Home > CD & DVD > Labels > Oehms Classics
レーベル別検索
Search results:424 件 見つかりました。
優れた指揮者でもあるリュディガー・ロッターですが、やはり彼の本質はヴァイオリンにあるようです。このバッハ(1685-1750)の作品には、有名な「シャコンヌ」が含まれており、ヴァイオリンの音色と技術を思う存分聴かせることができるものですが、ここでのロッターの演奏と言ったら、もう言葉に尽くせないほどの見事さです。彼のシャコンヌと言えば、以前発売されているビーバーの「ロザリオ・ソナタ」(OC514)でリリアルテのメンバーとして、終曲であるシャコンヌ…同じパターンによる変奏曲の形式…を自由自在に演奏していたのを思い出す人も多いことでしょう。バロック音楽に漂う堅苦しさを一掃する新時代の演奏家です。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC838 |
ハンブルク音楽演劇大学で学んだ後、ストックホルム音楽院で更なる研鑽を積んだチェリスト、ダーヴィト・シュトロンベルクが弾くJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。この演奏で彼は、バロック・チェロとチェロ・ピッコロを用い、ガット弦特有の発音と音色を生かした表現に挑戦しています。全体的にゆったりめのテンポをとりながら、前奏曲での足取りは軽やかで、緩やかな楽章では細かいニュアンスを丁寧に表現。時に即興的なフレージングが聞かれるのは、古楽と現代音楽の双方に魅了されているというシュトロンベルクならではの持ち味でしょう。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC498 |
1959年、デッゲンドルフで生まれ、1994年からトリーア教会大聖堂のオルガニストを務めるヨーゼフ・シュティルが、OHEMSの最高責任者ディーター・エームス氏の75歳の誕生日を記念し、彼自身が選曲して演奏したクリスマス音楽集。バッハやレーガー、カルク=エーレルトなどのドイツの伝統を汲む作品と、ほとんど耳にすることのないポーランドのロマン派、現代の作品を絶妙に配置、じっくり聴かせる1枚に仕上げています。ベッケラート・オルガンはもともとシュパイアーの司教区に据えられていましたが、2015年に解体、マンダーシャイトの由緒正しいレーベンバウム教会に移設され、オルガン製作者のH.マイヤーによって再構築、新しい響きを獲得した楽器です。教会一杯に響き渡る壮麗な音色が存分に捉えられています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1861 |
楽器への強いこだわり、そして作品への強い思い入れ。この2つで知られるドイツのピアニスト、ユラ・マルグリス。これまでにもリストやシューベルトの作品で主張の強い演奏を披露し、多くのファン(楽器マニアも含め)を獲得しています。今回は作品への思い入れが強く表明されたアルバムをリリース。声楽のための作品や、弦楽四重奏曲などを自由自在にピアノ独奏曲へと変貌させています。そして彼が2台ピアノのために編曲した「禿山の一夜」で共演しているのは、マルタ・アルゲリッチ。激しく、そして蠱惑的な世界が目の前に開けます。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC453 |
地中海は多くの偉大な文化の発祥地であり、また東洋と西洋の文化が融合する地でもあります。15世紀に東ローマ帝国を滅ぼし、コンスタンティノポリスを征服したオスマン帝国は、その後勢力を拡大し、17世紀にはアゼルバイジャンからモロッコ、イエメンからウクライナ、ハンガリーからチェコスロバキアに至る広大な領域を手中に収めます。当時、最盛を誇っていたキョプリュリュ家ですが、1683年に当家の婿であった首相カラ・ムスタファ・パシャが敢行した第二次ウィーン包囲が失敗、16年間の戦争状態を経て、1699年に結ばれたカルロヴィッツ条約において、史上初めてオスマン帝国の領土は削減され、以降覇権はオーストリアに奪われることとなります。さて、そんな歴史的背景のもとに様々な文化交流が行われ、文学や絵画、そして音楽においても「東洋的なテイスト」が入り込んで来たことも良く知られています。このペーラ・アンサンブルによる意欲的なアルバムは、16世紀から17世紀、トルコからイタリア、またイタリアからトルコへと渡った様々な音楽が収録されています。想像以上に複雑に入り組んでいるこれらの多彩な音楽は、当時の文化を想像させるに余りあるものです。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1858 |
アルメニア、ロシア、中国出身の若き3人の音楽家によるピアノ三重奏団「トリオ・コントラスティ」のデビューアルバム。3つの作品を取り上げ、異なる時代と文化が交わる音のモザイクを描き出しています。とりわけ最近人気が高まるババジャニアンの作品は、ロマンティックでありながら、民族的色彩が色濃く反映された劇的かつ溢れる歌心に満ちています。2021年春に結成されたこのトリオは、同年夏にはドイツで開催された「hmt-Musikpreis」コンクールの決勝に進出、2021年秋にはロストックで開催された室内楽フェスティバル「Als die Stunden still Standen」の最終コンサートで観客を魅了しました。2022年4月以降はハンブルク音楽演劇大学で室内楽の修士課程に在籍し、ニクラス・シュミット教授の指導のもと、さらに研鑽を重ねています。(2025/01/17 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1735 |
ヴァイオリンとチェロによるアンサンブル「エイト・ストリングス(8本の弦)」による「耳への贈り物」です。名技と創意をモットーとする彼らによる、新しい作品を中心としたこの1枚は、どの曲も多様で幅広い可能性を帯びています。ほとんどの作曲家の名前に馴染みがありませんが、これらはどれも煌めくような音楽であり、要求される音は楽器の限界を超えたものばかりです。アルバムタイトルであるクーカルの「プレゼント」は、スパイ映画の音楽を思わせるクールなものであり、シュトレーブルの作品は瞑想的です。明快なチッリ、バルトーク風の味わいを持つシュルホフ、そして比較的良く知られているのはラヴェルの作品でしょうか?音楽雑誌のドビュッシーの追悼企画として書かれた第1楽章に、2年がかりで3つの楽章を付け加えたもので、ラヴェルらしい豊かな発想に彩られた名品です。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC837 |
( 発売)
レーベル名 | :2012.08.22 |
---|---|
カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/OC837.gif |
世界の音楽シーンの中でも重要な役割を担う"ハンガリー"をルーツとした近現代音楽をブラス・クィンテットで演奏した1枚。サラプティア・ブラス・クィンテットのために書かれたフリジェシュ・ヒダシュやアールパード・バラバーシュ、 ジェルジ・ラーンキらのオリジナル作品や、2011年に作曲されたイヴァン・フィッシャーの「ファンファーレ」など、いかにもハンガリーらしい作品が並ぶとともに、このアルバムの制作のきっかけとなったという、彼らが敬愛するバルトークの作品もピアノ曲をブラス・クィンテット版に編曲して収録。バルトークとリストのピアノ曲からの編曲は、そのほとんどをメンバーのペーター・デルピングハウスが行っており、鮮やかな手腕も聴きどころです。2007年、ドイツ国立ユースオーケストラの仲間たちで結成された、若きブラス・アンサンブル「サラプティア・ブラス・クィンテット」。室内楽への熱意と親密な雰囲気の中で演奏する喜びを分かち合うことを目標に、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やラインガウ音楽祭など著名な音楽祭に参加、ドイツ全土で活発なコンサート活動を行う他、米国、メキシコ、中国、フランスなどでも活動しています。2011年からは他のメンバーも加え、12人の金管楽器アンサンブル「サラプティア・ブラス」として活動の幅を広げています。(2022/09/16 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC488 |
ドイツの人気ヴァイオリニスト、レア・ブリュックナーのデビュー・アルバム。1997年生まれのレア・ブリュックナーは当初フルートを学び、10歳からはヴァイオリンを演奏。2023年にバーミンガム国際音楽コンクールで第1位となりました。旅を愛するレアは地球環境とその破壊が引き起こす問題に強い関心があり、気候問題のアンバサダーを務めるほか、国連の世界食糧計画のフォーラムで演奏するなど、啓発的活動にも取り組んでいます。デビュー・アルバムのタイトル「パンゲア」は3億年ほど前に存在していた超大陸のことで、大陸移動説で現在地球上にある諸大陸の母体とされるもの。9か国にまたがる個性豊かな作曲家の作品を通じてレアは人類文化の素晴らしさと大切さを訴えています。(2024/08/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1734 |