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Toccata Classics: アルバム一覧

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    チェレプニン:声楽作品集(ミンドリーナ/ウィッテン)

    ロシアの作曲家、ピアニスト、教授であったチェレプニン(1873-1945)。とはいえ、その名前が知られているのは専ら息子アレクサンドルであり、父ニコライの作品は最近まで、まず演奏されることも聞かれることもありませんでした。ロシアでリムスキー=コルサコフに学び、サンクトペテルブルク音楽院の指揮科の教授を務め、指揮者としてはディアギレフのロシア・バレエ団に参加し、パリ公演を成功させてもいます。しかしロシア革命の余波を受け、パリに亡命。そこでフランス印象派の影響を強く受けています。TOCCATAレーベルからは以前ピアノ作品集(TOCC0117)がリリースされていましたが、今回は歌曲集の登場です。初期の作品は後期ロマン派の風情に彩られていますが、Op.50以降の作品はかなりモダンな雰囲気を持つものとなっています。注目は「日本の抒情」。彼の眼に映った日本がどのように表現されているかを聴いてみてください。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0221

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    チェレプニン:ピアノ作品集(1913-61) - ピアノ・ソナタ第1番、第2番/4つのノスタルジックな前奏曲/小組曲/対話(チェレプニン/シリャーエフ)

    ロシア生まれのピアニスト、作曲家アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977)のピアノ作品集です。作曲家ニコライ・チェレプニンを父とし、5歳から音楽を教わります。父ニコライがバレエ・リュスの指揮者をしていたため、多くの音楽家から薫陶を受けたアレクサンドルが音楽の道に進んだのは当然のことであり、その後も数多くの友人たちと親交を深めながら、独自の道を模索していきます。ここに収録されたのは極めて初期の作品である「楽興の時」から後期の作品「ピアノ・ソナタ第2番」までと、その音楽的深化と変化を目の当たりにできる構成となっています。その上、これらを含む4つの作品は作曲家自身による演奏であり、初CD化となるものです。その他に収録されている7つの作品もほとんどが初録音という貴重なもので、このロシアの作曲家を知るための重要な足掛かりになることは間違いありません。ロシアのモダニズムを知る絶好の機会です。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0079

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    チェレプニン:ピアノ作品集(ウィッテン)

    このアルバムに収録された曲を書いたチェレプニン(1873-1945)は、既に良く知られているアレクサンドルではなく、その父、ニコライです。サンクトペテルブルクで生まれ、リムスキー=コルサコフに作曲を学び、一時期は指揮者としても活躍。ディアギレフの「ロシア・バレエ団」でも指揮台に立っていた人です。フランス印象主義の影響も受けつつ、古典的なフォルムを持った愛らしいピアノ曲を多く書いています。このアルバムに収録された3つの曲集は、なんとも軽妙洒脱であり、また示唆に富むものです。ブックレットの中には、「ロシアのアルファベット」の元となったイラストも挿入されていますので、一層イメージが膨らむことでしょう。(2011/07/06 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0117

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    チャーニ=ウィルス:管弦楽を伴う歌曲集(ドムニチ/インブライロ/スペンス)

    イギリスの作曲家、チャーニ=ウィルス(1975-)の苦悩に満ちた歌曲集です。もともとは優れたピアニストである彼ですが、その作品もヨーロッパで高く評価されています。「3つの歌」はナチスによって迫害されたハンガリーに住むユダヤ人の悲劇を描いた曲。「6つの歌」の詩を書いたA.E.ハウスマンはイギリスの作曲家たちがこよなく愛する「シュロップシャーの若者」の作者であり、その詩はどれも不安をやるせなさを漂わせていることで知られています。最後の「悲歌」は自動車事故で孫娘を失ったジェシカ・デステの悲痛な詩を用いた短い曲。印象的な音で幕を開け、最後は消え入るように曲が終わります。聴いたあと、何かが心に残るようなアルバムです。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0329

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    A. チャイコフスキー:管弦楽作品集 1 (シベリア響/ヴァシリエフ)

    20世紀ロシアの作曲家ボリス・チャイコフスキーの甥にあたるアレクサンドル・チャイコフスキー。現代ロシアで最も尊敬される作曲家の一人であり、故マリス・ヤンソンスも彼の作品を愛し、演奏会のレパートリーとして取り上げていたことで知られています。普段は巨大なオーケストラのための作品を書く人ですが、2020年の最新作「交響曲第7番」は、“隔離交響曲”のタイトル通り、コロナ・ウィルス(Covid-19)の大流行下「各々の楽員たちがソーシャルディスタンスを保てるように」及び「社会的に隔離されてしまったオーケストラ」の2つの意味が持たされた小編成の作品です。ドミートリー・ヴァシリエフは、1972年生まれ。2005年からシベリア交響楽団の首席指揮者を務めています。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0587

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    A. チャイコフスキー:ピアノ作品集 1 (フィケルト/グシボフスキ)

    もともとユダヤ系の家にロベルト・アンジェイ・クラウトハメル(1935-1982)として生まれるも、第二次世界大戦中に身分を隠すために潜伏、この時に使った偽名「チャイコフスキ」をそのまま芸名とし、音楽界に飛び込んだピアニスト、作曲家をご存知でしょうか?このアルバムはそんな「アンドレ・チャイコフスキ」の作品を収録したものです。もちろんあのピョートル・チャイコフスキーとは縁も所縁もありませんが、共通するのは溢れる音楽的才能であり、ここで聴ける作品にも鬼気迫るほどの素晴らしい熱気が満ち溢れています。彼は1955年にショパン国際ピアノ・コンクールで8位入賞し、ブリュッセルに留学、ステファン・アスケナーゼに師事します。やがてエリザベート王妃国際音楽コンクールで3位入賞、翌1957年にはパリでラヴェルのピアノ曲全曲演奏会も行う程でした。しかしながら47歳の若さで病を得て早世、その名声はほとんど忘れ去られてしまっています。そんな彼の作品はなかなか刺激的あり、新古典派の少し先を行く前衛的なもの。もちろんヴィルトゥオーゾ的な面も持つ見事な音楽です。これは一聴の価値ありです。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0204

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    チャイコフスキー・バイ・アレンジメント - くるみ割り人形とねずみの王様(カミング/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/マウチェリ)

    チャイコフスキーの『くるみ割り人形』に、E.T.A.ホフマンの原作寄りの新解釈を持ち込んだバージョンが登場。華麗な音楽と振付によってファンタジー豊かなバレエ作品として世界的な人気を博す『くるみ割り人形』ですが、当盤の指揮者ジョン・マウチェリによれば、チャイコフスキー自身は完全に納得していたわけではなかったとのこと。その理由として、E.T.A.ホフマンの原作『くるみ割り人形とねずみの王様』が持っている社会の格差や不平等に対する視点が削ぎ落されてしまったことを挙げています。そこでマウチェリは4年以上の年月をかけて物語を再構築。そうした社会的な視点を加えつつ、主人公の少女マリーが成長し国王(かつてのくるみ割り人形)と結婚するまでを600年の歳月を経ながら描きました。音楽にはチャイコフスキーの様々な管弦楽作品を転用し、朗読(英語)を加えています。ジョン・マウチェリ1945年ニューヨーク生まれの指揮者。ハリウッド・ボウル管弦楽団の創立時から16年間音楽監督を務め、トリノやワシントンの歌劇場の音楽監督を歴任するとともに、ミラノ・スカラ座やメトロポリタン歌劇場にも客演。数多くの作品の初演を数多く手がけた他、レナード・バーンスタインとの長きにわたる交流や、Deccaの「退廃音楽」シリーズへの録音でも知られています。(2023/10/20 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0704

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    B. チャイコフスキー:ヨシフ・ブロツキーによる4つの詩/キップリングからの2つの作品/弦楽三重奏曲/ミハイル・レルモートフによる2つの詩/プーシキンによる叙情歌(アルチャコワ)

    チャイコフスキーと言っても、あの「悲愴交響曲」の作曲家ではありません。モスクワ音楽院でピアノをレフ・オボーリン、作曲をヴィッサリオン・シェバリーン、ニコライ・ミャスコフスキー、ドミートリイ・ショスタコーヴィチに師事し、20世紀後半のロシアを代表する作曲家となりました。名チェリスト、ロストロポーヴィチは彼の作品を高く評価し、アメリカにも紹介したのですが、残念ながらアメリカでの評判はイマイチでした。しかし最近では復興の兆しが見え始め、日本でも彼の作品を愛するファンは多いようです。お聴きいただければわかる通りかなり硬派の作品が多いのですが、バラライカの小品で見せる想像以上の人懐こさを目の当たりにすると、彼に対する見方が180度変わるかもしれません。(2009/10/28 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0046

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    チュピーティス:手稿譜によるピアノ小品集 1 (ルーセ)

    ラトヴィアの作曲家ヤーニス・チェピーティス。ラトヴィア音楽院でヤーセプス・ヴィートルスから作曲を、ヤーニス・メディンシュから指揮を学びました。その後パリでピアノをカサドシュとギーゼキングに師事、ラトヴィアに戻ってからは放送局で働きます。終戦後はラトヴィア国立音楽院の室内楽クラスの教授を務めました。彼の作品は母国ラトヴィアでもほとんど知られておりませんが、実は驚くほど多作家であり、6つの交響曲をはじめ、歌劇やバレエ、室内楽、カンタータや民謡編曲など数多くの作品を残しています。中でもピアノ曲は約100曲確認されており、その多くは小品です。このアルバムに収録されているのは、ピアニスト、ノラ・ルーセがチェピーティスの手稿譜を用いて演奏した様々な小品で、スクリャービンやラフマニノフの雰囲気を湛えながらも、ラトヴィア民謡の香りも感じられる美しい作品を聴くことができます。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0721

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    ツィケル:ピアノ作品集(パロヴィチョヴァ)

    20世紀を代表するスロヴァキアの作曲家の一人ヤーン・ツィケル(1911-1989)のピアノ作品集。最初に母から音楽の手ほどきを受け、やがて作曲家フィグシュ=ビストリに師事します。プラハ音楽院ではヤロスラフ・クシーチカに作曲を学びながら、指揮をオルガンの勉強をし、大学院ではヴィーチェスラフ・ノヴァークの元で更に研鑽を積みました。1937年から1年間、ウィーンでフェリックス・ワインガルトナーに学び、その後はブラチスラバ音楽院で指導しながら、スロヴァキアの国立劇場でオペラのアドバイザーとして働きます。しかし、1948年の政変で職を失い、その後はブラチスラバの音楽演劇アカデミーで作曲を教えます。彼の作品は9つのオペラをはじめ、交響詩や管弦楽作品など多くが残されていますが、ピアノ曲もわずかながら存在していて、これらはスロヴァキア内では知られていますが、それ以外ではほとんど耳にする機会のないものです。これらの作品はシマノフスキやヤナーチェクのように民俗音楽から強い影響を受けていますが、時折、フランス印象派風の響きも感じられる、決然たる意思と不可思議な美しさを併せ持つ音楽です。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0270