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若い演奏家にとって、デビューCDのリリースはそのキャリアにおいて決定的な第一歩となります。とは言え、すでに数多くの伝統的なレパートリーの録音で満たされている市場に於いて、若き新人の録音が強烈な印象を与えることは容易ではありません。ピアニスト、クリスティアン・エルニーはそのハンディを充分に踏まえた上で、自身が納得の行くレパートリーを選択し、印象的なアルバムを創り上げることに成功しました。ドビュッシーの「前奏曲」とリストのマイナーな作品を組み合わせたこの演奏、本来ならあまり共通項を感じられない2人の作品が、実に密接に結びつくことに気づかされます。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM238 |
「旅」と題された美しいピアノ曲集。ピアニストのシリンヤンは2006年ミュンヘン国際音楽コンクールの入賞者であり、ソリスト、室内楽奏者として世界中で活躍しています。2009年にはデンマークの音楽批評家協会から年次賞、2010年には「デンマークのラジオP2アーティスト賞」を授与されるなど北欧でも評価が高い人です。このアルバムでは、リストとベルク、モーツァルトとアルメニアの作曲家マンスリアンの作品を演奏していて、各々の曲に対する彼女の思いがブックレットに付されており、中でもモーツァルトのソナタについては、彼女がホロヴィッツの実演に触れた際の強い印象が語られるなど、一歩踏み込んだ思い出が感じられます。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM173 |
この作品にまつわるエピソード…。これらは1757年、ヒルトブルクハウゼン公爵の宮殿近くで起きた悲劇的な物語です。ヴァイオリニストで作曲家、カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフの回顧録によると、「その日、ある予感があり、その時に招待されていた馬そりへは乗らずに、宮廷で彼の兄弟たちと弦楽四重奏曲を弾くことを選択、そのそりは御者の無謀運転のせいで隣に座っていた青年が死んでしまった」というのです。最高級のタバコとコーヒーを楽しみながら、宮廷でディッタースドルフが演奏していたのが、このフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)のこの弦楽四重奏団であり、結果、彼らはリヒターを選んだことで、致命的な結末を回避できたのです。フランツ・クサヴァー・リヒターはマンハイムにおける対位法の大家であり、当時、最も優れた室内楽と交響曲の作曲家でありました。そんな奇跡すら起こすほどの魅力的な弦楽四重奏曲、これまで録音がなかったのが不思議なほどです。今回はSACDハイブリッドの高音質でお届けいたします。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM184 |
サリー・ヨー・リュエディはイギリスで生まれ、現在スイスのニダウ改革派教会のオルガニストを務めるかたわら、ソリストとしてさまざまな教会やコンサート・ホールで定期的に演奏しています。このアルバムでは彼女が過去20年間にわたり作曲、演奏したオルガン作品を収録。演奏はスイスのメッツラー社が同時期に作った4台のオルガンを使い、その音色のデモンストレーションにもなっています。アルバムの中心をなすのは組曲「コトゥラ - 風の主」で、これは彼女がスイスのピール市教会のオルガンの素晴らしい音色に触れたことでインスピレーションを得て書かれた曲。彼女は楽器から様々な風の音を引き出すことに成功しています。楽器と一体となった彼女の演奏をお楽しみください。(2023/04/07 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM422 |
1912年の冬、イタリアとスロベニアの国境近くの都市、ドゥイノのアドリア海に臨む城に滞在していた詩人リルケが、断崖を散歩中にインスピレーションを得たという「ドゥイノの悲歌」。完成までにはおよそ10年の歳月を必要とし、人間としての全ての感情、死、愛、生きること、苦悩など全てを格調高い言葉で歌い上げた10篇からなる詩集です。このアルバムは、その中の6~10篇を、それぞれ相応しい音楽に載せて朗読したもので、例え言葉がわからずとも、リルケの到達した極限の思想を感じ取れる内容となっているところが見事です。録音 2011年1月24-28日(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM155 |
2011年に結成されたトリオ、イル・フリボンドによるレーガーの弦楽三重奏曲集。古楽アンサンブルのイル・ジャルディーノ・アルモノコやル・コンセール・デ・ナシオンとの共演も多く、バロックから20世紀前半までの多岐にわたる作品をレパートリーとしています。アンサンブル名の「Il Furibondo イル・フリボンド」は、イタリア語で“ワイルドな、怒れる熱血漢”といった意味を持ち、かつてタルティーニが大ヴァイオリニスト、ジェミニアーニの演奏について使った形容詞。その名の通り、斬新で、卓越した解釈で結成後すぐに頭角を現し、ヨーロッパ中のラジオやコンサートホールで演奏を披露、高く評価されています。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM323 |
1977年、ミュンヘン生まれの作曲家マルクス・レーマン=ホルンの作品集。ギタリストとしても知られる彼は、主として映画音楽の作曲を手掛け、国内外の賞を獲得するなど高く評価されています。起伏の多いドラマティックな作風が持ち味で、このアルバムに収録された作品のどれもが強烈な存在感を放ち、聴き手を魅了します。トラック3の「トッカータ」を弾くのはドイツで活躍するピアニスト津山治香。超絶技巧を駆使したメカニカルな作品を彼女は堂々と弾き切ります。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM290 |