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【イラン音楽の名家とアイリッシュ・フルートの名手との共演による、音楽の交差点】テヘランに生まれイラン音楽の大家としてHarmonia Mundiレーベルへの録音などで名高いジャムシド・シェミラニを父に持ち、親子でのトリオ活動でも有名なケイヴァンとビジャン、そして看護師としての顔も持つ歌手のマリアムというシェミラニ兄弟に、アイリッシュ・フルートの名手として日本にもファンの多いシルヴァン・バルーを加えた、現在フランスで活躍する4人によるイラン、インド、アイルランド音楽の要素をミックスしたクロスオーバー・アルバム。曲の多くはケイヴァンが中心となって制作・編曲されており、使用する楽器はイランの太鼓ザルブとアイリッシュ・フルートを中心に、アジアのフルートや2枚リードの木管楽器、アイルランドとイランのバグパイプなど様々。さらに、ギリシャのリラ(小型の擦弦楽器)の名手として名高く、FUGA LIBERAからもアルバム(FUG753)をリリースするソクラティス・シノプロスも参加という豪華な布陣です。様々な楽器が織りなすエスニックで色彩豊かな音色といい、民族音楽とポップスの間を行くようなメロディと曲作りといい、様々な要素と楽器がフランスの地で出会い、豊かな融合をみせた、たいへん心地よい音楽です。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA754 |
【古楽器の味わいを妥協なく引き出してゆく名手二人、C.P.E.バッハ至福のデュオ】フラウト・トラヴェルソ(古楽器フルート)だけでなく民俗楽器にも通暁、フランス各地の伝統的なバグパイプやミュゼットの名手としても知られる俊才フランソワ・ラザレヴィチ。ALPHAレーベルで幾多の名盤を制作してきた彼の共演者には、大バッハのソナタ集(ALPHA490)でのチェンバロの鬼才ジャン・ロンドー、アイルランド伝統音楽のアルバム(ALPHA234)での異才ヴァイオリン奏者デイヴィッド・グリーンバーグなど抜きん出た個性の持ち主が目立ちますが、今回は近年躍進目覚ましいフランスの古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーとの録音となっています。しかも大バッハの次男、個性という点ではこちらも申し分ないユニークな天才C.P.E.バッハの作品集は嬉しいリリース。父の多声音楽への関心を受け継ぎながら、刻一刻と変わりゆく人心の機微を音の響きへと変えてゆく多感主義的作風は時代に先駆けた存在感で、18世紀半ばの作品にしてロマン派を先取りするような瞬間があちこちに聴かれます。彼を長く雇いながら冷遇し続けたフリードリヒ大王はフルートを愛奏し、フォルテピアノに普及当初から関心を寄せ続けた音楽愛好家。C.P.E.バッハがその宮廷で綴った作品を中心に、ラザレヴィチとテイラーは楽器の自然な響きの魅力を十全に引き出しながら、一瞬ごと音楽性に満ちたデュオを繰り広げてゆきます。この二人の間にしか生まれえない音空間の味わいを、ALPHAならではの自然なエンジニアリングの響きで楽しめるのも嬉しいところ。奏者二人それぞれの音楽小宇宙を堪能できる独奏曲も収録されており、隅々まで聴き深め甲斐のある1枚に仕上がっています。(2022/03/18 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA768 |
【バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、豪華ゲストと奏でる華麗なダンス・ミュージックの世界】オランダの6つのオーケストラのメンバーが、新たなる表現の場として2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。オーケストラ発足時からコラボレーションを続けているバーバラ・ハンニガンと共にこれまで、『クレイジー・ガール・クレイジー』(ALPHA293)、『ラ・パッショーネ』(ALPHA586/NYCX-10136)といったアルバムをリリースしており、いずれも世界的に高い評価を得ています。そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、2枚のソロ・アルバムも好調でクラシックからジャズまでこなす″裸足のトランペッター″ルシエンヌが「コパカバーナ」でソロを聴かせ、バンドのメンバーとしても参加しています。また2021年に「ゴルトベルク変奏曲」のリリースで大きな話題となったベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットも登場。「愛の挨拶」から「ランバダ」まで、様々なダンス・ミュージックが次から次へと現れる、たいへん楽しいアルバムです。(2022/03/18 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA790 |
【ヘッカーとヘルムヒェンによるロシアのチェロ・ソナタ】これまで、ALPHAからリリースされた5種のCDで共演しているマリー=エリザベート・ヘッカーとマルティン・ヘルムヒェン。公私ともにパートナーである2人が約10年ぶりとなるデュオでのアルバム制作にあたり、テーマに掲げているのは東欧ですが、実質的にはロシア(ソヴィエト連邦)のチェロ作品を集めたといって差し支えない内容となっています。粛清の嵐吹き荒れる中で作曲され若々しい憧憬の中にも緊張と苦いトーンを帯びたショスタコーヴィチに始まり、当局からの抑圧を受けながら自らの「多様式主義」をより均質なものにするために再構築したというシュニトケ、バレエ・リュスのための『プルチネルラ』をピアティゴルスキーと共に再構築したストラヴィンスキー、ワルシャワに生まれてモスクワで活動していた時期に書かれショスタコーヴィチや民謡、クレズマーなどの影響を受けたヴァインベルク、西欧からロシアへ帰還した後の晩年にロストロポーヴィチのために書かれたプロコフィエフ、交響曲第1番の初演失敗から立ち直りきらない時期にピアノ協奏曲第2番とほぼ同時に書かれ、ピアノにも大きな比重をかけているラフマニノフ、といった名作を並べています。濃厚なロマンティシズムから極度の緊張、そして伸びやかな軽やかさまで様々な顔を持つこれらの作品を、ヘッカーとヘルムヒェンはぴったりと合った呼吸で聴かせています。(2025/06/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA827 |
エジプトのカイロでアラブ音楽を愛する家族に生まれたアブダラ・アボゼクリーが奏でるサズ(バルカン半島などで見られる撥弦楽器)、トルコのマニサに生まれ、幼いころからパーカッションに親しんだというイスマイル・アルトゥンバスによるダルブッカ(アラブ音楽で用いられる脚付きの太鼓)、ポルトガルに生まれヨーロッパで広く活躍するジャズ・アコーディオン奏者で、先ごろクラシックにも「デビュー」(FUG786)したジョアン・バラーダス、クレモナ生まれのロリス・レオ・ラリの奏でるベースという、違う地域から集まった4人が、お互いのルーツを持ち寄って作り上げたアルバム。アラブ音楽をベースにイタリアの香りとジャズのテンションを加えた作品で、スピード感溢れる中にも親密さと温かみのある仕上がりになっています。(2022/03/25 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA831 |
【世界に羽ばたく合唱界の精鋭団体の名演続々。これがフランス楽壇の底力!】日々活躍するソリストたちはもとより、オーケストラやオペラでもトップクラスの重要団体を続々輩出しているフランス。合唱団だけを見ても注目すべきグループは少なくありません。近年の例だけで考えても、近現代作品で驚くべき実績をあげてきたアクサンチュスや古楽方面で活躍するピグマリオン、ディアボルス・イン・ムジカなど、明らかに頭一つ飛び出た存在感を誇るアンサンブルの名が次々と思い浮かぶことでしょう。そうしたフランスの合唱世界を陰に陽に支えてきたベタンクール=シュレール財団の創設30周年を機に、同国の音楽活動を録音面で盛り上げてきたレーベルAlphaが、近年の重要グループによる注目音源をよりすぐったユニークなアンソロジーを制作。バロック・オペラ復権に大きく寄与したクリスティやニケらの合唱団、フランス語圏の古楽レパートリーでは主演・客演問わず活躍範囲の多いベルギーのナミュール室内合唱団、彼らに新境地をもたらしたアルゼンチン出身のアラルコン、作曲家オアナと深いつながりを持つエラベディアン、パリの日常を高水準の合唱で彩ってきたノートルダム大聖堂の聖歌隊、さまざまな合唱団との名演で知られる女性合唱指揮者ニコール・コルティ…と、この1枚に登場する合唱団を追うことで音楽鑑賞の喜びが幾倍にも増幅されるであろうことも間違いありません。音楽鑑賞の注目からは外れやすい合唱という分野に、いかに単体で追うに足る世界が広がっていたかを追認できる好企画。ブックレットに掲載されている、ベタンクール=シュレール財団から賞を授かってきた合唱団のリストも実に見応えがあります。アナログ盤(ALPHA853)も同時発売。(2022/02/25 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA852 |
シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりの一枚です。(2023/03/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA978 |
18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコントルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてくれます。(2018/09/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA342 |
【シリル・デュボワが魅せる!フランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集】バロックからロマン派まで、フランス・オペラを中心に目覚ましい活躍をみせるフランスのテノール、シリル・デュボワによる、19世紀のフランスに於けるオペラ・アリアを集めたアルバム。ドニゼッティがパリで作曲した《連隊の娘》や、トマの《ミニョン》、ドリーブの《ラクメ》など有名な作品はほんの一握りで、現在では全曲はおろかその一部の演奏も珍しくなってしまった数々のオペラのアリアが収録されているのがポイントですが、さらには、それらがたいへん魅力的であることに驚かされます。豊かな表現力と高度なテクニック、余裕のある高音の張りなど、デュボワの実力が作品の美しさを十二分に引き立てており、こちらもフランス・オペラのスペシャリストであるピエール・デュムソーの棒もオーケストラ全体をたっぷりと歌わせて、その歌唱にぴたりと寄り添っています。(2023/03/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA924 |