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数多くのバレエ作品のなかでも、このアダンのジゼルは物語の幻想性においても、音楽性においても、群を抜く人気を誇るのではないでしょうか?「結婚を目前に死んでしまった娘は妖精ウィリになり、森に迷い込んだ男性を死ぬまで躍らせる」というオーストリア地方の伝説を元に作られた2幕の物語で、信じていた相手に裏切られた村娘ジゼルが息絶えるという第1幕、彼女が妖精となって踊るという第2幕で構成されています。このアルバムは、このバレエから聴きどころを集めたもので、聴いているだけでも詩的な気分になれること請け合いです。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572924 |
このアルバムのタイトルになっている「ガリポリの戦い」は第一次世界大戦中、イスタンブール占領を目指した連合軍がダーダネルス海峡の西側のガリポリ半島に対して行った上陸作戦を指す言葉。当時弱体化していたオスマン帝国軍の制圧については楽勝と思われていた戦いに対し、オスマン帝国の指揮官ムスタファ・ケマル・アタテュルクの元に結託したオスマン帝国軍の抵抗は固く、連合軍は多大な損害を出して撤退することとなったという史実です。2012年にこの物語が映画化される際、映画音楽を担当したのが、作曲家アッティラでした。アッティラはその後、このスコアを交響曲として再構築し、この戦いで悲劇的な死を遂げた第57連隊とオーストラリアおよびニュージーランド合同の軍事組織アンザックの兵士たち、他、多くの人々へ捧げられています。独奏チェロとソプラノ独唱が効果的に用いられており、終楽章ではベートーヴェンを思わせる平和への讃歌で曲を閉じるという感動的な作品です。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579009 |
英国の作曲家・ピアニスト・指揮者トーマス・アデス。古典的な伝統に基づく様式にジャズやポップスの要素を融合した独自な作風で知られ、これまでにオペラや管弦楽作品などを多数発表、その都度賛否両論を巻き起こしています。ピアニストとしては自作の演奏をはじめ、アルディッテイ四重奏団やイアン・ボストリッジらと共演、卓越した技巧を披露しています。そんなアデスのピアノ曲はどれも超絶技巧が駆使された演奏困難なものばかり。自作のオペラ《彼女に化粧を》のパラフレーズは、リストやブゾーニの例に倣った、即興的で華やかな4つの部分からなる編曲作品。ダウランドのリュート作品を元にした「ダークネス・ヴィジブル」や、ショパン生誕200年を記念し、エマニュエル・アックスから委嘱された「マズルカ」などの個性的な作品を、1992年生まれの若手チェン・ハンが華麗に演奏しています。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574109 |
ピエール・アテニャンは最初に活字を用いて楽譜を出版した人とされています。もともとパリで出版業を営んでいましたが、1531年に初めて鍵盤音楽曲集を出版、1537年にフランスの「王室音楽出版人」に任命され、以降、ほぼ500曲、7つの曲集を出版しました。現在はその1部ずつだけが保存されています。ミュンヘンのバイエルン図書館には、6冊が保存されているものの(本来は7冊のところ“1冊は1963年以来行方不明”と鉛筆で書かれているとのこと)、どれもが複製版であるため、譜面には数多くの誤りがあり、演奏するためには丹念な修正が必要でした。アテニャンの出版譜に記された音楽のほとんどは作曲者の名前が記されておらず、現在でも作者不詳のままですが(アテニャンの作ではないだろうと推測されている)恐らく、フランスからイタリア、フランドルに至る広範囲の作曲家の作品が収録されているであろうと考えられています。グレン・ウィルソンは譜面の誤りを修正したうえで、この魅惑的な作品集を紹介しています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572999 |
ドイツのユダヤ人家庭に生まれたアドラー(1928-)は、11歳の時に家族とともにアメリカに亡命します。彼の父は聖歌隊のカントルであり、もともと音楽的な素養がありましたが、アメリカでヒンデミット、コープランド、トンプソンらに学ぶことで作曲家として活動することを決意、以降、アメリカの現代音楽にユダヤ音楽の伝統を加えた独特の音楽を数多く書いています。この一連の「カント」は、彼がイーストマンで教えている時に、同僚から「各楽器のための演奏会用練習曲」を書くように依頼されたのが発端となって書かれたもの。およそ20年の間に、21の作品を書き、ここでは弦楽器のためのもの全てが紹介されています。緊張漲る「カント」の間には、ちょっとした作品がはさまれています。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559743 |
ブルース・アドルフ(1955-)は現代アメリカの作曲家の中でも、とりわけピアノ音楽を愛する人。このアルバムには"ピアノの詩人"ショパンがもし現代に生きていたら…という想像を巡らせて彼が作曲した一連の作品が収録されています。「ショパンの夢」では、ジャズ・ピアニストとしてブルーノートを演奏するショパン、ウェールズの民謡と融合したショパン、ニューヨークの夜景にうっとりするショパン、そのほか、たくさんの「今世紀のショパン」の姿を見ることができます。グランテに献呈された「7つの思考」は深遠な哲学的思考と音楽とを融合させた興味深い作品集。刺激的なフレーズが知的探究心に強く訴えかけてきます。やはりショパンの前奏曲を中心にパラフレーズを施した「ピアノ・パズラーズ」は、聴いたことのあるメロディがショパンのメロディと絡み合い、不思議な世界を紡ぎだしています。前奏曲第13番が2回出現しますが、その扱いの違いも聴き所です。演奏しているカルロ・グランテは、以前ゴドフスキー作曲の「ショパンの練習曲によるエチュード」全曲録音で大注目を浴びた名手。ここでもショパンに由来する数々の曲を軽妙、かつ楽しげに演奏しています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559805 |
今からおよそ1000年ほど前のヨーロッパ。この頃は、ゲルマン民族大移動が収拾して定住化が進み、それと共にキリスト教が大衆へ浸透し、封建制社会が確立していったとされます。人々におけるキリスト教の概念は一体どのようなものだったのでしょう?このアルバムで、当時の聖なる音楽を聴きながら、純粋な魂を模索してみるのはいかがでしょうか?ローマの典礼聖歌、中世ノートルダム楽派の音楽、讃歌、そしてビンゲンの書いた神との交唱。ほとんどが作者不詳であり、その音楽も簡潔なものですが、1曲ごとに新鮮な驚きと、ぞくぞくするような快感を味わうことができるでしょう。トラック3のみは演奏者、編曲者であるC.ハースの手によるもの。少々違った味わいが、これまたステキです。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572632 |