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ハイドン, フランツ・ヨーゼフ(1732-1809)

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    ハイドン:交響曲集 31 - 第18番 - 第21番(トロント室内管/マロン)

    交響曲を本格的芸術音楽に高めたハイドンの仕事は、さすがに違います。当盤収録の4曲は作曲年代も近く、編成はオーボエ、ホルン、弦楽、通奏低音で共通しているのに、よくよく見ると各々が個性的。楽章の数、緩急の配置が異なることで、印象が全く変わります。特にお薦めは「第20番ハ長調」。この曲だけはトランペットとティンパニが追加され、他の3曲とは違う、堂々たる威容を誇る一大シンフォニーで、後のハイドンの成熟を予見させるもの。マロン率いるアンサンブル(トロント・カメラータが改名)がフレッシュなサウンドとリズムで、聴き手を魅了します。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557657

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    ハイドン:交響曲集 32 - 第9番 - 第12番(シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    第1作(8.557571)が好評のガロア&シンフォニア・フィンランディアによるハイドン交響曲集の第2作目です。作品番号は早いとは言え、当時のハイドンはすでにエステルハージ侯爵家の副楽長として輝かしい実績を誇る偉大な音楽家でした。この交響曲集も当時としては大胆な試みが至るところに見られるもので聴けば聴くほどに面白みをますこと間違いなしです。ガロアの紡ぎ出す清冽な音も好感度大です。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557771

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    ハイドン:交響曲集 34 - 第62番、交響曲 変ロ長調、/序曲「変わらぬまこと」/序曲「薬剤師」(トロント室内管/マロン)

    全集の最後尾を飾るのは、快活極まりない第62番ニ長調です。1780年に作曲されたこの作品は、当時のハイドンの特徴的な作風を備えたもので、例えば第2楽章の独特な弦楽器の使い方など聴くほどに魅力を増すものです。一応107と108の番号が振られている2曲の交響曲はどちらも実は1760年近辺の初期の作品で、単純な筆致の中に若々しさを秘めている好感度たっぷりの佳作です。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572130

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    ハイドン:交響曲集 6 - 第3番、第26番、第30番(ハイドン2032プロジェクト 6 - 哀歌)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    ハイドン生誕300年にあたる2032年。この年までにハイドンの交響曲全曲を録音しよう!と2013年から始まったプロジェクト「HAYDN 2032」。イル・ジャルディーノ・アルモニコとジョヴァンニ・アントニーニの演奏で録音が開始されましたが、第5集からはバーゼル室内管弦楽団が演奏を担当、更に刺激的なハイドンを楽しむことができます。第6集に収録されているのは、アルバムタイトルにもなっている第26番「ラメンタツィオーネ」を始めとした、第3番、第30番、第79番の全4曲。グレゴリオ聖歌の旋律が用いられた第26番はシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期の始まりを告げる作品とされ、ドラマティックな構成が愛されています。他の3曲も含めアントニーニのきめ細やかな解釈が光る闊達な演奏が素晴らしく、聴きどころもたっぷりです。また今回の第6集は、これまでのように他の作曲家の作品や、ハイドンの声楽曲などをカップリングすることなく、全てをハイドンの交響曲でまとめた潔い選曲であることも見逃せません。(2018/06/29 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA678

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    ハイドン:交響曲集 7 - 第9番、第65番、第67番(ハイドン2032プロジェクト 7 - 劇場監督たち)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりしきった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併録されているのは密かな注目ポイント。スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りもさることながら、今回もテーマを読み解くための充実解説(国内仕様は日本語訳付)が見逃せません。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA680

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    ハイドン:交響曲集 8 - 第28番、第43番、第63番(ハイドン2032プロジェクト 8 - ラ・ロクソラーナ)(イル・ジャルディーノ・アルモニコ/アントニーニ)

    【ハイドン2032第8集は東方との関り イル・ジャルディーノ・アルモニコによるバルトークを収録!】100曲以上の楽譜が伝えられているハイドンの交響曲を、作曲者生誕300周年にあたる2032年まで全曲録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニの体系的録音シリーズ。毎回テーマが設定され、必ずハイドン以外の作曲家の関連作が取り上げられるのがこの全曲録音の特徴ですが、今回は実に驚くべきことに、作曲者不詳の17世紀作品に加え、なんと20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18世紀に偏らないゲスト作曲家選択がなされています。演奏はこのシリーズを担う二つの団体のうちのひとつ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。18世紀の楽器で奏でられるバルトーク作品の鮮烈な解釈はさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮き彫りに……というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エステルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロマ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。今回もテーマをじっくり解き明かすアントニーニ自身の言葉をはじめ、Magnum Photoから提供された美麗図版満載の解説書の充実度も目を見張るばかりです。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA682

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    ハイドン:交響曲集 9 - 第15番、第35番、第45番「告別」/ベレニーチェ、何しているの(ハイドン2032プロジェクト 9 - 別れのとき)(イル・ジャルディーノ・アルモニコ/アントニーニ/アントニーニ)

    【交響曲全曲録音第9巻!「別れ」をテーマにした厳選3曲、ピオーが歌うハイドン晩年の稀少声楽曲入り】イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内管弦楽団を指揮して進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、今回新たに登場する第9弾のテーマは「別れ」。旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の綽名で知られる第45番……疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。エステルハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説も充実の内容です。(2021/01/22 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA684

  • ハイドン:交響曲集 11 - 第2番、第24番、第82番「熊」、第87番(ハイドン2032プロジェクト 11 - パリの人々のお気に入り)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    【ハイドン全曲録音、活動後期へ向かう重要な存在「パリ交響曲」の真相へ!】作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトは今回11作目。中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラムです。テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。彼の交響曲第82~87番の6曲は、かのフランスの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため「パリ交響曲集」と呼ばれており、今回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、今回も指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ=バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文は興味深い内容となっています。バーゼル室内管弦楽団は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈は今回も絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリスピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の魅力を存分にお楽しみください。(2022/01/28 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA688

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    ハイドン:交響曲集 12 - 第61番、第66番、第69番(ハイドン2032プロジェクト 12 - 遊びと愉しみ)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    【金管・打楽器の華々しい活躍と、あの謎の名曲 絶好調の全曲録音シリーズ第12巻登場】2032年の作曲家生誕300周年に向け、100曲以上が現存しているハイドンの交響曲の全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。今回はハイドンがエステルハージ侯爵家での作曲経験を充分に積み、ひときわ充実した楽器編成のために交響曲を書く機会が増えてきた1775~76年の作品3曲に、「おもちゃの交響曲」を加えた選曲。20世紀にヨーゼフ・ハイドン作ではないと判明して以降、レーオポルト・モーツァルトかエドムント・アンゲラーかなど、異説が多く提唱されながらも今なお作曲者が確定していない「おもちゃの交響曲」ですが、少なくとも1760年代には楽譜が存在していた真正の18世紀作品であることだけは間違いなく、滅多になされない古楽器での録音を俊才アントニーニによる技ありの指揮で聴けるのは画期的です。ハイドン作の3曲のうち比較的知られている第69番は、晩年まで戦果を上げ続けた老将軍ラウドン(ロウドン)にちなんだ作品。トランペットとティンパニが響きに華やぎを添えます。第66番は比較的小ぶりの編成ながら、豊かな音作りにハイドンの芸術性の充実が感じられるもの。イル・ジャルディーノ・アルモニコやゼフィーロでも活躍する名手エミリアーノ・ロドルフィ(オーボエ)や、引く手あまたのカルレス・クリストバル(ファゴット)など俊才古楽器奏者も加わるバーゼル室内管弦楽団の機動力も頼もしく、音楽学者クリスティアン・モーリッツ・バウアーによる最新研究を踏まえた恒例の解説(英・仏・独語/国内仕様には日本語訳付)とともにハイドン作品の奥深さを十全に伝えてくれます。(2022/07/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA690

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    ハイドン:交響曲集 14 - 第33番、第53番、第55番(ハイドン2032プロジェクト 14 - 帝国)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    【金管・打楽器が映える充実編成!中期作を中心にハイドンの真価に迫る】作曲家生誕300周年となる2032年までに「交響曲の父」ハイドンが残した107曲もの交響曲を全て録音してゆくHAYDN 2032シリーズでは、指揮を務めるジョヴァンニ・アントニーニ自身のグループであるイル・ジャルディーノ・アルモニコと共に、古楽器を使いこなし瑞々しい演奏を聴かせるバーゼル室内管弦楽団も既に多くの名演を聴かせてくれています。第14弾の演目に選ばれたのは、作曲家の生前から高い人気を誇り、19世紀半ばに「帝国 L’Imperiale」の綽名が添えられた交響曲第53番をはじめ、トランペットとティンパニが添えられ勇壮な響きが堪能できる中期の充実作3編。当初は契約により、エステルハージ侯爵家のために書いた作品の宮廷外での発表を禁じられていた宮廷楽長ハイドンでしたが、この頃には主君の計らいもあってパリやロンドン、アムステルダムなど大都市を中心に多くの作品が各地でさかんに演奏されるようになり、急速に国際的な知名度を築きつつあった時期でした。短期間のうちに何度か手直しされ序奏や金管パートの拡張があった第54番、初期作品では異例とも言える大編成をとる第33番に加え、第53番フィナーレの異稿としても使われた人形音楽劇のための序曲も収録。舞台音楽でも経験を積みつつあったハイドンの真相に迫ります。今回もアントニーニ自身のコメントや最新研究を踏まえた作品解説などライナーノートも充実(英、仏、独語/国内仕様盤は日本語訳付)。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA694