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Alpha: アルバム一覧

  • C.P.E.バッハ: フルート・ソナタ集

    【古楽器の味わいを妥協なく引き出してゆく名手二人、C.P.E.バッハ至福のデュオ】フラウト・トラヴェルソ(古楽器フルート)だけでなく民俗楽器にも通暁、フランス各地の伝統的なバグパイプやミュゼットの名手としても知られる俊才フランソワ・ラザレヴィチ。ALPHAレーベルで幾多の名盤を制作してきた彼の共演者には、大バッハのソナタ集(ALPHA490)でのチェンバロの鬼才ジャン・ロンドー、アイルランド伝統音楽のアルバム(ALPHA234)での異才ヴァイオリン奏者デイヴィッド・グリーンバーグなど抜きん出た個性の持ち主が目立ちますが、今回は近年躍進目覚ましいフランスの古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーとの録音となっています。しかも大バッハの次男、個性という点ではこちらも申し分ないユニークな天才C.P.E.バッハの作品集は嬉しいリリース。父の多声音楽への関心を受け継ぎながら、刻一刻と変わりゆく人心の機微を音の響きへと変えてゆく多感主義的作風は時代に先駆けた存在感で、18世紀半ばの作品にしてロマン派を先取りするような瞬間があちこちに聴かれます。彼を長く雇いながら冷遇し続けたフリードリヒ大王はフルートを愛奏し、フォルテピアノに普及当初から関心を寄せ続けた音楽愛好家。C.P.E.バッハがその宮廷で綴った作品を中心に、ラザレヴィチとテイラーは楽器の自然な響きの魅力を十全に引き出しながら、一瞬ごと音楽性に満ちたデュオを繰り広げてゆきます。この二人の間にしか生まれえない音空間の味わいを、ALPHAならではの自然なエンジニアリングの響きで楽しめるのも嬉しいところ。奏者二人それぞれの音楽小宇宙を堪能できる独奏曲も収録されており、隅々まで聴き深め甲斐のある1枚に仕上がっています。(2022/03/18 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA768

  • 『ダンス・ウィズ・ミー』

    【バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、豪華ゲストと奏でる華麗なダンス・ミュージックの世界】オランダの6つのオーケストラのメンバーが、新たなる表現の場として2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。オーケストラ発足時からコラボレーションを続けているバーバラ・ハンニガンと共にこれまで、『クレイジー・ガール・クレイジー』(ALPHA293)、『ラ・パッショーネ』(ALPHA586/NYCX-10136)といったアルバムをリリースしており、いずれも世界的に高い評価を得ています。そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、2枚のソロ・アルバムも好調でクラシックからジャズまでこなす″裸足のトランペッター″ルシエンヌが「コパカバーナ」でソロを聴かせ、バンドのメンバーとしても参加しています。また2021年に「ゴルトベルク変奏曲」のリリースで大きな話題となったベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットも登場。「愛の挨拶」から「ランバダ」まで、様々なダンス・ミュージックが次から次へと現れる、たいへん楽しいアルバムです。(2022/03/18 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA790

  • CAIRO JAZZ STATION

    エジプトのカイロでアラブ音楽を愛する家族に生まれたアブダラ・アボゼクリーが奏でるサズ(バルカン半島などで見られる撥弦楽器)、トルコのマニサに生まれ、幼いころからパーカッションに親しんだというイスマイル・アルトゥンバスによるダルブッカ(アラブ音楽で用いられる脚付きの太鼓)、ポルトガルに生まれヨーロッパで広く活躍するジャズ・アコーディオン奏者で、先ごろクラシックにも「デビュー」(FUG786)したジョアン・バラーダス、クレモナ生まれのロリス・レオ・ラリの奏でるベースという、違う地域から集まった4人が、お互いのルーツを持ち寄って作り上げたアルバム。アラブ音楽をベースにイタリアの香りとジャズのテンションを加えた作品で、スピード感溢れる中にも親密さと温かみのある仕上がりになっています。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA831

  • VIVA! フランスの合唱芸術~今日まで30年の歩み

    【世界に羽ばたく合唱界の精鋭団体の名演続々。これがフランス楽壇の底力!】日々活躍するソリストたちはもとより、オーケストラやオペラでもトップクラスの重要団体を続々輩出しているフランス。合唱団だけを見ても注目すべきグループは少なくありません。近年の例だけで考えても、近現代作品で驚くべき実績をあげてきたアクサンチュスや古楽方面で活躍するピグマリオン、ディアボルス・イン・ムジカなど、明らかに頭一つ飛び出た存在感を誇るアンサンブルの名が次々と思い浮かぶことでしょう。そうしたフランスの合唱世界を陰に陽に支えてきたベタンクール=シュレール財団の創設30周年を機に、同国の音楽活動を録音面で盛り上げてきたレーベルAlphaが、近年の重要グループによる注目音源をよりすぐったユニークなアンソロジーを制作。バロック・オペラ復権に大きく寄与したクリスティやニケらの合唱団、フランス語圏の古楽レパートリーでは主演・客演問わず活躍範囲の多いベルギーのナミュール室内合唱団、彼らに新境地をもたらしたアルゼンチン出身のアラルコン、作曲家オアナと深いつながりを持つエラベディアン、パリの日常を高水準の合唱で彩ってきたノートルダム大聖堂の聖歌隊、さまざまな合唱団との名演で知られる女性合唱指揮者ニコール・コルティ…と、この1枚に登場する合唱団を追うことで音楽鑑賞の喜びが幾倍にも増幅されるであろうことも間違いありません。音楽鑑賞の注目からは外れやすい合唱という分野に、いかに単体で追うに足る世界が広がっていたかを追認できる好企画。ブックレットに掲載されている、ベタンクール=シュレール財団から賞を授かってきた合唱団のリストも実に見応えがあります。アナログ盤(ALPHA853)も同時発売。(2022/02/25 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA852

  • コメディ・フランセーズ、ゲンスブールを歌う

    シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりの一枚です。(2023/03/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA978

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    1600年前後のエア、バラードとブロークン・コンソート(レ・ウィッチェ)

    1600年前後の歌曲や舞曲などをフリッツ・ウイリアム・ヴァージナル・ブックほかから集めたアルバム。ブロークン・コンソートとは、弦、管、鍵盤など多種にわたる楽器の混合アンサンブルを指し、ここでもヴァイオリン、フルート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、クラヴィオルガヌム、シターン、バンドーラなどの多彩な音色の融合を楽しむことができます。(2018/09/12 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA347

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    18世紀フランスのブリュネットとコントルダンス(レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン/ラザレヴィチ)

    18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコントルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてくれます。(2018/09/12 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA342

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    19世紀フランスのオペラ・アリア集(デュボワ)

    【シリル・デュボワが魅せる!フランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集】バロックからロマン派まで、フランス・オペラを中心に目覚ましい活躍をみせるフランスのテノール、シリル・デュボワによる、19世紀のフランスに於けるオペラ・アリアを集めたアルバム。ドニゼッティがパリで作曲した《連隊の娘》や、トマの《ミニョン》、ドリーブの《ラクメ》など有名な作品はほんの一握りで、現在では全曲はおろかその一部の演奏も珍しくなってしまった数々のオペラのアリアが収録されているのがポイントですが、さらには、それらがたいへん魅力的であることに驚かされます。豊かな表現力と高度なテクニック、余裕のある高音の張りなど、デュボワの実力が作品の美しさを十二分に引き立てており、こちらもフランス・オペラのスペシャリストであるピエール・デュムソーの棒もオーケストラ全体をたっぷりと歌わせて、その歌唱にぴたりと寄り添っています。(2023/03/10 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA924

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    20世紀初頭、ウィーンの室内楽(樫本大進/パユ/マイヤー/プレッサー/ル・サージュ)

    【20世紀初頭、ウィーンのサロンで奏でられた音楽】ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めてサロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はウェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセンスを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイルがパユのため編曲したもの。アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するかたわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を聴かせます。(2020/07/10 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA588

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    20世紀初頭フランス女性作曲家によるフルート作品集(ユレル/クヴェール)

    【困難な時代に生きた女性作曲家たちへのトリビュート】女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家たちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に寄り添っています。収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA573