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Search results:44 件 見つかりました。

Chandos: アルバム一覧

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    ルイ14世の時代のチェンバロ音楽

    古楽に特化したCHANDOSレーベルCHACONNEシリーズの看板演奏家のひとりソフィー・イェーツは、ロバート・ウーリーやボブ・ファン・アスペレンに師事し、コンクール優勝を機に国際的に活躍して、今や英国を代表するチェンバロ奏者の一人となっています。このアルバムでイェーツは17世紀のヴェルサイユとルイ14世の宮廷音楽に焦点を当てています。17世紀当時のヴェルサイユは、建築家、デザイナー、そして造園家ル・ノートルによる20年にわたる作業の後、最後の四半期になってルイ14世が恒久的にそこに移り住んだことで、多数の作曲家、舞踊家、教師、楽器製作者、そして演劇の演出家たちが、宮廷全体の芸術文化を支え、豊かな文化が育まれました。ここに収録された作品は、表現力やチェンバロの音色の魅力を重視した洗練された音楽で、この創造的な時代を象徴するものです。(2025/01/10 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN0830

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    ジェラール:『ドン・キホーテ』全曲

    ロベルト・ジェラールはカタルーニャ出身の作曲家で、グラナドスにピアノを学んだほか、ウィーンでシェーンベルクに師事した唯一のスペイン人です。1928年にバルセロナに帰国、その約20年後に十二音技法に取り組み、亡命先のイギリスでは前衛音楽の担い手として活躍しました。このアルバムには、彼がスペイン時代にストラヴィンスキーやバルトークの影響を受けて作曲した作品が収録されています。『アレグリアス』は1940年代初頭に作曲された、フラメンコからインスピレーションを得た4楽章のユーモラスな組曲です。また、1941年のフェリペ・ペドレルの生誕100年を記念して作曲した交響曲『ペドレルへのオマージュ』の一部を1954年に再構成した『ペドレリアーナ』も収録されています。アルバムの中心である『ドン・キホーテ』は室内オーケストラのために書かれた作品ですが、ここでは、様々な形を経て1950年にロイヤル・オペラでの上演用に改訂した版を聴くことができます。初演ではニネット・ド・ヴァロアが振付を行い、ロバート・ヘルプマンがドン・キホーテ、マーゴ・フォンテインがドゥルシネアを踊りました。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20268

  • ルーテッド:ピアノ三重奏曲集

    アメリカ、ロシア、日本の奏者によって2010年に創設された、ゲール語で「明るく」「晴れやかな」といった意味の名前を持つニーヴ・トリオ。今作「Rooted」では民族音楽からインスパイアされた音楽を演奏しています。冒頭に置かれたスメタナの三重奏曲は、1855年、彼の長女の死を悼み書かれたもので、リストが「真の天才だけが書けるもの」と評した作品。ボヘミア舞曲の旋律が巧みに用いられています。スークの三重奏曲は彼の初期の作品で、穏やかな作風の中にも師であるドヴォルザークの影響とチェコ音楽の伝統が感じられます。同じくドヴォルザークの影響を受けた、サミュエル・コールリッジ=テイラーの「黒人のメロディ」は、黒人霊歌からインスピレーションを得たピアノ曲が原曲であり、彼自身が5曲をピアノ三重奏のために編曲しています。アルバムは1925年にフランク・マルタンが作曲したアイルランドの伝統的なメロディに基づく三重奏曲で締めくくられます。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20272

  • ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 第4集

    2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成され、2014年の大阪国際室内楽コンクールなど多くのコンクールで優勝したアルカディア・クァルテット。これまでに3作発売されたヴァインベルクの弦楽四重奏曲集はいずれも高く評価されています。この第4集には、第6番、第13番、第15番を収録。第6番は1946年にモスクワ郊外で作曲され、友人のゲオルギー・スヴィリードフに捧げられました。しかし作風が先進的だったため演奏を当局に禁止されてしまい、ヴァインベルクはショスタコーヴィチが1975年に亡くなるまで四重奏曲を作曲しませんでした。第13番は1977年にボロディン四重奏団に捧げられ、単一楽章で彼の弦楽四重奏曲中、最も短い作品です。第15番は1979年に作曲され、9楽章からなり、楽章にはタイトルや表現指示がなくメトロノームの指示があるのみです。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20281

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    夢の笛吹き - ギップス:室内楽作品集

    20世紀イギリスの作曲家ルース・ギップスは幼少期から音楽の才能を示し、1937年に16歳で王立音楽大学に入学してオーボエとピアノを学ぶとともに、ヴォーン・ウィリアムズとゴードン・ジェイコブから作曲を学びました。大学在学中にブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏し、1942年のプロムスでは彼女の交響詩『Knight in Armour』がヘンリー・ウッドによって演奏されました。戦争中にはバーミンガム市交響楽団の首席オーボエ奏者となりましたが、戦後、ロンドンに戻ってからは演奏機会が減少したため、室内楽の作曲と教育に専念しました。このアルバムには1938年から1990年に作曲された彼女のオーボエとコールアングレを用いた室内楽作品が収録されています。ユリアナ・コッホはロンドン交響楽団の首席オーボエ奏者。2018年に王立音楽大学のオーボエ教授に任命され後進の指導に当たっています。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20290

  • コーツ:管弦楽作品集 第4集

    高い評価を受けているジョン・ウィルソンとBBCフィルのエリック・コーツ作品集。第4集は行進曲「ミュージック・エヴリホエア」で壮大に幕を開けます。この曲はイギリスのテレビ局Rediffusionのジングル・チューンとして使用されました。続く「フットライツ」は戦間期のウェスト・エンドの華やかさを描き、戦時中の士気高揚のために作られた「アイ・シング・トゥ・ユー」や、息子オースティンのために書かれた「3頭の熊」、ノッティンガムシャーからロンドンへの移住を反映した「フロム・メドウ・トゥ・メイフェアー」なども収録。コーツ作品として初めてアルトサクソフォンが用いられた「星空の下で」や、妻フィリスに捧げられた「4つの世紀」も含まれています。イギリスのライト・ミュージックの定番名曲を抜群のノリと味わいで聞かせます。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20292

  • フランス・オペラの序曲集

    フランスのバレエ音楽集(CHAN20132)に続くネーメ・ヤルヴィとエストニア国立交響楽団によるアルバム。今作ではオーベール、プランケット、ルコックのオペラの序曲を収録。フランス・オペラ界を席巻した人気作曲家オーベール、初演後400回も連続で公演されたというブランケットの《コルヌヴィーユの鐘》、フランス革命後のパリを舞台にしたルコックの《アンゴー夫人の娘》、ゴードン・ジェイコブがこの歌劇の音楽を用いてレオニード・マシーンのためにバレエ用に編曲した組曲を収録。ヤルヴィとエストニア国立交響楽団が往時のヒット曲の魅力を今に蘇らせています。(2024/09/27 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20318

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    地平線~フランスの歌曲集

    19世紀末から20世紀前半のパリを拠点に活躍した作曲家たちの歌曲を取り上げたアルバム。この時代のパリは、1889年の万国博覧会などを契機に地理的・文化的な関心が広がり、芸術的にも刺激に満ちた都市であるとともに、女性作曲家の活動も盛んになっていました。このアルバムでは、そうした女性作曲家の作品を中心に選曲。ピエール・ルイスによる官能的な詩に基づく「ビリティスの歌」や、中国の詩をフランツ・トゥーサンがフランス語に翻訳した「翡翠の笛」など、当時人気を博した詩を用いた作品が含まれています。カナルの「翡翠の笛」やクレティアンの3つの歌曲は、いずれも世界初録音となります。艶のある歌声の持ち主、メゾ・ソプラノのキティ・ウェイトリーは、英国で学び、キャスリーン・フェリアー賞などを受賞後、ヴェルビエ音楽祭アカデミーに参加。2013年から2015年にかけてはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとして活動し、BBCプロムス出演や新作歌曲の委嘱などを行いました。ベルリン・フィルをはじめとする主要オーケストラと共演し、リサイタルやオペラなど多方面で活躍する他、「SWAP’ra」の共同設立者として、女性音楽家の支援にも力を入れています。エドウィジュ・ヘルシェンローダーは、エリック・ヴィドンヌに師事し、ロンドン王立音楽アカデミー大学院でマルコム・マルティノーらの指導を受けました。キティ・ウェイトリーや女優ドミニク・ブランと共演したシェイクスピアを題材にしたリサイタルなどでも注目を集めるだけではなく、エコールノルマル音楽院でフランス語発音や役作りの指導にもあたるなど教育の面でも活躍しています。(2025/06/13 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20324

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    ブラームス&コンテンポラリーズ 第2集 - エリット・ヴィアルド、ブラームス:ピアノ四重奏曲集

    カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、トム・ポスターとエレーナ・ユリオステによって2017年に結成され、知られざるレパートリーの紹介と興味深いプログラミングによって高い評価を確立してきたアンサンブルです。この「ブラームス&コンテンポラリーズ」は、ブラームスのピアノ四重奏曲と、同時代のあまり知られていない作曲家の作品を並べるという意欲的なプログラム。ル・ボーの作品を紹介した第1集に続くこの第2集では、ルイーズ・エリット=ヴィアルドのピアノ四重奏曲を取り上げています。ルイーズ・エリット=ヴィアルドは、フランスの歌手、ピアニスト、作曲家。パリでポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとルイ・ヴィアルドの長女として生まれました。幼い頃から音楽に親しみ歌手として活躍した後は、クララ・シューマンの協力を得て、フランクフルトのホッホ音楽院で声楽教師として活躍、作曲家としても300曲以上の作品を残しており、このピアノ四重奏曲は1883年に出版されています。「Im Sommer(夏に)」と題された本作は、4つの楽章それぞれに標題が付けられた、ストーリー性のある作品です。一方、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番は、1855年に最初のスケッチが作られるも、彼自身が仕上がりに満足せず、20年以上の歳月を経て1875年に完成されました。クララ・シューマンとの関係が指摘されることもある暗い情念を帯びた美しい作品です。(2025/05/09 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20329

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    チャイコフスキー:管弦楽作品集 第3集

    好評シリーズ、アルペシュ・チャウハンとBBCスコティッシュ交響楽団によるチャイコフスキー管弦楽作品集。この第3集は、交響曲よりも自由な形式で書かれた管弦楽組曲第2番を中心に、歌劇《エフゲニー・オネーギン》から「間奏曲とワルツ」、「ポロネーズ」などの有名曲をはじめ、学生時代の作品「雷雨」と歌劇《チャロデイカ》からの曲が並び、最後は勇壮なスラヴ行進曲で幕を閉じるという選曲です。チャウハンは、オーケストラから精緻な音を引き出すとともに、あまり演奏されない作品でも細部まで行き届いた演奏を聴かせます。名プロデューサー、ブライアン・ピジョン&録音エンジニア、ラルフ・カズンズのコンビによる収録。SACDでのリリースです。バーミンガム出身の指揮者アルペシュ・チャウハンは、スクロヴァチェフスキに師事し、ヴァシリー・ペトレンコやファンホ・メナのマスタークラスに参加。2014?2016年にはバーミンガム市交響楽団の副指揮者を務め、アンドリス・ネルソンス、エドワード・カードナーの薫陶を受けました。2015年にデビュー後、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルの首席指揮者に就任し、ブラームスの交響曲全曲などを指揮。現在はデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者、バーミンガム・オペラ・カンパニーの音楽監督を務める傍ら、世界各地の主要オーケストラに客演しています。また、音楽教育にも積極的に関わり、若い音楽家の支援に尽力しています。2022年に大英帝国勲章OBEを受章しました。(2025/06/13 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHSA5352