世紀が生んだ音楽の天才ブリテンは詩人と映画制作を通じて知り合い、その卓越した知性に触発されて、多数の優れた声楽作品を生み出します。ブリテンが初めて曲集として出版した歌曲「この島国で」から、作曲者の死後まで出版されなかった一連のキャバレー・ソング(軽く楽しいだけでなく、とんでもなく芸術的。特に22は必聴)まで、2人の幸福な出会いを証明する音楽の小宇宙。ブリテンと親交があったバークリーもまたオーデンに魅せられ、繊細で想像力に富んだ歌曲を残しました。コリンズ・レーベルの再発売盤。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557204 |