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【ポール・メイエが指揮するカール・シュターミッツの協奏交響曲集】18世紀ドイツ、プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールの宮廷楽団で活躍した作曲家たちによる"マンハイム楽派"。この中心人物の一人であったカール・シュターミッツ(マンハイム楽派の創始者とされるヨハンの息子)は多数の交響曲や協奏曲を残しましたが、バロックの合奏協奏曲に倣った「協奏交響曲」も40曲近く残しています。これらは少なくとも2人のソリストがオーケストラと対峙するのが特徴で、トゥッティ(総奏)とソロのセクションが並置されているものの、通常の協奏曲よりはトゥッティの部分が大きな割合を占めています。カール・シュターミッツの作品はたいてい3楽章で構成されており、ヴァイオリンとチェロが独奏を務めるものが多いのですが、中には7つの楽器をソロとしている曲もあります。これらのほとんどは1770年代にパリで書かれ、印刷されました。前2作のクラリネット協奏曲集(555053、555415)に引き続き、ポール・メイエが2019/20シーズンより首席指揮者を務めるマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団とともに他の独奏者を交え伸びやかな演奏を聴かせます。また協奏曲第9番では第2楽章のヴァイオリン・ソロ・パートを代替え可能とされているクラリネットで演奏。名技を披露しています。(2023/10/06 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555467-2 |
オペレッタの三大作曲家(ヨハン・シュトラウス、レハール、カールマン)以外の名作を世に出そうというグラーツ歌劇場の企画、2021/22シーズンはニコ・ドスタルの喜歌劇《クリヴィア》に取り組みました。1933年にベルリンで初演されたこの作品は、アメリカ大陸を舞台にしたドタバタ喜劇とタンゴやジャズを効果的に用た甘い音楽で大好評を博しました。南米の架空の国「ボリグアイ」で、高額の融資と引き換えに自分の言いなりになる政権を打ち立てようと画策するアメリカ人実業家H・W・ポッタートン。映画スターのクリヴィア・グレイを現地政界との政略結婚に利用しようとします。しかし、クリヴィアが目をつけたハンサムな男フアン・ダミゴが実はボリグアイ大統領オリヴェロだったことから、ポッタートンの計画が露見して失敗。騒動の中で、クリヴィアはオリヴェロへの愛が真実であることに気づきます。この上演ではクリヴィア役のジークリンデ・フェルトホーファーが見事な歌唱を披露。フアン・ダミゴを歌うマティアス・コツィオロフスキは2021/22年のシーズンからグラーツ歌劇場のアンサンブルの一員に加わったばかりの若手テノール。とろけるような甘く美しい声が魅力です。(2023/08/04 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555535-2 |
ロマン派の3人の作曲家が書いた管楽のためのセレナード集。ラフのシンフォニエッタはフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン各2本、合計10本の管楽器のための作品。技巧的なフルート・パートが特徴で、コラール「息づくものはすべて、主をたたえよ!」の旋律を用いた第1楽章にはじまり軽快なタランテッラのリズムが支配する第2楽章、ゆったりとした第3楽章を経て、快活な終楽章で曲を閉じます。グスタフ・シュレックはライプツィヒで活躍した作曲家。多くの教会音楽で知られますが、この九重奏曲は軽やかな旋律が魅力的です。ヤーダスゾーンの作品はピアノ版、ピアノ連弾版、管楽十重奏版があり、前二者は「組曲」、後者は「セレナード」と銘打たれています。ここでは「セレナード」版の初録音を聴くことができます。イエナ・フィルハーモニー管弦楽団ウィンド・アンサンブルの演奏で。(2023/10/06 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555570-2 |
フランツ・ベンダはバロックから古典派をつなぐ世代の作曲家。ヴァイオリンを得意とし、卓越した技巧を持ちながら、それをひけらかすことはなく、自然な流れの中で人の心を打つ演奏が非常に高く評価されました。このディスクでは古典派様式に近い均整の取れた低音パート付きソナタと、バロックの幻想曲に近い自由なスタイルの無伴奏のカプリッチョを収録。ベンダが生きた時代を実感させます。エフゲニー・スヴィリドフはブルージュの国際古楽コンクールの優勝者。ビー・ロックやイル・ポモ・ドーロといった躍進目覚ましいオーケストラのコンサートマスターを務める逸材で、ここではヴァイオリンで囁き、語り、歌う、ベンダ音楽の神髄を聴かせます。(2024/01/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555610-2 |
16世紀の終わり頃に成立したとされる《歌劇》。もともとはギリシャ悲劇の再来を目指した舞台芸術でしたが、17世紀になると観客の要求に応え、偉大な英雄劇のはざまにコミカルな要素が組み込まれるようになりました。いつしか英雄劇はオペラ・セリアとして発展、コミカルな劇は「インテルメッツォ(幕間劇)」として歌劇のストーリーとは別に演じられ、これらはオペラ・ブッファとして親しまれるようになります。このアルバムではペルゴレージの代表的なインテルメッツォ2作を、バロックの舞台作品で定評あるポール・オデット&スティーヴン・スタッブスが音楽監督を務めるボストン古楽祭室内アンサンブルの演奏で紹介。演目は《奥様女中》と《リヴィエッタとトラコッロ》ですが、オデットとスタッブスはここに他のペルゴレージとレーオの作品を組み合わせることで、テンポよい展開を持たせています。2014年に初演、17年に再演されたプロダクションを2023年1月にブレーメンで上演した際にセッションを含めて収録したのが当CD。練り上げられた音楽の流れに乗ってアマンダ・フォーサイスやクリスティアン・イムラーといったバロック作品を得意とする歌手たちが生彩あふれる歌唱を聴かせます。(2024/02/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555622-2 |
(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777089-2 |
(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777131-2 |
(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777138-2 |
(2006/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777140-2 |
(2008/09/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777178-2 |