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イギリスの偉大なる映画監督、プロデューサー、アルフレッド・ヒッチコック。彼の作品を見ていない人はほとんどいないと言っても過言ではないでしょう。主としてスリラー映画の分野で活躍し、例えば「裏窓」や「サイコ」などでのゾクゾクするような怖さは、現代の映画とは全く異質のものなのではないでしょうか。しかし、この恐怖も音楽がなければ盛り上がりに欠けることは間違いありません。このアルバムではそんなヒッチコック作品に不可欠な音楽が集められています。演奏するのは映画音楽と現代音楽の専門家ともいえるジョン・マウチェリ指揮のデンマーク国立交響楽団。編曲家としても名高いマウチェリは、これらの素晴らしい「フィルムスコア」に更に手を加え、単なるサウンドトラックではない極上の管弦楽作品集として聴かせます(個人的にはグノーの「操り人形の葬送行進曲」も付け加えて欲しかったところですが・・・)(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0241 |
ミュンヘンに生まれ、若い頃はブルーノ・ワルターとハンス・クナッパーツブッシュの助手を務め、1924年から1931年まではアウクスブルクで指揮者を務めるなど将来を嘱望されていたベン=ハイム(1897-1974)。しかしその後は作曲と教育に専念、1933年にはパレスチナに移住し、1948年のイスラエル独立とともに帰化、ユダヤ民俗音楽の普及に尽力した人です。ここで聴ける2つの作品のうち、1919年に弦楽五重奏曲は初録音であり、ドイツ後期ロマン派(とりわけR.シュトラウス)の影響をたっぷりと受けた甘美なものです。対して、弦楽四重奏曲第1番は中東風の装飾を施されたメロディと民俗的なリズムに彩られた異国的な曲。彼の理想が色濃く反映されている作品と言えるでしょう。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0214 |
ヘンデルの数多い作品の中でも、ほとんど知られていない「アーメン」と「アレルヤ」の言葉のみをテキストにした一連の歌曲。これらは恐らく私的崇拝の目的に使用されたと推測されています。このアルバムでは、男声ソプラノ、ロバート・クロウがHWV269から277までのアーメン、アレルヤと、ヘンデルと同時代の作曲家たちの「神聖な音楽」を歌い、曲の合間に器楽曲をはさむという趣向が凝らされており、女声とは違った響きを持つクロウの声を存分に楽しむことができます。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0337 |
1935年イギリス生まれの作曲家・鍵盤奏者ジェラルド・ヘンドリーのオルガン作品集。6歳からピアノを学び、オルガニスト、音楽学者となった彼は1996年からフランスに活躍の場を移し作曲活動を続けています。彼のオルガン作品からは、フランク、デュプレ、メシアンの影響や、ジャズから中世の旋律など幅広い要素が見て取れます。ここに収録されているのもさまざまなイディオムを採り入れた魅力的な曲ばかりです。演奏はNAXOSレーベルに一連のメシアン作品を録音するほか、ラターやイギリス現代作品を得意とするトム・ウィンペニー。由緒ある聖オルバンズ修道院大聖堂のオルガンの壮麗な音色が楽しめます。(2023/04/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0684 |
1935年イギリス生まれの作曲家・鍵盤奏者ジェラルド・ヘンドリーのオルガン作品集。6歳からピアノを学び、オルガニスト、音楽学者となった彼は1996年からフランスに活躍の場を移し作曲活動を続けています。彼のオルガン作品からは、フランク、デュプレ、メシアンの影響や、ジャズから中世の旋律など幅広い要素が見て取れます。この第2集には、さまざまな技巧を凝らした「6つの演奏会用練習曲」など抒情的な作品から活気に満ちた作品を収録。なかでもソナタ「和解を讃えて」は第二次世界大戦で爆撃された「コヴェントリー」と「ドレスデン」を象徴する旋律を用いて、平和への祈りが描かれた大作です。演奏はNAXOSレーベルでの一連の録音が評価されているトム・ウィンペニー。由緒ある聖オルバンズ修道院大聖堂のオルガンの壮麗な音色が楽しめます。(2024/06/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0731 |
19世紀末のスコットランドを代表する女性ピアニストの一人、ヘレン・ホープカーク。1897年にはボストンに移住し、優れたピアノ教師として後進の指導にあたると共に、数多くのサロン風の上品な作品を遺しました。初期の作品はブラームスの影響が感じられるものの、彼女の創作の源は常に母国スコットランドにあり、後期になるに従って印象派風の作風とスコットランドの民族音楽が融合された独自の音楽を聴く事ができます。/ピアニスト、スティーガーウォルトは妻であるダナ・ミュラーとともにホープカークの研究者で、これまでに伝記を執筆、また積極的にコンサートでホープカークの作品を演奏し、作品の普及に努めています。(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0430 |
アムステルダム生まれの女性作曲家ヘンリエット・ボスマンスの室内楽作品集。音楽一家に生まれ、母親からピアノを学びピアニストとして活躍。ヨーロッパ各地で演奏会を行い、とりわけ自国のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは数多くの共演を果たしています。彼女は10代の終わりから作曲を始め、まずピアノ曲や室内楽曲を書き、その後はオーケストレーションを学び、協奏曲などの編成の大きな作品も遺しています。このアルバムには彼女の20代前半から半ばの作品が収録されており、ヴァイオリン・ソナタとピアノ三重奏曲は世界初録音となります。この時期の彼女の作品は、フランス印象派やスペイン民謡、そして中東からの影響が感じられる情熱が迸るもの。バッハやレーガーを思わせるヴァイオリン・ソナタも聴きどころです。(2022/08/12 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0654 |
フランスのブルジョワジーの家庭に生まれたメラニー・ボニス。ピアノを独学で練習するなど幼い頃に楽才を示しましたが、その才能には無関心だった彼女の両親を説得したのは、パリ音楽院でコルネットを教えていたアンリ・モリーでした。彼女は12歳頃から音楽を学び、やがてモリーの紹介でセザール・フランクに師事。彼の勧めでパリ音楽院に入学します。ピエルネやドビュッシー、ショーソンが在籍していた音楽院で彼女は和声楽と作曲を学びましたが、当時のフランスでは女性が作曲をすることは推奨されておらず、彼女はメラニーではなく、男性名の「メル・ボニス」で作品を発表。波乱万丈の生涯を送りながら、数多くのピアノ曲や室内楽作品を作曲・出版しました。彼女の作品は初期には師フランクの影響が感じられるものの、やがて印象主義へと変遷していき、同時代のドビュッシーを思わせる美しく幻想的な雰囲気を持っています。そのほとんどはサロン風の小品であり、このアルバムに収録された世界初録音となる「子供時代の情景」は、彼女の母親としての優しい視点も感じさせます。演奏は1993年武漢生まれのチェン・メンイイ。地元の音楽院で学び、マンハッタン音楽学校で更なる研鑽を積んだ実力派です。(2023/10/20 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0361 |
イギリスの王家に生まれながらも、王位奪還をせず、ローマの教皇領の枢機卿として生涯を全うしたヘンリー・ベネディクト・ステュアート(1725-1807)。17世紀の反革命勢力「ジャコバイト」は彼をイングランドとアイルランドの王であると見做したものの、本人はそれを認めることはなく、結婚もしなかったため、彼の代で血筋が途絶えてしまったことでも知られます。このアルバムは、枢機卿時代の彼に仕えた数多くの作曲家たちの作品が集められていますが、そのほとんどは現在忘れられてしまった人ばかり。しかし、どれもバロックの時代から古典派への橋渡しとなる魅力的な作品で、彼が「穏やかな枢機卿」として讃えられていたかがわかります。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0300 |