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ロシアで生まれ、ドイツのヴィースバーデンを拠点に活躍するフルーティスト、オルガ・ライザーのアルバム。彼女はクラシックの奏法によるフルートだけではなく、即興演奏や、ビートボックス・フルート(ボイスパーカッションをしながらフルートを吹く奏法)や、マルチフォニック(一つの音しか出ない楽器で、同時に複数の音を出すテクニック)などの最新テクニックを駆使し、常に斬新な音楽を生み出すことに熱心な演奏家です。このアルバムではこれらの奏法だけではなく、演奏を録音して連続ループで再生できるループステーションを使った実験も試みられており、聴衆の目の前でポリフォニック音楽をライブで生成するというエキサイティングな瞬間も堪能できます。(2021/09/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM375 |
Solo Musicaレーベルで、既にいくつかのCDをリリースしている指揮者ハイコ=マティアス・フォルスターは、1966年ドイツ生まれの注目の人です。とりわけ、前作のベートーヴェン交響曲第7番を中心とした1枚は、その斬新な解釈が話題となりました。どちらかというと近現代作品が得意な人のイメージが先行していますが、日本にも度々来日し、有名ピアニストと共演を重ね、その都度じっくりと音楽を創り上げていく姿勢が共感を呼んでいました。そんなフォルスターとウェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニーの新しいアルバムは、マーラー(1860-1911)の交響曲第5番。この一筋縄ではいかない作品を、彼は決して音楽の渦に呑まれることなく、じっくりと正攻法でものにしています。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM160 |
厳格な作風で知られるマックス・レーガーは、生涯で何度も「レクイエム」の作曲に挑みましたが、ようやく死の1年前にフリードリヒ・ヘッベルの詩による「レクイエム」Op.144bを完成させ、人々の記憶に残る作品を作り上げました。このアルバムには、同時代のマーラーの「リュッケルトの詩による5つの歌」と、ツェムリンスキーの「詩篇第23番」がカップリングされており、19世紀末の退廃的な雰囲気を存分に味わうことができます。演奏は、世界中で演奏を行うと同時に地元バーゼルでも定期演奏会を開催するバーゼル室内管。独唱を担当するクリストフ・プレガルディエンは、巧みな声のコントロールと正確なディクションで知られ、数多くの名指揮者たちと共演する名手。カメラータ・ヴォカーレ・フライブルクは1977年に結成され、1988年よりヴィンフリート・トルが指揮者を務めています。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM328 |
インスブルックで生まれ、ウィーン大学で哲学を学びながら声楽の道を志したエヴァ・リント。彼女は19歳のときにウィーン国立歌劇場で「夜の女王」を歌いセンセーショナルなデビューを果たしました。その後、バーゼルで「ランメルモールのルチア」のルチア役を歌い、この2つの上演の成功をもとに、世界中の歌劇場で活躍を始めます。彼女の透き通った声と優しい歌い口は多くの人に愛されており、これまでも「春の声」などのウィーン音楽などで高い人気を博しています。このアルバムで彼女が歌うのはフランス歌曲の数々。彼女はフォーレ、ドビュッシー、サティ、そしてマスネという4人の作品に漂う繊細な感情を見事に歌い分けています。何といってもその美しい声は、まさにジャケット写真で彼女が身につけている「宝石」そのものです。なおこのアルバムの収益金の一部はホセ・カレーラスが主催する「ホセ・カレーラス国際白血病財団」へ寄付されます。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM208 |
近年、作品の復興が著しい作曲家アンリ・マルトー。優れたヴァイオリニストであった彼は、先人パガニーニの例に倣い「24のカプリース」を作曲しましたが、こちらは無伴奏で弾かれるパガニーニ作品とは異なり、全編ピアノの伴奏を伴うとともに、各々曲が、明確にヴァイオリン練習曲としての役割も持たされています。名手インゴルフ・トゥルバンはこの作品を自身のマスタークラスで使用、彼の12人の弟子たちと、彼が信頼するピアニスト西川朋子とともに全曲を演奏、見事なアルバムに仕上げています。(2021/03/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM348 |
フランス出身、スウェーデンに帰化したヴァイオリニスト、アンリ・マルトー。作曲家としても室内楽を中心に印象的な作品をいくつか残しています。作品の中で歌曲は比較的知られており、何人もの歌手たちによって彼の作品は歌い継がれています。Op.19の歌曲は彼がドイツから追放され、スウェーデン国王の庇護のもと、スウェーデンで暮らしていた1915年から1917年にかけて作曲された曲集。もともとは弦楽合奏の伴奏でしたが、ブルガリアの作曲家ヴラディグエロフがピアノ版に編曲しています。ブルターニュの自然風景、海、そして恋人の姿が描かれた美しい作品です。Op.28はドイツの詩人たちの詩が用いられた、味わい深い風情を持つ歌曲集です。これらを歌うのは名歌手ヴェッセリーナ・カサロヴァ。オペラとはまた違う繊細な表情で、これらの歌曲を丁寧に歌いあげます。ヴィオラを伴うOp.39「葦の歌」はフィッシャー=ディースカウによる1956年の歴史的歌唱を収録。マルトーの魅力を再認識する1枚です。(2018/03/16 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM263 |
solo musicaが力を入れているアンリ・マルトーのシリーズ第4集。20世紀初頭における最も重要なヴァイオリン教師、奏者であったマルトーですが、彼の作品はほとんど注目されることがありません。しかし、晩年のマルトーが過ごしたドイツ、バイエルン州のリヒテンベルクにある「ハウス・マルトー」は、国際的な音楽教育施設として一年を通じて様々な講習会が開催されるなど、音楽の拠点になっています。マルトーの作品の研究も進んでおり、この一部が欠損していたヴァイオリン協奏曲も、指揮者グリュナイスの尽力で見事に再編成されました。アルバムでは同時期に作曲された管楽のためのセレナードも収録。マルトー作品の魅力を余すことなく伝えています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM299 |
オルガンとヴァイオリンの組み合わせによる作品を集めた1枚。アンリ・マルトーの「幻想曲」及び「前奏曲とパッサカリア」は、バロック期の様式に倣って書かれており、これは作曲当時彼が住んでいたオーバーフランケンのリヒテンベルクで使われていたオルガンの温かい音色にインスパイアされたものです。他はレーガーとラインベルガーにオルガンを師事したヴォルフルム、バンベルクでオルガン奏者の父のもとに生まれたヘラーの作品を収録。荘厳なオルガンと華やかなヴァイオリンの音色が溶け合う美しい響きをご堪能ください。オルガニストのエドガー・クラップは1947年バンベルク生まれ。1971年、ミュンヘンARD音楽コンクールで第1位を獲得し世界的な活躍をはじめるとともに、フランクフルト音楽大学でオルガンの指導にあたり、ザルツブルクのモーツァルテウムで客員教授を務めた後、ミュンヘン音楽大学の教授に就任、2012年に引退するまでその職にありました。インゴルフ・トゥルバンはベルリン・フィル、ミュンヘン・フィルとの共演をはじめ、世界の主要なコンサートホールでソロ演奏を行うヴァイオリニスト。これまでほとんど演奏されたことのない作品を積極的に広めていることでも知られています。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM364 |