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アメリカの才能溢れる作曲家、指揮者、楽譜出版社、そして作家、神秘主義者アーサー・ファーエル(1872-1952)。彼の奇妙な作品は第1集(TOCC0026)でもお楽しみいただけますが、ここでも彼が傾倒したネイティヴ・アメリカの民謡を用いつつも、印象派と新古典派の影響も存分に受けたであろう、特異な作品を聴くことができます。「多調の練習曲」は第1集からの続きで、2つの調性が併記されていますが、ここでも明確な調性はあまり感じ取ることが出来ず、どちらかと言うと印象派の和声のような不確定で流動的な響きとなっているところが面白いものです。(しゃぶしゃぶのたれの「ごま」と「ポン酢」を混ぜたような味わいとでもいいましょうか?)。ここでピアノを演奏しているリサ・シェリル・トーマス自身もネィティブ・アメリカンの血をひく人で、これらの曲に対する愛の深さは計り知れないものであることは間違いありません。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0222 |
アメリカ合衆国の作曲家ファーウェルは、ネイティブアメリカンの音楽に強く魅せられ、これらの音楽を出版するために出版社を立ち上げたという思い入れの強い人です。また神秘主義者でもあり、自作のいくつかにも象徴的な意味合いが持たされています。数多くの作品を残し、その作風は多岐に渡りますが、この第3集に収録されたピアノ曲でも、ドビュッシーとスクリャービンの特徴を受け継いだような「小さな詩」や、バルトークを思わせる全音階が印象的なピアノ・ソナタなど多彩な作風を聴くことができます。彼が魅了されていたネイティブアメリカンの舞曲も2曲(トラック⑫.⑬)収録されています。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0380 |
イタリア・バロックの作曲家、ニコラ・ファーゴ(1677-1745)のカンタータ集。彼の生まれた町ターラントは舞曲「タランテラ」の発祥の地(毒グモの名の由来でもある)とも言われています。1500年頃から1800年代初頭にかけて、ナポリには数多くの音楽院が存在し、数多くの孤児や女性を含む若者が音楽を学んでいました。ニコラ・ファーゴは音楽院の中でも、とりわけ才能ある音楽家を輩出したピエタ・ディ・トゥルキーニ音楽院の出身であり、ここの卒業生たちのほとんどは次世代の子供たちを教え、その伝統を伝えていました。そんなファーゴは「室内カンタータ」の形式を発展させた人として知られています。ここに収録されている6曲のカンタータはいずれも独唱と室内楽によるもので、生き生きとしたリズムによる魅力的な曲ばかり。アルバムには同時代の作曲家の器楽曲を合わせ、全体が小オペラのようにに仕立てられてるところにもご注目ください。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0367 |
オーストリア領、レプニッツで生まれチェコで活躍した作曲家ファイトの作品集。幼い頃から音楽を学びたかったファイトですが、中学卒業時に両親を失い、音楽教師に支払うお金もなかったため、音楽は独学で勉強。プラハで哲学と法律を学び、22歳で卒業した時に弁護士になるか音楽家になるか躊躇った彼は、結局プラハの市役所で働く決断をします。しかし音楽も続け、交響曲、ヴァイオリン協奏曲、歌曲などを作曲。それらはすっかり忘れられてしまいましたが、4曲残された弦楽四重奏曲には、ベートーヴェンからドヴォルザークに至るチェコにおける初期ロマン派音楽の変遷を聴くことができます。(2017/06/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0335 |
イタリアのバロック作曲家ジャコモ・ファッコ(1676-1753)。彼はヴェネツィア近郊の集落マルサンゴに生まれ、1705年からロス=バルバセス侯カルロ・アントニオ・スピノラのパレルモの宮廷合唱指揮者、ヴァイオリン奏者となります。スピノラの宮廷がメッシーナに移った際、ファッコはそれに従い、1720年までその地で活躍しました。素晴らしいオペラ作曲家として賞賛されていたファッコですが、彼は教師としても優秀で、1720年以降スペインの宮廷音楽家となった時にはルイス王子にクラヴィコードを教え、フェルナンド王子、カルロス王子にも音楽を教えたことで知られています。彼の代表作に、1716年に出版されたヴァイオリン協奏曲集「和声復興への考察」がありましたが、これはずっと紛失されたとされていて、1962年になってようやくメキシコの図書館で偶然発見されたのです。発見したのは音楽学者ウベルト・ザルノリで、それ以降ザルノリはファッコの生涯や作品について研究を続けることとなります。そんなファッコの作品を演奏するのは、メキシコ・バロック管弦楽団で、このイタリアとスペインの愛すべき融合とも言える音楽を軽妙に、かつ見事に捉えています。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0202 |
イタリアのバロック作曲家ジャコモ・ファッコ(1676-1753)。彼はヴェネツィア近郊の集落マルサンゴに生まれ、1705年からロス=バルバセス侯カルロ・アントニオ・スピノラのパレルモの宮廷合唱指揮者、ヴァイオリン奏者となります。スピノラの宮廷がメッシーナに移った際、ファッコはそれに従い、1720年までその地で活躍しました。素晴らしいオペラ作曲家として賞賛されていたファッコですが、彼は教師としても優秀で、1720年以降スペインの宮廷音楽家となった時にはルイス王子にクラヴィコードを教え、フェルナンド王子、カルロス王子にも音楽を教えたことで知られています。彼の代表作に、1716年に出版されたヴァイオリン協奏曲集「和声復興への考察」がありましたが、これはずっと紛失されたとされていて、1962年になってようやくメキシコの図書館で偶然発見されたのです。発見したのは音楽学者ウベルト・ザルノリで、それ以降ザルノリはファッコの生涯や作品について研究を続けることとなります。そんなファッコの作品を演奏するのは、メキシコ・バロック管弦楽団で、このイタリアとスペインの愛すべき融合とも言える音楽を軽妙に、かつ見事に捉えています。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0259 |
ハンガリーの近現代音楽の探求を続けるTOCCATAレーベルの自信作、フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000)の合唱作品集です。ブダペスト音楽アカデミーで学んだ後、ローマに留学。ここでレスピーギに作曲を師事し、ウィーンとコペンハーゲンで「映画音楽作曲家」として活動したファルカシュ。その作品は壮大で、美しいメロディに満たされたものです。この合唱作品集には、1940年代から晩年1999年の作品までを収録。壮麗な「ミサ曲第2番」や、瞑想的な雰囲気を持つ「めでたし海の星よ」などの、多彩な表情を持つ曲を聴くことができます。いくつかの作品はクリスマスのためのものであり、20分ほどの「クリスマス・カンタータ」は短いながらも、ハンガリーの民謡が織りこまれた充実の音楽劇となっています。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0296 |