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神聖ローマ帝国のカール5世もその曲を愛した天才ジョスカン・デ・プレを中心に、音楽芸術が一つの頂点を示した15~16世紀のフランドル地方の音楽に興味がある方には格好の、また様々な学術的研究材料を提供する一枚です。アラミレとは偽名で、写譜や楽譜の装丁などを生業にし、各国の王家との接点も持ち、英国のスパイまでやったインホフという人物。彼の楽譜の仕事のおかげで声楽を中心にポリフォニーを存分に味わえる当盤、演奏するカピラ・フラメンカは、この地域の男声歌手を集め、当時の演奏様式を追求する、正にスペシャリスト集団です。(2000/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554744 |
1988年に第1回のコンクールが開催されてから、注目の逸材を輩出してきた「武蔵野市国際オルガン・コンクール」。アジア唯一の国際オルガン・コンクールとして世界中から集まる意欲ある奏者たちをオーディションで篩にかけ、残った精鋭たちが現地で戦うという、聴き手にとっても手に汗握るコンクールです。第6回優勝者、マイケル・アンガー、第7回優勝者、福本茉莉に続き、第8回コンクールを制したのは北アメリカ出身のオルガニスト、アマンダ・モール。彼女は楽器の特性を完全に手中に収め、課題曲のバッハ、レーガー、アランから、自由曲として選んだニコ・マーリーの作品までを豪快、かつ精緻に弾き切っています。オルガンの荘厳な音色も楽しめる素晴らしい1枚です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573912 |
1982年、キューバで生まれたギタリスト、アリ・アランゴ。2014年に開催された「アルハンブラ国際ギター・コンクール」で優勝を飾り、NAXOSから既にリサイタル・アルバム(8.573506)がリリースされていますが、2018年に開催された「タレガ国際ギター・コンクール」でも優勝を飾り、更にパワーアップした演奏を披露しています。タレガ作品はもちろん、バリオスの「大聖堂」や、彼が得意とするクレルチの演奏曲をはじめ、自作も取り混ぜた多彩なプログラムをお楽しみください。(2019/08/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574111 |
グレゴリオ聖歌「怒りの日」の旋律の引用を収集するマニアな貴方の期待に、バスク出身でデュカスに作曲を、ワインガルトナーに指揮を学び、国際的名声は決して高いとはいえないアランバリが応えます。「イン・メモリアム」での引用は、ゾクゾク感があって巧みです。この作曲家の音楽はアルベニスやファリャら、スペインの芸術音楽の伝統をしっかりと踏まえていますが、やはり民謡風情緒との融合が聴き物。特にお薦めは「スペイン風幻想曲」で、19の"ほのぼの"感には癒されるし、21でのお約束の盛り上がりのわかりやすさに思わず拍手!作曲者ゆかりの管弦楽団の熱演が光ります。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557275 |
丁度50年の時を隔てて同じ誕生日に生まれたこと、夭折の天才であることから、「スペインのモーツァルト」とも呼ばれるアリアーガの弦楽四重奏曲3曲です。その凄味が一番わかりやすいのは、なんといっても短調作品である第1番で、期待通り凄まじいパトスを放っています。続く第2、3番も、旋律、和声の美しさ、効果的な楽器の用法、独創性のいずれにおいても申し分なく、若者らしい溌剌さに溢れています。これほどロマン的でドラマティックな感情表現を持った楽曲が、19世紀の初頭、わずか18歳(出版時)の若者によって生み出されたということは、まさに驚異としかいいようがありません。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557628 |
アリオスティという作曲者名を聞いてもピンと来る人は少ないでしょう。しかし彼は、多作の作曲家として存命当時から知られ、オペラ作家としてヘンデルと並んで名前を挙げられたほどの人物です。その才能は当盤に収録された、世界初録音となるカンタータ集「愛の盛衰」からもわかります。多くても4人の器楽奏者とソプラノまたはアルト独唱というシンプルな編成ながら、美しくもドラマティックな音楽は、吸引力満点です。眼前に音楽が繰り広げられているかのような録音が音楽の感動を伝えてくれます。日本人の尾崎俊徳氏が器楽で演奏に参加している点にもご注目ください。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557573 |
ピアノ三重奏曲は、ロシアの室内楽作品の歴史の中でとりわけ重要な位置を占めています。この全5巻からなるシリーズでは、さまざまな作品を採り上げながら、ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史を探っていきます。ロシアにおけるこのジャンルの幕開け的作品は、1815年に作曲されたアリャビエフの「三重奏曲 変ホ長調」であり、未完成でありながらモーツァルトを思わせるエレガントで活気に満ちた味わいを持っています。1834年に書かれたイ短調も優美ではありますが、ピアノの妙技が存分に発揮されているとは言えず、まだまだロシア音楽特有の個性を有してはいません。しかし同じ頃に書かれたグリンカの「悲愴」三重奏曲の憂鬱な雰囲気は、後のロシアの作曲家たちにも大きな影響を与えています。アントン・ルビンシテインの三重奏曲は、作曲家自身が優れたピアニストであったこともありピアノが大活躍する作品です。ロシア期待の若手奏者によるアンサンブル「ブラームス・トリオ」の洗練された演奏で。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574112 |