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音楽以外の本業を別に持ち、いわば日曜作曲家ともいうべきアイヴズですが、彼こそが最も「アメリカらしい」音楽家筆頭の一人というべきでしょう。あらゆる因習から自由となり、ときには極度の演奏困難をもたらすほどの複雑さをも厭わぬ進取の気性、そして愛国歌、賛美歌、行進曲、ポピュラー音楽等の無数の引用といった特色から、彼の音楽からアメリカを感じない瞬間は無いといっても過言ではないでしょう。当盤収録の彼の代表作・交響曲第2番でも、フォスターのメロディのように、どこかで耳にしたことのあるような節の断片が(ある場合にはいくつも同時に)交錯しますが、その複雑怪奇さが聞くものにとって極めて新鮮な音体験となっています。(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559076 |
驚異の"日曜作曲家"アイヴズの先進的な音楽は、21世紀においても決して色褪せることはありません。ナクソス価格で聴けるようになったのだから、新しい楽しみ方を追求しましょう。アイヴズとしてはわかりやすくインティメートな「交響曲第3番」は難しいこと抜きに楽しげな音をありのままに楽しみ、4ではお得意の複数旋律ごたまぜ重ね合わせ攻撃に酔い、有名な5と6は今日的にヒーリング風の側面を味わい(ただし6は途中で再びごたまぜ攻撃開始、大盛り上がりするけど)、7と8では音楽に合わせて身体を揺すってみたり。名高いアイヴズ研究家でもあるワシントン出身の指揮者による、共感に満ちた演奏です。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559087 |
保険会社で働きながら作曲を続けたため、日曜作曲家とも呼ばれるアイヴズ。管弦楽作品が広く知られる彼ですが歌曲も多く残しており、1915年から1930年代中盤にかけて、これらの歌曲を数曲ずつ集めて、数人から20人に満たないような室内オーケストラ(コネティカットやニューヨークの小劇場のオーケストラ)が歌無しで演奏するために編曲した「セット」を組みました。これらに含まれる曲はいずれも1分未満から長くても3分程度というごく短いもので、アイヴズらしいウィットに富んだ曲想が次々と現れ、たいへん愛着の湧く作品となっています。さらに演奏する楽団の編成や掛け持ち楽器などの事情に合わせ、楽器の選択がフレキシブルに変更できるよう注意書きなどが添えられているほか、状況によってさらなる楽器の置き換えがありうることも想定して構成されました。演奏はアイヴズの研究家として知られるジェイムズ・シンクレアの指揮するオーケストラ・ニュー・イングランド。曲ごとに最適な編成が組まれ、作品への深い理解と愛情に裏打ちされた素晴らしい演奏を聴かせています。第10番までのセットと「劇場オーケストラのためのセット」を含む全曲録音は、今回が初めてという貴重なものです。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559917 |
流石はアメリカ実験楽派の中でも、大物中の大物のアイヴズです。ピアノを核とした、小規模アンサンブルを中心とした当盤ですが、常人の発想を超越したそのサウンドの刺激度たるや、脳に心地のよい痺れが来るほどです。暴力的なまでに打ち付けられるピアノの音塊をバックに、絶叫するかのようなソプラノが絡んだり(3など)、弦楽器が狂ったように走り回ったり(6など)、物凄いとしかいいようがありません。4分音(通常の半音の中間)に調律したピアノを用いた15~17は、まさに調子が外れたような響きの連続で、慣れてくると気持ちがよい?ですが、それまでは体質によっては、気分が悪くなるかもしれませんのでご用心!(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559194 |
2009年は「偉大な解放者」エイブラハム・リンカーンの生誕200年にあたります。第16代大統領リンカーンの存在は文学、芸術、音楽の分野において多くの名作を励起させたことでも知られていて、それは彼の理想に基づくものであったり、彼によって霊感を受けた詩人の言葉を使ったものであったりと多岐に渡るものです。このアルバムはスラットキンとナッシュビル交響楽団という最良の表現者を得て、輝かしい功績を存分に讃えたものとなっています。新しい指導者を得たアメリカにふさわしき「マイルストーン」と言えるでしょう。(2009/04/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559373-74 |
アイヴズといえば、前衛的、複雑系といったイメージがあり、彼の音楽にそういった要素がふんだんに含まれていることも事実でしょう。代表作であるこのコンコード・ソナタでも、戦慄を覚えるほど錯綜したパッセージは、いくつも登場します。しかし彼の音楽からは、その複雑さにもかかわらず、こけおどし的な作為性とは対照的な自然さ、単純さを、感じ取ることができるのではないでしょうか。彼の好きな響き、聴きたい音楽を素直に綴った結果がこの音楽なのです。専門的な教育を受けながらも、実業界に入り、一方で作曲を断念したわけでもなく、日曜作曲家として活動を続けたアイヴズが行く「我が道」が、ここにあります。(2004/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559127 |
このアルバムはサクソフォン・カルテットの限りない可能性を追求したもので、サックス・ファンにとって垂涎の1枚です。アイヴズを始めとしたアメリカ近現代作曲家の様々な作品が並びますが、中でもヒグドンの「ショート・ストーリー」は5つの部分からなる極めて技巧的で描写的な音楽です。例えば第1曲目の「チェイス」での追いつ追われつの緊迫感、第3曲目の子守歌などは新鮮さと親しみ易さが程よく混在した楽しいもの。アンチア・サクソフォン・クァルテットは20年間以上北アメリカ、ヨーロッパおよびアジアで活動し、高い評価を受けています。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559616 |
映画音楽、ミュージカル、ジャズなど1930-50年代に書かれたスタンダード・ナンバーを、ロンドン出身のアレンジャー・指揮者リチャード・バルカムが美しいオーケストラ伴奏付きの歌曲にアレンジ。言葉と音楽の完璧な融合が作品を更に引き立てています。カール・ジェンキンス作品やミュージカルの歌手として活躍するメアリー・カレウェの澄んだ歌声と、同じくイギリスで活躍するグレアム・ビックリーの甘い歌声も聴きどころです。【リチャード・バルカム】1955年イギリス生まれ。ギルドホール音楽演劇学校でピアノとヴァイオリンを学び、1976年に学位を取得、BBCコンサート・オーケストラとともBBCラジオ2の看板番組「Friday Night Is Music Night」に出演、さまざまな音楽を聴き手に届けています。(2021/10/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574258 |