ギター・コレクション
Search results:163 件 見つかりました。
モロッコ生まれの作曲家、オアナは本来はユダヤ系の血筋を持ちながらも、父親がジブラルタル(イベリア半島のイギリス領土)出身だったため、イギリス国籍を取得しました。パリで学び、ドビュッシーとファリャから強く影響を受け、一時期はローマでカセッラにも学び、少しずつ独自の作風を模索、円熟期には、フラメンコとアフリカの民族音楽、そして中世音楽にも魅了されるなど、様々な風土の影響を受けた情熱的な作品を多く書いています。ギターの作品も多く書いていて、どれもスペインの音楽に現代的な味付けを施した熱い曲ばかり。ここでは名主デヴァインの弾く十弦ギターの深い響きを心行くまで堪能することができるでしょう。(2009/12/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570948 |
既にリリースされている第1集(8.570778)の続編です。これで、前作で半分だけ紹介した「平均律ギター曲集」の全貌が明らかになりました。この後半の12曲は1962年の5月14日から6月3日までの間に書きあげられたのですが、各々の曲のほとんどに完成した日が書き添えられていて、さながら「音による日記」の様相を呈しているのが興味深いところです。とりわけ、6月1日から3日にかけて書かれた第24番は、まるで彼の音楽人生全てを総括するような素晴らしい出来栄え。この曲集がギター・デュオのレパートリーの最高傑作として未来永劫大切にされることは間違いありません。ブラジル・ギター・デュオの目の覚めるかの如き名演でお楽しみください。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570779 |
ニュージーランドで最初にクラシック・ギターへの関心が高まったのは 1950 年代の終わり頃。画家でもありギタリストでもあったR.バーン(1928-2007)が英国から移住しウェリントンでギターを教え始めた頃から人々はギターに対する大いなる憧憬を抱いたのです。バーンの影響はものすごかったのでリルバーン(1915-2001)やフォーカー(1928-2007)をはじめとする数人のニュージーランドの作曲家は彼に自作を捧げました。1960 年代にE.ビボービ(国際的名手、教師)もオークランドに定住。さらにこの国のギター界に活気がもたらされました。以降J.ブリームやこのアルバムの奏者G.ヘルビッヒもニュージーランドをとりわけ大切にしています。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572185 |
その生涯に200以上もの作品を書いたカステルヌオーヴォ・テデスコですが、そのどれもが親しみやすいメロディと明確な形式を用いているため、今でも多くの演奏家と聴き手を魅了して止みません。とりわけギター曲にはすばらしい物が多く聴き応えのある作品が並びます。ここに収録したのは、快活な「ソナティナ・カノニカ」、そしてJ.S.バッハへの深遠なる賞賛である「平均律ギター曲集」。これは対位法を極限まで駆使した大作です。ここでは前半の12曲を俊英ブラジル・ギター・デュオが奏でます。(2009/01/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570778 |
1917年。この生まれた年を見て「難しそう」ともし思ってしまったとしたら、それは間違いです。ベネズエラ生まれのラウロの作品はとても情熱的で親しみやすいものばかり。彼の作品は、かのアンドレア・セゴビアも好んで取り上げたのですが、1950年代当時は「アルゼンチンの作曲家」として紹介されていたそうですが、以降知名度もあがり演奏会などで取り上げられることも多くなり、現在ではギターのレパートリーの重要な一角を占めています。日曜日の昼さがりにまったりと聴きたい音楽です。(2008/02/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570250 |