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【シリル・デュボワが魅せる!フランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集】バロックからロマン派まで、フランス・オペラを中心に目覚ましい活躍をみせるフランスのテノール、シリル・デュボワによる、19世紀のフランスに於けるオペラ・アリアを集めたアルバム。ドニゼッティがパリで作曲した《連隊の娘》や、トマの《ミニョン》、ドリーブの《ラクメ》など有名な作品はほんの一握りで、現在では全曲はおろかその一部の演奏も珍しくなってしまった数々のオペラのアリアが収録されているのがポイントですが、さらには、それらがたいへん魅力的であることに驚かされます。豊かな表現力と高度なテクニック、余裕のある高音の張りなど、デュボワの実力が作品の美しさを十二分に引き立てており、こちらもフランス・オペラのスペシャリストであるピエール・デュムソーの棒もオーケストラ全体をたっぷりと歌わせて、その歌唱にぴたりと寄り添っています。(2023/03/10 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA924 |
【20世紀初頭、ウィーンのサロンで奏でられた音楽】ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めてサロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はウェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセンスを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイルがパユのため編曲したもの。アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するかたわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を聴かせます。(2020/07/10 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA588 |
【困難な時代に生きた女性作曲家たちへのトリビュート】女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家たちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に寄り添っています。収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。(2020/01/24 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA573 |
【「ラ・マエストラ」2024の覇者、バー・アヴニのデビュー・アルバム】コロナ禍の中2020年にパリで第1回が開催された、女性指揮者のための国際コンクール「ラ・マエストラ」。2年おきに開催されるこのコンクールの2024年第3回の覇者が、イスラエル出身で現在はドイツを中心に活動するバー(バル)・アヴニです。同コンクールの支援プログラムの1つとして企画された今回のデビュー・アルバム(以前に協奏曲の伴奏で録音したCDはあり)は、異なる時代と国における交響曲を集めるというもの。いずれも3楽章によることは選曲後に気が付いた偶然の一致とのことですが、このことが全体に与える統一感のほかは曲想も編成も大きく異なるものの、全体として練り上げられ、予期せぬ組み合わせにより豊かで示唆に富んだ音楽体験が創出されるプログラムは実に見事。さらに、C.P.E.バッハからストラヴィンスキーまで深い作品理解と新世代ならではの活き活きとした音楽づくりがたいへん魅力的で、アヴニの突出した才能を十二分に見せつけるアルバムとなっています。収録された作曲家の中で特に注目したいのがシャルロット・ソイー(ソヒー)。1887年にパリの実業家の娘として生まれた彼女は幅広い音楽教育を受ける中で才能を開花させ、小説や戯曲の執筆も行いながら私生活では多くの子供も産み育てました。彼女の音楽作品は管弦楽曲から室内楽、声楽、宗教曲、歌劇まで幅広く、パリのサロンでは大家がその作品を演奏したとされ、作曲家で指揮者でもあった夫のマルセル・ラベイの協力もあったものの徐々にその演奏機会は減り、現在ではほとんど忘れられてしまいました。唯一の交響曲は1914-17年の第一次世界大戦中に書かれたため現在「大戦」の副題で知られますが、直接的には友人であった作曲家アルベリック・マニャールが1914年に戦禍の犠牲になったことが作曲の動機であるとされます。拡張された二管編成にハープが加わり演奏時間も30分近い意欲作ですが、ソイーの生前は演奏されることがなく、初演は2019年まで待たねばなりませんでした。録音も初演者であるデボラ・ワルドマンによるものがBru Zaneレーベルの8枚組(BZ2006)に収録されているなどごくわずか。作品はマニャール最後の交響曲である第4番と同じ嬰ハ短調で書かれており、フランクの影響を受けた循環形式とポスト・ロマン派的な曲想を持っています。ラ・マエストラ・コンクールの準備中にこの作品と出会ったというアヴニは、「この曲に命を吹き込むことが自分の使命」と感じたとのことで、特徴的なオーケストレーションなど作品の個性を魅力的に引き出した素晴らしい演奏を聴かせています。(2026/02/27 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA1201 |
マドリードに本拠地を置き、古楽とジャズ、即興を組み合わせた演奏形態で活動するアンサンブル、タラセアのデビュー・アルバム。「タラセア」とは、グラナダに伝わる工芸品の寄木細工のこと。スペインに住み、ルネサンス期スペインのギター型撥弦楽器ビウエラを巧みに操るドイツ人ライナー・ザイフェルトを中心に、サヴァールのアンサンブルの常連であるフルートとリコーダーのスペシャリスト、ベレン・ニエト、そしてジャズやフラメンコで活躍するダブルベース奏者ミゲル・ロドリガニェスというメンバーです。このアルバムには、彼らの活動の先人ともいえるセルパンでジャズを奏でる奇才、ミシェル・ゴダールも参加。洋の東西を超えた様々な打楽器を奏でるダヴィド・マヨラル、スペインの若きシンガー兼パーカッショニスト、イサベル・マルティンのサポートを得て製作されました。(2020/03/27 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA597 |
【シラノシアンとアラルコンが熱く解き明かす、大バッハのヴァイオリン芸術の源流】大バッハが、ヴァイオリン音楽の最高傑作のひとつ『無伴奏ソナタとパルティータ』に至るまでに書いた作品や、大きな影響を受けたであろう作曲家をテーマとしたアルバム。イタリアからヴァイオリン芸術をドイツに持ち込んだファリーナから、その後のドイツ・オーストリアを支えた巨匠ムファットやヴェストホフ、バッハのソナタ2曲と若き日のフーガ、シラノシアンがザルツブルクでラインハルト・ゲーベルに学んでいたころから親しんでいるヴァルターのパッサカリア、かつてバッハの作とされていたものの、今では同時代のドレスデン宮廷楽団でコンサートマスターを長年務めたピゼンデルの手によると目されているソナタからの楽章などを収録しています。アルメニア系フランス人の血を引くシラノシアンと、アルゼンチン出身のアラルコン、ハンガリー出身のマーテーという血筋もあってか、息の合った3人がどの作品でもたいへん熱い演奏を聴かせてくれるのが嬉しいところ。大家ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーの息子A.A.シュメルツァーがビーバーの作品を書き換えた「キリスト教徒の勝利」では、一部でチェロの弦に紙を挟んで演奏し、17世紀の戦場を思わせる効果音を加えて驚かせています。(2021/11/12 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA758 |
現代フランスで最も人気のあるテノール歌手の一人、ジュリアン・ベールのアリア集。モーツァルトを歌い、2009年に権威あるADAMI最優秀オペラ歌手賞を獲得するなど評価を高めてきたベール、このファースト・アルバムでは19世紀のフランス・オペラ・アリアを熱唱しています。耳にする機会の少ないアリアも含まれた、熟考の上に厳選された収録曲ですが、彼のカリスマ・ヴォイスはどんな曲でも見事に歌い上げ、苦悩から喜び、優しさ、ヒロイズム…多彩な感情を見せてくれます。フランス語で歌われたレハールの2作の名喜歌劇《メリー・ウィドウ》と《微笑みの国》からのアリア、シャンソンのレジェンドとして知られるトレネの「去りゆく君」も聴きどころ。ベールのレパートリーの幅広さが伺えます。若手指揮者ブルーズが振るリヨン国立歌劇場管弦楽団のサポートも完璧です。(2018/09/28 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA401 |
クァトゥール・ヴォーチェは来日経験もある弦楽四重奏団で、古典派から近代作品を得意とするアンサンブル。この「ITINERAIRE 旅程」と題されたアルバムでは、2006年にこの世を去ったハムザ・エル・ディンの「ESCALAY」を中心にジャズ、ワールド・ミュージック、クラシック…ボーダーレスな音楽で描かれた《宇宙にインスパイアされた》作品を収録しています。時折聴こえるエスニックな楽器の響きにも心奪われます。20世紀初頭、バルトークがハンガリーとルーマニアの村を巡って民謡を採取したように、あまり知られていない地域を探検し、その地の作曲家たちに出会うことで新しい作品が生まれるという、クロノス・カルテットの活動にも似たアプローチは、若き弦楽四重奏団の可能性を限りなく広げることでしょう。(2018/09/28 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
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| カタログ番号 | :ALPHA424 |
【痛快!室内楽編成によるマーラー】マーラーの交響曲と歌曲を弦楽九重奏への自由なアレンジで収録したアルバム。演奏は、革新的なプログラム構成と個性的な編曲でクラシック作品の数々を聴かせるモントリオールの弦楽アンサンブル、コレクティフ9。今回の編曲は、コントラバスを担当するベルタン=マギによるものです。基本的には各曲の要素を印象的にまとめ上げて伝える原曲に沿った編曲ですが、突然クレズマー風にデフォルメされたりして驚かされるところも。「僕の胸の中には燃える剣が」など、詩の内容を鮮烈に伝えるアレンジと演奏も見事です。「カロ風の幻想曲」は、フランスの人気作曲家フィリップ・エルサンが、マーラーの交響曲第1番のフレーズを自由にコラージュした小品ですが、原曲のように大きく盛り上がることはなく、消え入るように終わります。その雰囲気を受けた「ドン・ファンの幻想」で遠く彼方に過ぎ去っていくようにアルバム全体が閉じられる、美しい作りとなっています。(2021/09/24 発売)
| レーベル名 | :Alpha |
|---|---|
| カタログ番号 | :ALPHA770 |