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ギター・コレクション

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    21世紀のスペイン・ギター作品集 2 - バラダ/トレス/ロペス・ゴドイ/ガルシア・アブリル(レヴィン)

    全4集からなる「21世紀のスペイン・ギター作品集」シリーズの第2集。前作と同じく、数々の受賞経験を持つギタリスト、アダム・レヴィンの演奏です。1936年から1975年に渡って独裁体制を維持していたフランコ政権下、芸術家たちは圧政に苦しめられていましたが、フランコ政権終焉後からは、その遅れを取り戻すべく、スペインの音楽界は目覚しい復興を遂げます。このシリーズでは、そんな苦難の時期を乗り越えた21世紀のスペインのギター作品を聴くことができます。どれも見事なもので、冒頭のバラダの「グラナドスへのオマージュ」は、まさにスペインのギター音楽の輝かしい歴史が感じられるものと言えるでしょう。バラダの才能ある学生の一人、カタロニアのロペス・ゴドーイの描写的な「秋のエレジー」、ヘスス・卜レスのモノローグ、NAXOSではすでにおなじみの作曲家カサブランカスの「3つの小品」など、アルバムのほとんどが世界初録音。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573409

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    ドビュッシー/ラヴェル:ギター・デュオ作品集(クロマデュオ)

    このアルバムでは、ドビュッシーとラヴェルの名作を(一部を除いて)演奏者たち自身がギター・デュオのために編曲したものが演奏されています。これまでにも多くのギタリストがドビュッシーの音楽に惹かれてきました。セゴビアは自伝の中で「若い頃、アラベスクの第2番がお気に入りだった」と述べ、ジュリアン・ブリームも「ギターの音色はドビュッシーにふさわしい」と語り、またギタリスト、ジョン・ウィリアムズも「夢想」をはじめいくつかの作品をレパートリーにしています。それに比べ、ラヴェルの音楽はあまりギター向きでないように思えるかもしれませんが、例えばこのアルバムの冒頭の「道化師の朝の歌」などは、道化師のよろめく足取りが見えてくるかのようで、編曲によっては素晴らしい効果をあげるものもあることが分かります。いずれの作曲家の作品にも、複雑なハーモニーと豊かなソノリティで曲に新しい命が吹き込まれています。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573286

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    ソル:24の進歩的な練習曲 Op. 31/6つの小品 Op. 32 (クラフト/マクファーデン)

    フェルナンド・ソル(1778-1839)は当時の偉大なギタリストの一人であっただけでなく、ギター音楽の作曲家としても「魔笛の主題による変奏曲」を筆頭に優れた作品を書き、「ギターのベートーヴェン」と評されるほど、この楽器の普及のために力を尽くしました。ソルはギターの演奏技術向上のために6つの練習曲集を遺していますが、現在広く使われているのは、セゴビアが任意に選択した「20の練習曲集」でしょうか。このアルバムではソルのオリジナルの「24の練習曲」を、共に名手として知られるクラフトとマックファーデンが弾き分けています。もともと12曲ずつの2巻として出版されたこの練習曲は、難易度は初級~中級程度とされていますが、実際に演奏してみるとかなりの手応えを感じさせるようです。同時期に書かれた「6つの小品」も技術と音楽表現の向上を目的とした楽しい曲集です。 ※日本語帯なし(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573624

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    ロワイエ:ギター三重奏と四重奏曲全集(スコグモ/フランケ/ヴェルニンゲ)

    既にリリースされている二重協奏曲集(8.570146)で、その華やかで技巧的なギター・デュオの作風に感激した人が続出。初期ロマン派の作曲家ロワイエ(1768-1852)の新しいアルバムは、更に充実した響きを持つギター三重奏曲と四重奏曲集です。ベートーヴェンと同時期の作曲家ロワイエは、当時最高のギタリストでありながら、フランス王党派に属する兵士でもあり、革命に巻き込まれながらも、サンクトペテルブルクの宮廷で高い地位を得るなど波乱の人生を送りました。しかしその作品は典雅で優美。整った形式の中に、舞曲や変奏曲を組み込むなど革新的な面も持ち合わせています。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573575

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    ポンセ:ギター作品集 4 - 南のソナチネ/主題、変奏と終曲(ペロワ)

    20世紀前半のメキシコ音楽の立役者、マヌエル・ポンセ(1882-1948)。もともとピアニストであった彼にギターの魅力を伝えたのは名手アンドレス・セゴビアでした。そしてポンセはセゴビアの要求に応えるために次々とギター曲を書いたのです。このアルバムは彼のギター作品集第4集となりますが、ここには良く知られる、イベリアの抒情的な暖かさを連想させる「南のソナチネ」の他、いくつかの珍しい作品も含まれています。「主題、変奏と終曲」には2つの稿(もしくは「楽譜))が存在しますがが、ここでは第1稿の他、セゴビアが編集した第2稿も聞くことができます。「カベソンの主題による変奏曲」はポンセの最後の作品。彼の死の2ヶ月前に書かれたものです。大作「フォリアの主題による変奏曲とフーガ」も格別の味わい。そしてソナタ第2番の第2楽章は、メキシコ革命で失われた自筆稿の断片から復元したものです。"南国風"もしくは"擬似バロック"といわれてちまいがちなポンセの音楽。ここでもう一度その音楽をじっくり味わってみませんか。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573285

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    日本のギター作品集 2 - 武満徹/三善晃/池辺晋一郎/細川俊夫(福田進一)

    ナクソスの名プロデューサー兼ディレクター、ノーバート・クラフトと福田の出会いから生まれた好企画「日本のギター作品集」シリーズ第2弾は武満徹をはじめとした日本を代表する作曲家たちの作品集です。繊細で豊かな、そして伝統的なフォルムを持つ多彩な作品が並びます。武満徹編曲による名曲、中田章の「早春賦」はオリジナルの喜ばしさと、そこはかとない抒情的な雰囲気を漂わせてい ます。また三善の「五つの詩」はフランス音楽の影響を受けながらも、俳句のパターンを組み込んだ詩的なスタイルで書かれています。ド ラマティックな、池辺晋一郎の「ギターは耐え、そして希望しつづける」は、"細部まで作品の意味が聴き手に明確に伝わる演奏"と作曲 者に絶賛されました。 さらに、箏を模した刺激的な響きを持つ細川の「セレナーデ」は、初演時とは違うチューニング(福田独自のもの)で演奏され、"その音楽性の豊かさ、美しさ!"と作曲者からの感嘆のメッセージが寄せられています。今回も素晴らしい音響空間を求め、カナダ・トロント郊外ニューマーケットの教会で録音を行っています。(2016/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573457

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    ポンセ:ギター作品集 3 - ギター・ソナタ集(ツボルスキー)

    20世紀前半のメキシコで活躍した作曲家でピアニストのマヌエル・ポンセ(1882-1948)。現在では彼の名は、あの愛らしい「エストレリータ(小さな星)」のみで知られているようですが、実は新古典派の作風によるいくつかの協奏曲や、このアルバムに収録されたギター曲など、優れた作品を数多く残しているのです。彼はメキシコで初期の音楽教育を受けた後、ボローニャとベルリンに留学します。そして一度は帰国し、母校で教鞭を執りますが、また各地を巡ったあとに、1925年に再度渡欧、パリ音楽院のポール・デュカの元で作曲をもう一度学ぶこととなります。この時にギター奏者のアンドレス・セゴビアと知り合い、ギター音楽の魅力に開眼するのでした。彼らの最初の出会いの際、ポンセはセゴビアに短い曲を贈ります。そしてその小品は後にソナタ・メキシカーナの第3楽章になったのでした。1926年に書かれた第2番のギター・ソナタはスペイン市民戦争のために失われてしまいましたが、その翌年に書かれた第3番のソナタはロマンティックな雰囲気を持ち、幾分ドビュッシーやショパン風なメロディの中にスペイン民謡の香りが漂うものとなっています。そして1928年の有名な「シューベルトを讃えて」と「ソナタ・クラシカ」の2曲は、ポンセの全ギター作品を代表する名作であり、擬似バロック風な構成と明らかにモダンな響きのコントラストが見事な、遊び心に満ちた作品となっています。長い間良い意味でのセゴビアの呪縛から逃れることのなかったこれらの作品ですが21世紀になった今、ツボルスキーの新たな演奏解釈の登場に喝采を送りたいものです。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573284

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    J.S. バッハ:イギリス組曲第1番 - 第3番(モンテネグロ・ギター・デュオによる2つのギター編)(モンテネグロ・ギター・デュオ)

    1720年から1730年頃「ある高貴なイギリス人のために書かれた」とされるJ.N.フォルケルの説に基づいてこのタイトルが付けられたと言われるバッハ(1685-1750)の「イギリス組曲」ですが、中身はどちらかと言うとフランス風、もしくはドイツ風の舞曲が並べられた、高い演奏技術が要求される様式美を持った作品なのです。ハープシコードだけでなく、モダンピアノでも頻繁に演奏されるバッハの最高傑作のひとつですが、このアルバムに収録されているのは、この曲を2台のギターで演奏したというものです。前述の通り、鍵盤で演奏するのもなかなか困難なバッハ作品をギターで演奏するということについては、すでにタルレガの時代あたりから頻繁に行われてきており、それ以降も何人もの名手たちが無伴奏パルティータや無伴奏チェロ組曲、ゴルトベルク変奏曲などをギターに移し替え、素晴らしい成果を上げていることはご存知の通り。このモンテネグロ・ギター・デュオは2台のギターを用いることで、バッハの複雑な音形を完全なものとして表現しているのです。バッハを聞く新しい楽しみを見出してみませんか。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573473

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    ブローウェル:2つのギターのための音楽(ブラジル・ギター・デュオ)

    キューバの作曲家、ギタリスト、レオ・ブローウェル(1939-)の「2台のギターのための作品」を収録した1枚です。時には前衛的な手法をとりながらも、キューバの民俗音楽を上手く取り入れた情熱的な作品は、日本のギタリストたちにも広く愛されています。19世紀、ソルやジュリアーニの時代から「2台のギターが奏でる音楽」の可能性は追求されていて、さまざまな作曲家によってレパートリーの拡大が図られていました。それに伴い、ジュリアン・ブリームやジョン・ウィリアムズを筆頭にした名手たちがこれらを積極的に演奏することで、一層、多彩な作品が生まれてきたのです。このブローウェルの作品も、魅力的なレパートリーの一端を担うもので、まるでオーケストラを聴くかのような音色の豊かさを味わうことができるはずです。ここでは、作品が年代を追って収録されており、終わりに近づくにつれ、その音楽も変幻自在となっていくのです。また「旅人のソナタ」は日本の名手、福田進一が世界初演したことでも知られています。ここで調和のとれたアンサンブルを聴かせる「ブラジル・ギター・デュオ」は2006年の"アーティスト・ギルド国際コンクール"で優勝した実力派。数多くの委嘱作を初演することでも知られています。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573336

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    ヘンデル/ヴィヴァルディ/J.S. バッハ/フランク:バロック・ギター・デュオ作品集(アマデウス・ギター・デュオ)

    結成から25年、アマデウス・ギター・デュオは常に「ギター・デュオ」の分野で先進的な役割を果たしてきました。彼らは2台のギターでの演奏だけでなく、オーケストラと共演したり、更にギターの台数を増やしたりと、様々な試みを行い、ギター・アンサンブルの可能性を探求しているのです。このアルバムは「バロック・モーメンツ=バロックの時」と題されていて、ヘンデルやヴィヴァルディ、バッハの名曲を次々をギター2台で聴かせるというものですが、実はもう一ひねりされており、例えばバッハから派生したブゾーニの編曲や、バッハから触発されたフランクのオルガン作品をギター・デュオにアレンジするという試みにもチャレンジ。これがまた心憎いほどにはまっているのがさすがです。元々は独奏ヴァイオリンのための「シャコンヌ」が、ブゾーニによってピアノに置き換えられ、今回、250年を越えた年月を経てギター・デュオに変容している様子も何とも感動的です。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573440