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オルガン・エンサイクロペディア
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ドイツ音楽の背骨を成す作曲家の才能を堪能バッハ以降に大いに発展するドイツ音楽、その基盤作りに貢献した大作曲家の一人ムファットによる、17世紀ドイツが生んだオルガン音楽の中でも名作として知られる「オルガン音楽の練習」、第1集(8.553917)の続編です。教会旋法の順に作曲した12曲のトッカータ、いずれも見事ですが、特に第9番の金縛りの冒頭や、第12番の、曲集を締めくくるに相応しい堂々たる威容、千変万化の音色には、素直に感動させられます。ムファットの四百を超えると思われるオルガン曲から、有名な「シャコンヌ」や楽しげな7などを併録。指揮者としても有名な独奏者にもご注目ください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553990 |
好評のデュプレ・シリーズの第5弾、まず前半では独特の深みのある表現に注目しましょう。とりわけ複雑な和声進行が印象的な宗教的な題材を基にした2曲、厳粛な「我を哀れたまえ」、深遠な「聖母マリアへの捧げもの」に聴く情感の深さは圧倒的です。一方、後半の「7つの小品」では、そういった渋めの音楽に加え、楽器のパワーをフルに開放する場面も多く聴くことができます。特にバッハの名を音名化したモチーフ(B-A-C-H = 変ロ-イ-ハ-ロ)も登場する「終曲」はまさに半音階的進行の嵐で、短めの曲ながらも、実に巨大なクライマックスを築き上げます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554026 |
演奏家として20世紀最高の名声を持つフランスのデュプレ、その作品集の第2弾です。力作は「トリプティク」、シャコンヌの圧倒的な盛り上がり、そして終曲の現代オルガンの機能を最大限に発揮したまさにバッカス的熱狂的高揚が感動モノです。「15の唱句」はデュプレが特に得意としていた即興演奏の才能を遺憾無く発揮、9などは現代オルガン曲ならではのマッシヴな響きでゾクゾクします。「エレヴァシオン」「ラメント」などの瞑想的な曲も現代人ならでは。「79のコラール」はバッハをもとにした穏健な作品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553918 |
フランスのオルガンの巨匠・デュプレは、なんとイマジネーションに満ちた桁外れの大名人であったことか、「みな来たりて拝め」の主題による変奏を聴くだけで慄然せざるをえません。素朴なクリスマス・キャロルが、超絶技巧と豊かな語法により壮麗な変化を重ね、フーガ、そしてトッカータ風の一大クライマックスを迎える様はまさに圧巻です。またサン=トゥーエンのステンドグラスや、「テ・デウム」によるパラフレーズで圧倒的に鳴り響く、複雑な和声による音響の大伽藍も、オルガンという楽器のパワフルと繊細さを徹底的に開陳するもので、是非とも聴き逃せません。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553919 |
目玉は演奏時間30分に及ぶ「サンフォニー・パッション」、作曲者自らの天才的な即興演奏を契機に書き留められました。複数の聖歌の旋律をもとに(東洋的で瞑想的な第2楽章の後半には「神の御子は今宵しも」として有名なあの旋律が登場します、注目!)、大オルガンならではの千変万化のサウンドの魅力をこれでもかと見せつけ、圧倒的な終止に至ります。「変奏曲」では、親しみやすいクリスマスのメロディをデュプレらしくスリリングに盛上げます。3つの「前奏曲とフーガ」も侮れず、聴き手を退屈させない手腕は見事の一語に尽きます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553920 |