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Search results:642 件 見つかりました。
最近、ヴァインベルグ(1919-1996)のCDもリリースが多くなってきました。TOCCATAレーベルではヴァイオリン・ソナタの全集完成を目論んでいます。これはその第1集目。第1番のヴァイオリン・ソナタはヴァインベルグがタシュケントに移り結婚した頃の作品で、民謡風の主題や、美しい第2楽章など独自性は乏しくとも聴きどころの多い曲です。第4番は1947年に書かれ、名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンに捧げられています。憂鬱なアダージョに始まり、身の置きどころのないような狂おしいアレグロへと移ります。1948年のソナチネはジダーノフ批判で彼の作品の演奏が禁止になった頃のもの。平易な作風ですが微妙にねじれている感が素敵です。一転、1960年の無伴奏は孤高の厳しさを備えた作品です。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0007 |
苦難の生涯を送ったヴァインベルクがこの世を去って四半世紀を経た現在、彼は20世紀を代表する作曲家の一人として認知されるようになりました。また、彼のヴァイオリン・ソナタは、名手ギドン・クレーメルが積極的に演奏したことで比較的早いうちから親しまれており、近代ヴァイオリン作品の重要なレパートリーとして多くの奏者たちに演奏されるようになりました。TOCCATA CLASSICSでは、無伴奏を含むヴァインベルクの全ヴァイオリン・ソナタの録音を計画(全4集)。今作の第3集には旋律的な3番、冒頭2分間にはピアノが登場しないという緊張感溢れる第6番、そして23分を超える長丁場をヴァイオリン一台で弾ききる無伴奏ソナタ第3番の3作品を収録。ヴァイオリニスト、ユーリ・カルニッツは前作で『ディアパゾン賞』を獲得、ヴァインベルク作品の解釈が高く評価されています。(2021/03/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0096 |
1996年にワインベルク(1919-1996)が死去して以来、世界中の音楽家や愛好家たちは彼の作品に注目し、世界中で演奏が繰り返され、埋もれていた作品もどんどん復興されています。ワルシャワで生まれ、第二次世界大戦勃発後ソビエトに亡命、ショスタコーヴィチと知り合い、強い影響を受けたワインベルクですが、当時社会を席巻していた「反ユダヤ主義」とジダーノフ批判からは逃れられず、1953年には逮捕されるなどの苦難の生涯を送ります。しかし創作意欲は衰えることなく、7つの歌劇を始め、26の交響曲、17の弦楽四重奏曲など、総計200曲以上もの作品を残しました。彼の作品にみられるショスタコーヴィチの作品への親近性と、独特のメロディの美しさなどが愛される所以でしょう。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0026 |
TOCCATA CLASSICSの「ヴァインベルクのヴァイオリンとピアノのための作品全集」。最後を飾る第4集には彼が15歳の頃、ワルシャワ音楽院で学んでいた時に書いた「3つの小品」をはじめ、1947年に書かれた、美しい旋律の中にも不安げな雰囲気が漂う「無言歌」、 ヴァイオリン・ソナタ第2番のために書かれた「Largo」(後に別の曲「Lento」に差し替えられた)、スターリンの反ユダヤキャンペーンで1953年に逮捕され苦難の生活を送るも、公式に名誉が回復された後に書かれた「ソナタ」などを収録。全作品を通して聴くことで、彼の個性が確立していく様子を窺うことができるでしょう。ヴァイオリニスト、ユーリ・カルニッツは第2集で『ディアパゾン賞』を獲得、ヴァインベルク作品の解釈が高く評価されています。(2023/01/20 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0188 |
ポーランドで生まれ、ソ連で生涯のほとんどを過ごしたワインベルグの歌曲集です。在学中にナチスの迫害を受けミンスクへと逃れた彼は、ショスタコーヴィチの影響を受けつつ、22曲の交響曲を始め、7つのオペラ、17の弦楽四重奏曲、協奏曲などたくさんの作品を残しました。彼の作品のほとんどは最近まで日の目を見ることもなく忘れられていましたが、最近復興の兆しは見えてきたようです。しかし、ここに収録されたような「歌曲」の分野はまだまだ未開発。このTOCCATAのシリーズは重要な道しるべとなることでしょう。第1集は「子どもの時代」がテーマの3つの歌曲集です。「ロールパンの歌」などのチャーミングな曲や、目の覚めるほど美しい「子守歌」など興味深い歌がてんこ盛りです。(2008/10/08 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0078 |
最近、その作品が次々とリリースされるポーランド生まれのヴァインベルク(1919-1996)。彼の作品はどちらかというと重苦しく苦渋に満ちたものという印象が強いのですが、この1973年の「舞踊交響曲」でのはじけまくったエネルギーの放出には驚くばかりです。この作品はもともと彼の1958年のバレエ音楽「白菊」(広島の原爆投下時の物語)からの編曲で、第1曲目は第3幕の前奏曲がもとになっています。ストラヴィンスキーやラヴェルなどの影響も見えますが、バレエ作品として上演される日がくるのでしょうか?また彼の晩年の「交響曲第22番」は、腰骨の骨折と、病に苦しみながらピアノ・スコアを書き上げたのですが、そこで力尽きてしまったため、未完の作品として残されました。この録音ではキリル・ウマンスキーがヴァインベルクの作品を深く研究した上で、このスコアからヴァインベルクが望んだであろう音を読み取り、完璧な作品として発表したものです。多くのヴァインベルク愛好者にとっても嬉しい1枚です。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0313 |
最近、NAXOSレーベルでも次々にその作品がリリースされ、世界的評価がぐんぐん高まっている作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)。彼はご存知の通り、1919年にワルシャワで生まれ、1939年にポーランドに侵攻したナチスを逃れモスクワに亡命、モスクワでショスタコーヴィチの親友になったことで知られます。ヴァインベルクはその生涯に26曲の交響曲、7作のオペラ、17曲の弦楽四重奏をはじめとした膨大な作品を残しましたが、その作風はショスタコーヴィチに強い影響を受けていて、ヴァインベルク作品に見られる対位法の用い方や、メロディに対する鋭い感覚、そして悲痛な旋律と劇的な展開は確かにショスタコ風と言えなくもありません。ここでは初期の作品である交響詩「ポーランドの音」と、最後から2番目の交響曲で、ワルシャワのゲットーで犠牲になったポーランドの人々に捧げた「カディッシュ」が収録されています。この交響曲でも声楽が用いられ、深い悲しみの中にも淡い希望を感じさせるヴァインベルクらしい音楽を聴くことができます。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0193 |
帝政ロシアの最後の時代に活躍した作曲家、ワシリエンコの珍しい室内楽作品集です。彼は1888年に初めて音楽教育を受け、最初はグレチャニノフの個人指導を受けましたが、その後、タネーエフの薫陶を受け、またスクリャビンにも影響され、象徴主義や印象主義の特徴を持った音楽を書いていました。しかし、その後は様々な国の民族音楽に心惹かれ、ロシアだけでなく、極東の音楽までをも取り込み、不思議な異国趣味を感じさせる音楽を書いたことでも知られています。ここに収録された作品は、そんな彼の特徴が理解できるものばかりで、社会主義的リアリズムから背をそむけた感のある、一瞬「フォーレ?」とも思える流麗な中期の名作ヴィオラ・ソナタ(しかし和声はもっと複雑)、東洋趣味が発揮された「東洋風の踊り」など、聴きごたえのある作品が並びます。歴史に埋もれた秘曲を聴く喜びがここにあります。(2011/12/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0127 |
スペインの音楽一家に生まれたポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910)。彼女の年の離れた姉マリア・マリブランは、当時最も素晴らしい歌手としてその存在を知られていました。ポーリーヌも幼い頃から音楽的才能を見せていましたが、何より彼女の名前が歴史に刻まれたのは、晩年のショパンに霊感を与えたことと、文豪ツルゲーネフが彼女の熱烈な崇拝者だったことなのかもしれません。このアルバムでは、そんなツルゲーネフの詩を含む「ロシアの詩」による歌曲と、ショパンのマズルカに詩をつけた一連の歌曲を聴くことができます。音楽史に咲いた一輪の花の馥郁たる香りをお楽しみください。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0303 |
マルコム・ウィリアムソンはシドニーで生まれ、11歳でシドニー音楽院に入学。最初はピアノとフレンチホルンを学びました。作曲は指揮者としても知られるユージン・グーセンスに学び、1944年に卒業、1950年にロンドンに移住します。ここで新ウィーン楽派の音楽や、メシアン、ブーレーズの音楽に接し、強く影響を受けました。作曲家として活動するために、改めて研鑚を積むのですが、そのためにはナイトクラブのピアニストや、教会でのオルガニストなど様々な仕事で生活を支えなくてはいけなかったウィリアムソン。それが却って自らの音楽語法の多様化を促進し、数多くの作品を生み出す原動力ともなったのです。彼は1975年、非英国出身者として初めて19人目の「英国王室楽長」に任命されたことでも知られ、その叙情的でありながらも前衛を踏まえた音楽は、数多くの人に愛されています。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0246 |
( 発売)
レーベル名 | :2014.05.28 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/TOCC0246.gif |