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リスト ピアノ作品全集

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    リスト:ピアノ曲全集 70 - ピアノのための行進曲集(ウィリアムズ)

    リストにとって行進曲とは、単なる規則正しい歩みの音楽ではなく、内省や劇的表現、そして自らの民族的アイデンティティを映し出す表現の一つでした。特に生涯の多くを国外で過ごした彼にとって、このジャンルはハンガリーへの複雑な想いや民族としての誇りを託す手段であり、大胆な和声や半音階的語法を駆使して劇的な芸術作品へと昇華させました。本作には、ハンガリーの若者を軍隊にスカウトするための徴兵踊り「ヴェルブンコス」の情熱的なリズムを取り入れた「ハンガリー行進曲 S233」や、後に交響詩「ハンガリー」へと発展する「英雄的な行進曲 S231」など、祖国への熱い思いを映した作品が並びます。「戴冠式のための行進曲 S523」も単純な祖国賛美ではなく、遠く離れた故郷への思いや民族の誇り、厳しい政治的現実への複雑な眼差しが入り混じっています。他にも、15歳で父を亡くした際の極めて内省的な「葬送行進曲 S226a」や大公に捧げた「忠誠行進曲 S228」など、行進曲という形式にリストが盛り込んだ表現の多彩さを実感させるアルバムです(2026/08/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574698

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    リスト:ピアノ曲全集 69 - コラール・トランスクリプション集(ケイコフ)

    大人気シリーズ、リストのピアノ曲全集。第69集では超絶技巧の裏側に潜むリストの精神的探求を浮き彫りにします。
    合唱曲『プロメテウス』にまつわる作品では、初期の力強い編曲が、10年後の「パストラーレ」で内省的な響きへと変化。1883年の同曲の編曲は更なる深化を遂げています。学生歌「いざ楽しまん」や「英雄的行進曲」は比較的華やかな曲調。一方、「3つのシャンソン」やウェーバー作品の編曲では抒情的な親密さが際立ち、ロッシーニの「神なる愛」や晩年のシラーの詩に基づく合唱曲の旋律を用いた「芸術家に寄す」といった宗教的・思索的な小品は、独特な響きの深みと、静けさが胸を打つ境地にたどり着いています。演奏するマイケル・ケイコフは、一つひとつの曲を「独立した完成されたドラマ」と解釈して演奏に臨みました。
    リストは同じメロディを何十年もかけて磨き直すことがありましたが、ケイコフはその変化の跡を丁寧になぞるように演奏、虚飾をすべて捨て去った晩年の静かな曲にいたるまで、どの演奏も深い説得力に満ちています。(2026/06/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574714

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    リスト:ピアノ作品全集 68 (シ・ウェンティン)

    大人気シリーズ、リストのピアノ曲全集。第68集には、リストが自身の弟子や友人、同時代の音楽家たちへの称賛を込めて手がけた編曲作品を集めています。超絶技巧が光るウェーバーやコンラーディの編曲から、タウジヒやスメタナの作品に添えた短い導入部まで、その内容は多岐にわたり、リストが、他者の独創性と自らのピアノ語法を融合させ、名曲に新たな光を当てた興味深い軌跡を辿ることができます。演奏するシ・ウェンティンは、リーズ、香港国際、サンノゼなど数々の国際コンクールで入賞。ジュリアード音楽院、イェール大学、ウィーン国立音楽大学、ベルリン芸術大学を経てノースウェスタン大学で博士号を取得。世界各国の著名オーケストラや音楽祭に招かれ、ニューヨーク、パリ、ウィーン等の主要ホールで演奏しています。(2026/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574648

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    リスト:ピアノ曲全集 67 - 行進曲編曲集(ウィリアムソン)

    (2025/11/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574717

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    リスト:ピアノ曲全集 66 - モーツァルトとドニゼッティのオペラ・トランスクリプション集(シェルバコフ)

    【コンスタンティン・シェルバコフが弾く、リストの華やかなオペラ・トランスクリプション集】
    リストは1830?40年代、当時のオペラ人気に着目し、裕福な中流階級が自宅でその魅力を楽しめるように多くの編曲やパラフレーズを発表しました。これによりモーツァルトやドニゼッティの作品を広めるとともに、自身の超絶技巧と作曲家としての才能を示しました。物語性より音楽的表現を重視したこれらの作品は、生涯を通じて彼の重要な収入源でもありました。ドニゼッティのオペラによる《ルクレツィア・ボルジアの追想》は、1840年に初版が出版され、1848年にリスト自身によって大幅な改訂が施された作品。さらに1880年頃、ジュゼッペ・ブオナミーチがリストの許可を得て構成を簡略化し、冗長さを排した完成度の高いバージョンを編纂しました(本録音はその版によるものです)。モーツァルトの《フィガロの結婚》の主題による幻想曲は、もともと《フィガロ》と《ドン・ジョヴァンニ》両方の主題を用いた幻想曲として構想されましたが、未完に終わり、自筆譜も不完全のまま残されました。リストを敬愛したフェルッチョ・ブゾーニは、その《フィガロ》部分のみを演奏用に編曲し、《ドン・ジョヴァンニ》の要素を省略した形で1912年に出版しました。《ルチアとパリジーナの2つのモティーフによるワルツ・カプリース》は、ドニゼッティの2つのオペラからの主題を1曲にまとめた、リストとしては珍しい形式の作品です。1842年の初版では、それぞれの主題が異なる調で提示され、後に同じイ長調で再登場して二重奏のように組み合わされます。エネルギッシュなコーダにはリスト自身の主題も加えられ、華やかに締めくくられます。後年の改訂版(8.570137に収録)では若干短縮されましたが、ここでは初版が演奏されています。《ドン・ジョヴァンニの回想》は、1841年に作曲された非常に技巧的でドラマティックな作品です。モーツァルトのオペラから墓地の場面、「お手をどうぞ」の二重唱とその変奏、華やかな「酒の歌」といった複数の場面が巧みに引用され、オペラの緊張感とリストならではのヴィルトゥオジティが融合しています。(2025/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574667

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    リスト:ピアノ曲全集 65 - ハンガリーの主題による作品集(C. ウィリアムズ)

    大人気シリーズ、リストのピアノ曲全集。第65集にはリストの心のよりどころとも言えるハンガリーの旋律に基づく作品が収録されています。「ラコッツィ行進曲」はハンガリー狂詩曲第15番を原曲とするもので、多くの編曲版がありますが、恐らくは管弦楽版が最も知られており、ここでは管弦楽版に忠実なピアノ独奏版が収録されています。主テーマはイ短調、第2テーマはヘ長調で展開され、短い劇的な展開を経て、重厚なコーダで締めくくられます。アルバムには同曲の簡易版(トラック13)も収録。こちらは短いながらも演奏の難度は長尺版と同程度です。「ハンガリーの民族旋律集」は“ハンガリー音楽の擁護者”を自認していたリストならではの作品で、多くの曲は後にハンガリー狂詩曲へと発展します。「ハンガリーのテンポ」はハンガリー狂詩曲第6番の冒頭に用いられた旋律ですが、狂詩曲とはリズムなどが異なります。「ハンガリーの有名な旋律」は同じく第6番の後半部分の旋律と同じもの。狂詩曲に比べ易しく書かれており、曲の終わりは完全に書き直されています。演奏はウェールズ生まれのピアニスト、クリストファー・ウィリアムズ。知られざる作品の普及に務めており、GRAND PIANOレーベルのバルモーチン:ピアノ作品集は高く評価されています。(2025/03/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574614

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    リスト:ピアノ曲全集 64 - 2つのスイスの旋律によるロマンティックな幻想曲/巡礼の年(初期稿)(ガッロ)

    NAXOSのリスト:ピアノ曲全集 第64集には巡礼の年第3年の異稿と1830年代の作品を収録。冒頭の「2つのスイスの旋律によるロマンティックな幻想曲」は、リストとしては珍しく改訂されることのなかった作品。導入部では、アルプホルンの「牛の鳴き声」モチーフとスイス民謡のテーマが提示される他、巡礼の年第1年の「郷愁」の旋律も現れる大規模な曲です。次の「神曲のパラリポムネス」は1839年の「ピアノのための交響的幻想曲」の初版。改訂を重ね、巡礼の年第2年 イタリアの「ダンテを読んで」に発展します。初版は対位法的エピソードが長く、コラールの主題も重要な役割を果たします。次の「アダージョ」にもこの曲の2番目のコラールの素材が用いられています。巡礼の年第3年は1860年代から1877年頃までに書かれた曲集で、晩年に傾倒した宗教音楽からの影響や、不協和音、曖昧な調性感など若い頃の華麗なピアニズムはほとんど感じられません。この曲集からの5つの作品はどれも改訂を繰り返す過程のもの。2つのヴァージョンの「守護天使」は、現行ヴァージョンよりはかなり短く、リストは改訂を加えるごとに素材を増やしていったようです。この時期のリストが作品を仕上げる際の試行錯誤がうかがえます。セルジオ・ガッロはブラジル出身の技巧派ピアニスト。ロマン派作品とブラジルの作品を得意としています。(2025/01/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574565

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    リスト:ピアノ曲全集 62 - 宗教作品編曲集(カズン)

    若い頃には超絶技巧ピアニストとして名を馳せたフランツ・リスト。そんな彼が1865年に僧籍に入ったことには多くの人が衝撃をうけました。しかし、それまで女性関係や家族関係、芸術的な確執など多くの問題に悩まされていた彼が宗教的な世界に救いを求めたことは、とりわけ不思議なことではありませんでした。この頃には「詩的で宗教的な調べ」などの内省的な曲集が書かれていますが、更に年を重ねると一層精神的な深みを追求した作品が多く書かれるようになります。このアルバムに収録されたのは、ロッシーニのトランスクリプションを除き全て晩年の作品。和声はシンプルになり、時に粗削りともいえるようなゴツゴツとした旋律も現れます。リストが最期に求めた魂の平穏の昇華とも言える珠玉の曲集です。(2024/05/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574546

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    リスト:ピアノ曲全集 61 - オペラ・トランスクリプション集(カズン)

    このアルバムには、若い頃のリストが得意としていたオペラの旋律のトランスクリプション5作が収録されています。冒頭に置かれたマイヤベーアの《ユグノー教徒》の旋律を用いた幻想曲は1836年の作曲。リストはこの曲を3回改訂していますが、改訂ごとに曲が整理されたため、この初稿が一番長いものとなっています。2曲目のメルカダンテの旋律による「スカラ座の回想」にはメルカダンテの他、誰のものかは特定できない旋律も使われています。幻想的ロンドは、スペインの作曲家マヌエル・ガルシアのサルスエラ《密輸人》の旋律に基づく作品。スペイン風の情熱的なリズムに支えられた技巧的な手の跳躍が使われた「ラ・カンパネラ」を思わせる曲です。《ローエングリン》のトランスクリプションは、比較的原曲に忠実なアレンジが施されています。最後の「マンドラゴラ」はリスト晩年の作品。37小節のみの断片ですが、当時リストが試みていた無調の使用など実験的な要素が見られます。演奏はイギリスのピアニスト、マーティン・カズン。オスカー獲得の映画『シャイン』でピアニストの“手”を演じたことでも知られています。(2024/03/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574545

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    リスト:ピアノ曲全集 60 - シューベルト歌曲編曲集 3 (フィリペツ)

    (2023/04/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574095