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ウェールズ出身のジョン・トーマスは、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一人。ヴィクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧で広く愛されました。この第5集にはグノーやドニゼッティ、ベッリーニらの歌劇からの編曲作品と、自作カンタータからの編曲、ロンドンで活躍していた作曲家アルベルト・ラッデッガーのカンツォーネなどの作品を収録。演奏には超絶技巧が必要ですが、どれも原曲の魅力的な旋律を生かしつつ、ハープの響きの優雅さも楽しめる粋な編曲が施されています。デュオ・プラクセディスは18世紀末から20世紀初頭までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブルです。(2024/11/08 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0711 |
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドジソンの室内楽作品集第2集。第1集と同じく現代音楽を得意とするピアニスト、エマ・アッバーテがピアノを担当、イギリスで人気を誇るティペット四重奏団との親密なアンサンブルが楽しめる1枚です。ブリテンと並ぶほどの知名度を獲得するも、死後急速に忘れられてしまった作曲家であり、またギタリスト、ジョン・ウィリアムズの師であったことでも知られています。彼の作品にはショスタコーヴィチの音楽にも似た同時代作品への風刺と、時々はっとするような美しいメロディが聞こえてくるという、イギリス伝統の品の良さがバランス良く配合されています。(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0357 |
「アリスの不思議な国」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブン・ドッジソン。彼の室内楽作品における4枚目の作品集となるこのアルバムでは木管楽器を中心としたアンサンブル(歌曲も含む)を収録。大規模な管弦楽作品やオペラでは重厚な雰囲気の作品を書くドッジソンですが、室内楽ではプーランクを思わせる軽妙な筆致を見せています。リズミカルな「管楽五重奏のソナタ」の第1楽章、神秘的な歌を伴う「ジプシーの歌」、ユーモラスな「5つのメヌエット」など、ドッジソンの魅力がたっぷり味わえる1枚です。(2019/05/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0453 |
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドッジソンの室内楽作品集。この第5作目は木管楽器を主体とした作品集で、この編成では第1集(TOCC-453)に続く2枚目のアルバムとなります。ホルンとハープという珍しい組み合わせの二重奏曲をはじめ、ウェーバーの旋律が自由自在に発展する「ベアマンの宝物」、プーランクの洒脱さを兼ね備えた「木管とピアノのための五重奏曲」など、バロック風の端正な曲や、濃密な曲などヴァラエティ豊かな作品が並んでいます。(2020/02/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0499 |
イギリスの作曲家ドジソン(1924-2013)は、日本ではほとんど知られていませんが、彼が活躍していた当時はブリテンと並ぶほどの人気と名声を博したイギリス音楽界の重鎮でした。彼はギタリスト、ジョン・ウィリアムズの師であり、ギターの性能に魅せられ素晴らしいギター協奏曲を書いたことでも知られていますが、このアルバムに収録されたチェロの作品も、パーセルなどのイギリス伝統の音楽に、ちょっと皮肉やユーモアを加えた「ショスタコーヴィチ風」の味付けが施された優れた作品です。新古典派的な60年代から70年代の曲と、内省的な90年代から2000年代の曲の違いも聴き比べも楽しいです。また、ドジソンの父方の親戚には「不思議な国のアリス」の作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)がいることでも知られています。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0353 |
現在、ドッツァウアーの名前はチェロのための「113の練習曲」で知られています。世界中のチェロを学ぶほとんどの人が用いるとされるこの教則本は、ドッツァウアーが並ぶもののないチェロの名手であったことを伝えています。しかしドッツァウアーはチェロの技術のみに長けていたわけではなく、作曲家としても数多くの作品を残しました。このアルバムに収録された四重奏曲は、モーツァルトを思わせる品の良さを持つとともに、独奏楽器には高い技術が求められた見事な作品です。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0421 |
このアルバムは4人の作曲家のオルガン作品を紹介しています。そのうちの一人、アドルフ・トッドは33年という短い生涯を送る中で、最高のオルガニストとして讃えら、れほんの一握りの作品を残しました。彼の作品はこれまでに録音されたことがありませんが、リストも賞賛したという腕前の持ち主であり、その作品はドイツ・オルガンの伝統を継承する壮麗な味わいを有しています。他には室内楽作品で知られるトゥイレ、フルート曲で知られるライネッケ、モーツァルトとフンメルの伝統を継ぐリッターの3人の作品を聴くことができます。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0505 |
エストニアの作曲家ルドルフ・トビアス(1873-1918)。彼はエストニアの小さな村セリヤで生まれ、父親から音楽の手ほどきを受けます。当時エストニアには音楽大学がなく、タリンでオルガン奏法と音楽理論を学びます。それからペテルスブルクに移り、ペテルブルク音楽院で作曲をニコライ・リムスキー=コルサコフに学び、最初のカンタータを書くことになります。その後、エストニア初の職業作曲家として認められ、その作品は広範囲に渡って知られることとなります。1910年からはベルリンに赴き1914年にはドイツ国籍を取得、第一次世界大戦では通訳として活躍しますが、結局この地で他界しました。オルガンの名手であったトビアスは宗教作品にも造詣が深く、いくつかの美しい合唱作品も残しています。ここでは彼の資質が最も良くでているオルガン作品を聴いてみてください。微妙に移り変わるハーモニーが美しいものばかりです。(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0288 |
ハロルド・トラスコット(1914-1982)はロンドン出身の現代作曲家、ピアニストです。2014年はトラスコット生誕100年目にあたり、このアルバムもこれを記念して製作されました。ギルドホール音楽演劇学校や王立音楽大学で学び、王立音楽大学ではオーランド・モーガンとアンガス・モリソンにピアノを、ハーバート・ハウエルズに作曲を師事しています。その後ハッダースフィールド工業大学で教鞭を執り、こちらの分野でも多くの才能を送り出しています。彼の作品は神秘的な風貌を持つものが多く、調性が付されていても、それは微妙に揺らぎ、また複雑な対位法が用いられているなど、往々にして難解なものですが、1950年代にはBBCでしばしば取り上げられ、多くの人気を博したといいます。このピアノ曲集も色々なスタイルの作品が含まれていますが、名ピアニスト、イアン・ホブソンはこれらを見事に描き分け、新たな発見を届けることに成功しています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0252 |