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エイトル・ヴィラ=ロボス

naxos 所属アーティストプロフィール

エイトル・ヴィラ=ロボス Heitor Villa-Lobos(作曲家)
 
エイトル・ヴィラ=ロボス
Profile
「ブラジル風バッハ」で知られる作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959/ブラジル)は、生涯に12曲の交響曲を残しました。このアルバムはNAXOSにおける彼の交響曲全集の第1作目となるものです。1944年に書かれた第6番はエキゾチック、かつ雄大な音楽で幕を開けます。平明さを湛えながらも一筋縄ではいかない手の込んだ音は、まさに入り組んだ山並みを思い起こさせます。第2楽章の美しさも特筆すべき点でしょう。賑やかな第3楽章を経て、これまたダイナミックな終楽章へと傾れ込む見事な展開は、まさに手に汗を握るがごとしです。その翌年に書かれた第7番は、近代的な響きに彩られた野心的な作品で、ハープや打楽器を駆使した大管弦楽の咆哮は、胸を躍らせること間違いなし。20世紀音楽をじっくり語りたいなら、必ず通らなくてはいけない道と言えそうです。

代表的名盤