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ギター・コレクション

Search results:158 件 見つかりました。

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    リョベート:ギター作品全集(ミケーリ)

    スペイン出身のリョベートはセゴビアと並び、今日のギター音楽の隆盛の基礎を形作った偉人として記憶されるべきです。彼の功績は世界中を旅してギター音楽の普及に努めたことですが、それにしても作品の録音が少なすぎるので、ナクソスが集めました。「13のカタルーニャ民謡」に代表されるような、カンタービレに溢れたナンバーが並びますが、17即興曲のように演奏技術的にギターの限界に挑んだ、とんでもない難曲もあります。「ソルの主題による変奏曲」は有名な「フォリア」の主題によるソル作品を途中まで引用した上でリョベートの変奏を付加したもので、この主題のマニアには見逃せない逸品です。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557351

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    ブラジルのギター音楽集(デヴァイン)

    ブラジル音楽を代表する楽器ギターのアルバムは、真面目に凄い。ボサノバの創始者ジョビンの代表作「イパネマの娘」も聴けます(ギター一台でやっても実に良い)。アルバムの冒頭に相応しいペレイラ作品の清々しさ、日本でもお馴染みアサド兄弟セルジオのモダンさ、世界を魅了した夭折の天才ハベーロの非凡な感性、ブラジルと言えばこの人は欠かせないヴィラ=ロボスの題名通りの感傷、ミランダの技巧性など、この多士済々ぶりには脱帽!英国生まれで成人する前からブラジルに移ったデヴァインの解説と名演をお届けします。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557295

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    キューバのギター音楽集(タマヨ)

    キューバが生んだ作曲家と言えば、まずはブローウェルに指を折らなくてはなりません。60年代以降、ペンデレツキやブゾッティらの前衛音楽にも影響を受け、自国音楽と融合させて独自の作曲技法を身につけた彼のギター音楽は、今や世界中のギタリストたちが愛奏。当盤で聴ける3曲にも、大作曲家の音楽ならではのオーラが漂います。ブローウェルのような人物を育んだキューバは、スペインによる植民地支配、北米文化、アフリカのリズム、ジャズ、民謡などといった、様々な歴史的・文化的背景を持っています。ギターという楽器こそ、キューバならではの芸術を表現するのに最適であることを証明する一枚です。(2004/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555887

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    タンゴ・アルへンティーノ(ビジャダンゴス)

    ブエノス・アイレス生まれで来日経験もあるビリャダンゴスという理想的な演奏家を得て、アルゼンチンのタンゴが真の輝きを見せる、これは感度の高い貴方に特にお薦めします!あまりのカッコ良さにホレボレ、時に切なくノスタルジックで、飽きさせません。大人気の「リベルタンゴ」や名曲「アディオス・ノニーノ」も含め、ピアソラも6曲が収録されていますが、彼以外の名前を知らないタンゴ初心者でも大丈夫。20世紀後半生まれの作曲家までの幅広い世代に受け継がれているタンゴには、良い曲がこんなにあることに、そしてギターという楽器の可能性に、あらためて驚嘆させられます。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555721

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    ラテン・アメリカのギター音楽集(コボ)

    有名曲から知られざる佳品まで、スペインと双璧をなす本場であるラテン・アメリカのギター音楽から、20世紀のポピュラー色の濃い作品をまとめてお届けします。そんなこともあり、もちろん肩の力を抜いても楽しめるのですが、深い哀愁を湛えた楽曲が大半を占め、同時にシリアスにじっくりとも聴けてしまうという、なかなか奥深い選曲となっています。また当盤の中でも、特に超有名曲といってよい3曲を、演奏者であるコボが自身の編曲によって熱演を繰り広げますが、こだわっただけある編曲の巧みさも光り、存分の名技によって、すばらしいエンタテイメントとなっています!(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557329

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    ブローウェル:ギター音楽作品集 3 - ソナタ/Hika/組曲第2番/オリシャたちの儀式(デヴァイン)

    キューバ出身のギタリスト・作曲家のブローウェル作品中で日本では最も注目されるべき、友人であった武満徹の死後まもなく完成された「悲歌」が当盤で聴けます。武満が好んだリディア調の響きが心に沁みる佳品です。「ソナタ」は1でベートーヴェンの交響曲「田園」の一節を引用し、2はスクリャービン風の真っ暗なサラバンドで、3は17世紀イタリアの作曲家パスクィーニの作品を引用。さらに4ではピアソラの有名な「天使の死」の主題を使ってカッコよく決め、9ではショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフを連想させるなど、ギター・ファンならずとも興味深い小品のオンパレード。15のシンプルなメランコリーは万人にお薦めします。(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554195

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    バリオス:ギター作品集 2 (フォールホルスト)

    死後30年以上埋もれていたにもかかわらず、今日では世界中のギタリストが好む対象となった、パラグアイ出身のバリオスの業績を味わい尽くすシリーズの第2集です。バリオス作品中で最も有名な「大聖堂」が聴けます!更に5「愛の告白」や、人生をギターに捧げた作曲家の総決算と言える14「タルレガの主題による変奏曲」などの有名曲も収録。全編に共通するのは、優しい曲想、殆ど子守歌のような静かな語り口。心静かにギターの音色に耳を傾けたいという方にお薦めします。来日経験もあり、バリオスを大いに得意とするオランダのギタリストの演奏でお届けします。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555718

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    ギターリサイタル:デヤン・イヴァノヴィッチ

    アルバムを誰もが知ってる名曲「アルハンブラの思い出」で締めるとは心憎い演出ですが、既に来日経験もある若き巨匠イヴァノヴィッチは、20世紀生まれの作曲家に拘って選曲、ギター音楽の新しい地平を拓く才人です。特に注目は英国が生んだ2人のイケてる作曲家、ベネットとアーノルド。前者のソナタは十二音技法によるけれど、なぜかカッコいいから不思議。後者は14と16の小唄がきれいのなんのって。きれいと言えばお馴染みモンポウの7が最高だし、無名の1もしびれるメロディー。カッコよさでは18の指がつりそうな技巧性もいいし、スペインのガルシア・アブリル作品が実にクール!(2002/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557038

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    ジュリアーニ:変奏曲集(ガレン)

    ベートーヴェンと同時代を生きたナポリ出身の作曲家ジュリアーニは、ウィーンに出て多くの音楽家たちと親交を結び、技巧派ギタリストとして活躍しました。この時代の最大の作曲家ケルビーニやロッシーニの音楽に強烈な影響を受けたことは、当盤の収録曲からも想像できます。得意の変奏曲の主題は、歌曲の初学者も歌う、かの有名な「ネル・コル・ピウ」2、古今の作曲家たちの心を掴んで離さない3、「調子のよい鍛冶屋」の副題で有名な4などを選んだから、ギター・ファンならずとも楽しめるのです。6の骨太の力強さも印象的。スペインのギタリストの演奏でどうぞ。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555284

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    メルツ:吟遊詩人の調べ Op. 13 (ホルツマン)

    まず曲名を眺めてみましょう。「フィンガルの洞窟」など、気になるタイトルが目に入りますが、この曲集は、あのナポレオンも魅了されたという有名な吟遊詩人オシアンの影響下にあるのです。メルツがウィーンでギタリストとして名を成した1840年頃、既にこの楽器の人気は廃れつつありましたが、メルツはちょうどこの時代に花咲き始めたロマン派ピアノ曲のギター版のような趣きで、このような大作を世に送り出しました。19のようにパガニーニを想起させるショウピースもあります。時代の空気を伝えるという意味で実に貴重な作品と言えるでしょう。ロマン派芸術を深く掘り下げたいという貴方にも必聴です。(2002/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554556