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Search results:248 件 見つかりました。
(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :88875071202 |
スイス、チューリッヒ出身のパウル・ミュラー=チューリッヒ。フィリップ・ヤルナッハとフォルクマール・アンドレーエに師事、パリへ留学して印象派の薫陶を受けた作曲家です。「この時代(20世紀半ば)に調性に敬意を払う作曲家は、快適さを求めるあまり伝統に縛られたままなのかもしれない」と語った彼の作品は、確かに調性感は希薄であるものの、決して無調や十二音で書かれているわけではなく、かなり聴きやすく美しい風情を持っています。とりわけ1950年に作曲された「弦楽三重奏曲」では彼が追求した独自の作風を聞き取ることができます。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM287 |
「お茶の香りと特徴を音楽に移し変えることはなんと素晴らしい挑戦なのだろう」と作曲家ファビアン・ミュラーは語ります。西洋で「コーヒーの音楽」と言えばカフェでの沈黙を忌避するためのもの。コーヒーそのものを語る音楽というものはあまり存在しておらず、ミュラーは「お茶そのものの味わい」を音楽にしてみたいと考え、中国茶でそれを実行したのだそうです。生まれた10曲は、基本的に中国のお茶からインスピレーションを得たもので、それぞれのお茶の詳しい説明は、チューリッヒの市街にある喫茶店の店主チュウ・メイリンから指導を受けたといいます。出来上がった音楽は確かに香り豊かなお茶の雰囲気を湛えたものばかり。チェロのふくよかな響きとともに美味しいお茶のイメージが香り立ちます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM327 |
16歳の若きメンデルスゾーンの才能がほとばしるかのように明快な音楽が溢れ出る「弦楽八重奏曲」。2つの弦楽四重奏団を要する「複弦楽四重奏団」のために書かれており、演奏家たちの緊密なコミュニケーションが必須とされる名作です。今回の録音は、2017年に開催された音楽祭「Zwischentone」でメレル四重奏団(2002年結成)と、結成されたばかりのカスタリアン弦楽四重奏団が出会ったことがきっかけで行われました。2つのアンサンブルは音楽的親和性が高く「このコラボレーションはとてもやりがいがあった」とメレル四重奏団のメンバーが語っています。また、メレル四重奏団のみの演奏による「弦楽四重奏曲第1番」では、更に親密なアンサンブルを聴かせます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM293 |
18世紀から19世紀にかけて、ユダヤ人と女性の解放運動に生涯を捧げたラーエル・ファルンハーゲンと、彼女の友人でプロイセンの貴族ルイ・フェルディナンドの恋人としても知られるパウリーネ・ヴィーゼル(旧姓セザール)。この2人がやりとりした手紙を基に、ドイツの現代作曲家ローランド・モーザーが書き上げた3部構成の音楽劇。全編は緊張感に満ちた音楽で覆われ、ラーエル役は女優が演じ、パウリーネ役は歌手が歌うことでその異なる性格が描き分けられています。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM452 |
ローランド・モーザーは1943年生まれのスイスの作曲家。幼い頃から作曲を手掛け、ベルン音楽院では作曲、音楽理論とピアノを学びました。やがてフライブルクとケルンで電子音楽を研究し、1969年から84年までヴィンタートゥール音楽院、1984年からはバーゼル音楽大学で作曲と音楽理論を教えました。彼は50年以上にわたり実験音楽を探求。1969年から所属する「ENSEMBLE NEUE HORIZONTE BERN アンサンブル・ノイエ・ホリツォンテ・ベルン」では、彼自身が作品を提供するだけではなく、1982年にはジョン・ケージの『ソング・ブック』ヨーロッパ初の全曲演奏を行うなど先進的な活動を行っています。このアルバムには1986年から2020年までに書かれたモーザーのチェロ作品を収録。ほとんどの曲は、彼と長年にわたり人生のパートナーを組んできたチェリスト、ケーティ・ゴール・モーザーのために書かれており、どれも複雑で難解な作風をとりながらも、その根底には彼女への深い愛が潜んでいるようです。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM429 |
「ザルツブルクで制作されたモーツァルト」と題されたアルバム。実は作曲家、ソリスト、指揮者をザルツブルク出身者で固め、オーケストラも録音場所もザルツブルクという徹底ぶり。バリトンのためのオペラ・アリアと歌曲を通じてモーツァルト愛を存分に伝えます。有名曲の数々に加え、あまり耳にすることのない《ツァイーデ》のアリアや、《フィガロの結婚》のウィーン初演の際に付け加えられた伯爵のアリアが貴重です。ラファエル・フィンガーロスは1986年にザルツブルク州タムスヴェークに生まれ、ウィーン音楽大学を卒業。2016年から2020年までウィーン国立歌劇場のアンサンブル・メンバーとなり、2016年には歌劇場の日本公演に帯同して《ナクソス島のアリアドネ》のハルレキン役を歌い、注目されました。現在ではオペ ラ、コンサートの両面で幅広く活躍しています。このCDでは、できるだけ編集を少なくすることで、ライヴにおけるサウンドとフレージングの再現を狙っています。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM377 |
モーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」は1782年5月に完成され、その年の7月にウィーンのブルク劇場で初演されました。この初演は大成功を収めたことで、モーツァルトの名声がウィーンで確立され、同時に管楽アンサンブルのための「ハルモニームジーク」への編曲需要が高まりました。屋外、室内を問わず演奏できるこの形態は当時のウィーンで流行していたもので、オペラやバレエの新作が上演されると、すぐに作曲家本人、もしくは編曲家がこれらの名旋律を抜粋し、小編成のアンサンブル用にアレンジしていました。モーツァルトも父への手紙で「ハルモニームジークへの編曲を準備した」と書いていますが、その楽譜は行方不明となっています。この編曲は1984年にオランダの音楽学者、バスティアン・ブロムハートが、ドナウエッシンゲンのフュルステンベルク宮廷図書館のアーカイブから発見したスコアを編纂した譜面で、恐らくモーツァルト自身が編曲した楽譜の写しであろうと推測され、18世紀当時の息吹をそのまま伝える響きが横溢しています。演奏している「ラ・シンティッラ・デイ・フィアーティ」はチューリヒ歌劇場のメンバーで、"ラ・シンティッラ"とは、彼らがピリオド楽器を用いたアンサンブルを行う時に使う名称です。(2016/11/30 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM244 |
1789年、30歳のモーツァルト(1759-1791)はリヒノフスキー侯爵とともにドイツ旅行をした際、ベルリン宮廷で御前演奏を行います。そこでプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世から「弦楽四重奏曲6曲とピアノ・ソナタ6曲」を作曲するように依頼されますが、モーツァルトは1年間の間に結局3曲のみを書き上げ、その翌年世を去ってしまいます。作品は王に献呈されることなく出版されましたが、この3曲は「プロシャ王セット」と呼ばれ、現在でも変わらず愛聴されています。演奏している「ストラディヴァリ弦楽四重奏団」は、その名の通り、全てのメンバーがストラディヴァリの銘器を奏でるという稀有なアンサンブル。2007年のデビュー以来、スイス有数の弦楽四重奏団として名を馳せています。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM230 |