Home > CD & DVD > Labels > BR-Klassik
レーベル別検索
Search results:236 件 見つかりました。
17世紀前半のチロルを舞台に、領主の息子と村娘の身分違いの悲恋を描いたヴェルディの中期の傑作《ルイザ・ミラー》。シラーの原作を元にカンマラーノが書いた台本は、若い恋人たちが陰謀に巻き込まれた末に悲劇的な死を迎えるまでが描かれており、ヴェルディはここに迫真の音楽を付けています。注目はタイトル・ロールを歌うマリーナ・レベカ。この役に初チャレンジをした彼女ですが、完璧な技巧と輝かしい声で聴衆を魅了しました。彼女を取り巻く歌手たちの熱唱も聴きどころです。また、指揮者イヴァン・レプシッチもこの《ルイザ・ミラー》の上演が、ウルフ・シルマーの後継者としてミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてのデビューであり、闊達な音楽からは指揮者とオーケストラの良好な関係が感じられます。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900323 |
ヴェルディ(1813-1901)のレクイエムは、もともと「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、これは1873年に彼が青年時代から敬愛していた文豪アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで構想したものです。しかし、この曲の萌芽といえるものは、1868年のジョアキーノ・ロッシーニの死去の際にヴェルディが「13人の作曲家たちによるレクイエム」の作曲を計画し(結局その発案は様々な事情で放棄されることになります)、その時に彼の担当であったリベラメであり、これは、このマンゾーニのためのレクイエムで見事リサイクルされ、若干の形を変えた上で、同じリベラメに採用されたのでした。とはいうものの、この曲で一番人気の高いのは何といっても、雪崩落ちるような迫力を持つ「ディエス・イレ(怒りの日)」であり、このメロディのおかげで、モーツァルト、フォーレ作品とともに"三大レクイエム"と称され、現在でも上演の機会が多くあるのです。数あるレクイエムの中でも、極めて劇的でドラマティックな要素を持つこの作品、オーケストラ、合唱、ソリストの全てに高い能力と緊張感が求められる曲でもあります。2013年10月「ヴェルデイのレクイエム」。同じソリストたちによるウィーン公演の映像も発売されていますが、こちらはガスタイクでの演奏となります。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900126 |
イタリア・オペラの巨匠ヴェルディがパリでの上演のために書いたバレエ音楽を集めた2枚組。ルイ14世の時代以来、舞台芸術においてバレエが高い地位を占めてきたパリでは、オペラ座でのグランド・オペラ上演の際にはディヴェルティスマンとしてバレエを含める伝統がありました。ヴェルディもこれに従い、1847年から1894年の間に7つのオペラのためにバレエ音楽を作曲。フランス以外の国ではストーリー展開に関係の無い「付け足し」とみなされて省略されることも多かったバレエですが、まぎれもないヴェルディの作品であり、そのクオリティの高さゆえに近年ではフランス以外でも上演に組み込まれることが増えてきました。指揮はハノーファー歌劇場の音楽総監督等を歴任、2025/26シーズンからライプツィヒ歌劇場の音楽総監督就任が決まっているレプシッチ。コロナ禍前の2019年11月には新国立劇場で《椿姫》を指揮し、迫力と精妙さを併せ持つ音楽作りで好評を博しました。(2024/11/15 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900341 |
ヴェルディの歌劇《オテロ》第1幕で「喜びの火、陽気な炎はその輝きで夜を追い払う」と歌われる、オテロが率いる船団の乗組員たちの“歓喜の合唱”がそのままタイトルになったこのアルバムは、バイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団の今を示す輝かしい1枚です。指揮を務めるのは2019年11月に新国立歌劇場に初登場するイヴァン・レプシッチ。ヨーロッパのオペラ・ハウスで活躍する注目の指揮者です。イタリア・オペラの名作に登場する合唱曲を中心に、ロシア作品からお国物のワーグナーまで、合唱団とオーケストラの響きが見事に溶けあう素晴らしい音をご堪能いただけます。 (2019/11/29 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900329 |
【正規音源から待望の初CD化!1981年、バイエルン放送交響楽団とムーティのヴェルディ:レクイエム】1981年10月にミュンヘン、ヘルクレスザールで開催されたヴェルディのレクイエムの演奏会。当時最高の歌手、ジェシー・ノーマン、アグネス・バルツァ、ホセ・カレーラス、エフゲニー・ネステレンコをソリストに迎え、バイエルン放送交響楽団と合唱団を指揮したのはリッカルド・ムーティという注目のこの公演の模様が、40年を経た今、BR-KLASSIKからリリースされます。その頃のミュンヘンでは演奏機会が少なかったヴェルディのレクイエムですが、当時40歳のムーティの指揮が導く燃焼度の高い演奏は聴衆に強烈なインパクトを残し、その後長く語り草となりました。批評家たちは「アルプスの北側で、これほどの名演奏は今までなかった」「ヴェルディにふさわしい演奏様式で、震え上がるような恐ろしさも、甘美さもあり、この世を超越した世界を垣間見る思いだった」「金管の響はあの世から響いてくるようだった」「それまでの人生の中で、見たことも、聞いたことも、経験したことも無いような特別なものだった」と絶賛を書き連ねました。強烈な推進力で一時たりとも音楽を弛緩させないムーティの指揮、4人のソリストの鬼気迫る歌唱、オーケストラと合唱による凄絶な響きなど、当時の絶賛も納得の内容です。(2021/10/08 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900199 |
ナチスに"退廃音楽"のレッテルを貼られた作曲家の一人、ヴィクトル・ウルマンの歌劇《アトランティスの皇帝》。この作品は1943年にウルマンの収容先であったテレジエンシュタット収容所で完成され、1944年にドレス・リハーサルまで行われたものの、理由不明のまま上演禁止となり、ウルマン自身は同年アウシュヴィッツで生涯を終えています。自筆原稿はかろうじて生き延びた彼の友人の手にあったので、1975年にようやくアムステルダムで初演されました。ジャズ風のナンバーを含む音楽と、当時の政治批判を含む風刺の効いたあらすじ(収容所仲間のペーター・キーンによる台本)が特徴です。このアルバムには2021年に行われた演奏会形式の上演が収録されており、ウィーン出身のヴェテラン歌手、アドリアン・エレートを中心とした若手歌手たちと、ミュンヘン放送管弦楽団の首席客演指揮者に就任したパトリック・ハーンが見事な演奏を繰り広げています。(2022/05/20 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900339 |
コンドラシンの急逝に伴って、1983年に首席として就任したのは当時56歳のイギリスの指揮者コリン・デイヴィスでした。彼はイギリス音楽を積極的に取り上げ、9年間の就任期間にレパートリーを拡充させたことでも高く評価されています。就任当時の瑞々しい「エニグマ」です。 ( 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900705 |
( 発売)
レーベル名 | :2010.11.24 |
---|---|
カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/900705.gif |
【時代錯誤的な美しさ!エルガーのパートソングを集めて】伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパートソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900522 |
ドイツの作曲家クラウス・オスパルト(1956年生まれ)の作品。オスパルトはデトモルトとヴュルツブルクで作曲を学び、1987年にはヘルムート・ラッヘンマンに師事。これまでにバイエルン州やドナウエッシンゲンの現代音楽祭などで受賞しており、その作品はアンサンブル・モデルンやアルディッティ弦楽四重奏団がとりあげています。当CDでは「Mas raiz、 menos criatura」が演奏時間45分近い大作。ファシズム時代を生きたスペインの詩人ミゲル・エルナンデスの詩「El nino yuntero」から着想を得ており、詩に描かれている"社会的に抑圧された子供たちや農民たちの想い"を音楽で描写しています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900642 |
2023年11月10日の「musica viva」コンサートのライヴを収録したアルバム。1959年生まれの指揮者・作曲家ヨハネス・カリツケが自作とリュック・フェラーリの作品を演奏しています。カリツケの「Zeitkapsel タイムカプセル」は2022-23年のバイエルン放送委嘱作品。様々な時代の音楽的要素が用いられ、曲の最後には、歴史上初めての音響記録である「1860年の蝋紙上の音波記録」の断片が響きます。フェラーリの「Histoire du Plaisir et de la Desolation 快楽と悲嘆の物語」は1979-81年にラジオ・フランスから委嘱されたもので、1982年にパリで初演されました。ミュジーク・コンクレートの先駆者として知られるフェラーリがオーケストラ作品に挑戦した意欲作で、快楽と悲嘆のテーマが独創的な展開をもって描かれています。(2025/03/07 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900646 |