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「ゴルディロックス」とは元来、民話に出てくる少女の名前です。日本では「3匹の熊」という題名で知られていますが、そのエピソードが転じて“ちょうどよい”という塩梅をあらわす言葉として使われているようです。ここではミュージカル女優が大金持ちと映画監督のどちらを選ぶかという話。ありがちな話といえばそれまでですが、付けられた音楽はまさに夢のように美しく楽しいもの。木管合奏による「キャロル組曲」は、クリスマスだけでなく、1年中聴いていたいほど。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559382 |
まずは筆者の思い出話を。小学生の時分に、公会堂で子供たちに生のオーケストラを聴かせるという、ありがた~い行事があったのですが、その後のクラスのアンケートで「ペールギュント」や「新世界」といった並居る強敵?を打ち破って人気ナンバーワンを獲得したのが、番外のアンコールだったアンダーソンの「タイプライター」でした。でも単なる子供騙しだなんて思わないで下さい! 「そり滑り」や「ラッパ吹きの休日」といった、どこかで耳にした懐かしいナンバーの数々を改めてじっくり聴いてみれば、古き良き時代に生まれ出た、大人の耳にも立派に通用する、極上のエンタテーメント作品だということが感得できるのではないでしょうか。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559125 |
【名手ティアンワ・ヤンが弾く"音楽の悪童"アンタイル、4つのソナタ】ニュージャージー生まれのジョージ・アンタイルは、1920年代にヨーロッパで演奏旅行を行い「狂乱の時代」のパリではピカソやストラヴィンスキーらと交流を持ち、ピアニスト兼作曲家としての経歴を確立させました。このアルバムに収録された4曲のソナタのうち、最初の3曲はこの時代に作曲されたもので、第1番は詩人エズラ・パウンドの恋人でヴァイオリニストのオルガ・ラッジのために作曲されており、ストラヴィンスキーの影響と、当時のパリの洒脱な雰囲気を併せ持ったユニークな作品です。よりジャジーな第2番は、20世紀初めのフランスに起こった前衛美術運動「キュビズム」を音楽で表現しようと試みた作品もので、雑多な旋律の中にドラムが効果的に使われています。第3番はストラヴィンスキーの激しいリズムを更に追求した作品です。1947年から48年にかけて作曲された第4番は、バロック時代の様式を採用。とりわけ第2楽章は6小節の主題が10回変奏されるというパッサカリアの形式が用いられています。華麗な終楽章「トッカータ」も機知に富んだ音楽です。(2023/06/09 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559937 |
1918年にジャン・コクトーが発表した評論「雄鶏とアルルカン」。これまで流行していたワーグナーやドビュッシーの色彩豊かな音楽を「アルルカン」に例え、シンプルなサティの音楽を「雄鶏」と呼び、装飾をそぎ落とした音楽を擁護するコクトーの意見は、第一次世界大戦後の荒廃したパリに新しい音楽美学をもたらしました。ちょうど同じ頃、目覚ましい発展を遂げていた木管楽器(特にフルート)のために、この美学に基づいた軽妙でシンプルな作品が多く作曲され、これらは現在でも奏者たちの大切なレパートリーになっています。このアルバムでは世界初録音を含む、多彩な作品を収録。プーランクやオーリックをはじめ、タンスマンやハルシャーニーなど、当時フランスで活動していた他国の作曲家たちまでが、この美学に影響を受けていたことがよくわかります。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579045 |
自称「音楽の不良少年」を標榜したアンタイルの代表作が、4台のピアノに2台のシロフォン、各種打楽器に加え、大小の電動ベルやプロペラ! までを動員する恐るべき画期的怪曲「バレエ・メカニック」です。この特殊な編成から容易に想像できるように、硬質な響きと騒音まがいのサウンドと刺激的なリズムの饗宴が全編を支配するこの曲ですが、19世紀以前には全く考えられなかった全く新しく、そしてカッコいい音楽といってよいでしょう。その他の収録曲はそういった前衛性が後退し、大分作風が丸くなってからの作品ですが、引き締まった編成から生まれ出てくる音楽はかなかに緊張度の高いもので、こちらも聴きごたえ十分です。(2001/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559060 |
これは驚きの美しさ!音楽史の本で名前はしばしば目にするアンチエータですが、実際に作品を音で聴くことは非常に珍しいところ、当盤の出現は、多くの古楽ファンに発見の喜びを与えることでしょう。「ミサ・シネ・ノミネ(別名:第四旋法のミサ曲)」全曲を、実際の典礼を再現するために、当時の他の音楽を織り交ぜて演奏。例えば、かの有名な冒頭1の旋律はミサ曲の中で使用されているものです。男性だけの歌手陣が織り成す美しいポリフォニーは、心地よい倍音を伴って、極上の癒し空間を醸成します。スペインのルネッサンス音楽の輝きに、改めて目を開かせる曲・演奏です。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555772 |
「フルートのショパン」と異名をとるデンマーク生まれのヨアヒム・アンデルセンはフルートを吹く人ならば知らない人はいないと言ってもよいでしょう。様々な逸話の持ち主ですが、彼の残したフルートのためのエチュード Op.15は今でもフルートを学ぶ人にとっての宝物です。しかし、彼の名前が忘れられてしまったのは、一重に作品が残っていないからなのかも知れません。1847年に生まれた彼はオーボエ奏者の父親から音楽の手ほどきを受け、13歳の時に公開演奏会を開き、22歳の時にデンマーク王立管弦楽団のフルート奏者になりました。その後世界中で研鑽を積み、1882年にビルゼがベルリン・フィルハーモニーを創立した時にはフルーティストの一人として名前を連ねています(当時のベルリン・フィルのプログラムでも彼の名前がソリストとして挙げられています)。ここで聴ける様々の作品は、それぞれに技巧をこらしつつも、耳当たりのよいものばかり。演奏しているツァッポは、作曲家の伝記付き作品目録の著者で、ピオリア交響楽団の首席フルート奏者です。(2010/05/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572277 |
20世紀から21世紀にかけて、ギリシャではどのような音楽が生まれているのか・・・。そんな好奇心を刺激するこのアルバムには、名前も聞いたことのないような作曲家たちの作品が7曲収録されています。冒頭に置かれているのは「10のギリシャの良く知られた旋律」。印象派風の響きの中に、ギリシャの旋律が聞こえてくる親しみやすい作品です。「クロクニル」はギリシャの伝統的な旋律と変代の融合。「小組曲」は1分程度の5つの曲で構成された作品。短いながら強い印象を残します。民族音楽の要素が一切入っていない「五重奏曲」は十二音が用いられた前衛的な作品。アルバムの中でも異質な光を放っています。地中海の動植物からインスパイアされた「クリケットの峡谷のブラックバート」、即興的なモティーフで構成された「木管五重奏曲 第2番」、最後は新古典派の作風とギリシャの伝統音楽が組み合わされた楽しい「木管五重奏曲」で締めくくられます。硬軟ありの楽しいアルバムです。(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579037 |