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エジンバラの作曲家ウィリアム・ビートン・ムーニーの作品集。生涯スコットランドを愛し、美しい旋律に満ちた歌劇、交響曲、合唱作品や室内楽を残しましたが、現在ではほとんど演奏されることはありません。この世界初録音となるアルバムには彼のピアノ曲を収録。シューマンやブラームス、グリーグからの影響と、母国スコットランド民謡の旋律を交えたロマンティックな作品は、スコットランドの田園地帯のイメージを想起させたり、スコットランドの歴史そのものを示唆するなど、聴き手の想像力を刺激します。演奏するクリストファー・ギルドはスコットランド出身のピアニスト。英国全般でコンサートを開催するほか、多くのオーケストラと共演、またピアノ・デュオのメンバーとしても活躍しています。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0602 |
1943年にクラコフで生まれたメイヤーは、ルトスワフスキ、ペンデレツキ、そしてナディア・ブーランジェに学び、現代ポーランドの主要な作曲家の一人として活躍しています。彼の音楽は、友人でもあるショスタコーヴィチの流れを汲んだ、調性感のしっかりした叙情性を帯びたもの。とりわけこのチェロ作品集はメロディアスで透明な美しさを存分に湛えています。たとえばソナタ第1番の第1楽章。「神秘的に」と題された冒頭のピアノの音形は、まるで氷の結晶に光を当てたような煌めきを帯びています。2004年に書かれた第2番ですが、そのしみじみとした歌心は全く変わることがありません。深々と歌うチェロの音色に陶然となることでしょう。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0098 |
フィンランドの後期ロマン派時代に活躍した作曲家メラルティン。若い頃にウィーン音楽院に留学し、ロベルト・フックスに作曲を学び帰国。ロシアとの国境に近いヴィープリで指揮者として3年間ほど活躍。その後はヘルシンキで長らく教職にありました。交響曲やピアノ曲も残しましたが、250曲以上を数える歌曲は、その独特な雰囲気で異彩を放っています。テキストはフィンランド語だけではなく、ドイツ語であったり、このアルバムのようなスウェーデン語によるものなど様々であり、曲調もドイツ後期ロマン派風、フランス印象派風、清冽なシベリウス風など多岐に渡り、メラルティンの多彩な作風が感じられます。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0416 |
2024年に没後100年を迎えるフィンランドの作曲家オスカル・メリカント。民謡の旋律を巧みに取り入れた愛らしい歌曲やピアノ曲が知られていますが、彼はオルガニストとしても高名であり、演奏実践の権威として教会やコンサートホールでのオルガン演奏法に革新をもたらしました。これまで彼のオルガン作品のほとんどが録音されていると考えられていましたが(ONDINE ODE-973)、最近、未知の作品が発見され、レパートリーに加わりました。このアルバムでは、若き日に書かれた「葬送行進曲」やペダルのための練習曲、100のコラール前奏曲の抜粋などを聴くことができます。またメンデルスゾーンのピアノ曲「前奏曲とフーガ ホ短調」をオルガン用に編曲したものも含まれています。前述のONDINEのアルバムの他、北欧のオルガン作品を数多く録音してきたヤン・レヘトラの演奏で。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0715 |
モーツァルトは、いくつかの作品を「2台のピアノのためのソナタ」として書き上げようとしましたが、結局完成したのは、有名なK448の「ニ長調ソナタ」1曲だけでした。このアルバムは、モーツァルトが「ヴァイオリン・ソナタ」として作曲した3つのソナタを2台ピアノで演奏できるようにアレンジしたもので、アイデアを出したのはヴァイオリニストで指揮者であるアンドリュー・マンゼであり、実際に編曲したのは1957年生まれの作曲家スティーブン・イェーツです。作曲当時のモーツァルトは、バロック時代の作風から古典派の作風へと変遷を遂げた頃であり、これらの作品も優雅で流麗な楽想と、パリ風の優美でエレガントな表現が見事に融合していてオリジナル作品自体も美しさの極みを誇っていますが、この2台ピアノのアレンジは、更に喜びと輝かしさを増した聴きごたえのあるものとなっています。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0250 |
( 発売)
レーベル名 | :2014.05.28 |
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カタログ番号 | :/sharedfiles/images/cds/others/TOCC0250.gif |
知られざる作曲家や作品を紹介して注目を集めるToccataレーベルの人気シリーズ、「モーツァルト・バイ・アレンジメント」第3弾はさまざまな作品をオルガン用に編曲した曲集。現代のような録音技術が登場するまでは、巨匠たちの音楽を知るには自分で演奏するのが一番の方法でした。そのため、19世紀初頭に流行したのが人気の作曲家たちの編曲版です。これらはほとんどが独奏ピアノか連弾用のもので、モーツァルト作品は特に人気がありました。ここに登場する作曲・編曲家のゼヒターは、サリエリに師事した作曲家兼オルガニスト。ネーフェはベートーヴェンにピアノを教えた人物です。また、リストによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も興味深い編曲です。当時の伝統的な編曲とともに、この録音の演奏者であるオルガニスト、ビアンキーニによる現代の先進的な編曲の世界観も併せてお楽しみいただけます。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0381 |
後期ロマン派の作曲家エマヌエル・モールの作品集。ハンガリーに生まれ、ウィーンでブルックナーに師事、ピアニストとしてアメリカやヨーロッパで演奏し、イギリス国籍を取得するもスイスに移住。亡くなるまでこの地で過ごしました。彼の作品は当時の演奏家たちが挙って演奏し、ベルリンのジムロック社、ミラノのリコルディ社など、主要な出版社から総譜が出版されました。また晩年は楽器の発明家としても名を馳せ、手鍵盤を上下2段に重ねた「エマヌエル・モール式ピアノフォルテ」は、あのモーリス・ラヴェルも絶賛しました。しかし性格は気難しく、歯に衣着せぬ発言のため多くの友人を失ったとも言われています。このアルバムには彼のヴィオラを用いた作品を収録。技巧的、かつ抒情を湛えた複雑な音楽は、聴き手に深い満足感を与えることでしょう。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0650 |