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音楽家及び楽器製造者として知られた一族オトテール家の一人、通称オトテール・ル・ロマンは、フラウト・トラヴェルソ奏者として名を馳せました。その音楽は、当時の貴族趣味を反映した、知る人ぞ知る趣味の良さを誇る一級品なのです。絵画や人物の名前、作品の性格などを拝借したちょっとお洒落な題名もグッド。何気なくこんな音楽を聞きながら過ごす至福もいいものです。ナクソスは、フルートの楽器選択にもこだわり、意外なことに録音が少なすぎるオトテールをまとめてお届けします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553707 |
作曲当時のフランス貴族趣味に応えた、現代人のBGMとしても極上品質のフルート音楽を残したオトテールの第2集です。ピリオド楽器を使用するのは勿論、細かい事ですが録音時の気候状況も記すナクソスのこだわりようにご注目下さい。演奏家陣に日本人が参加しているのも見逃せません。当盤の選曲の特徴は、フルート作品だけでなく、更に素朴なリコーダーで演奏された曲(*一つで表示)も含まれていること。また、17~22のようなフルート・デュエットの作品(それ以外の伴奏楽器無しの簡素さがグッド!)を書いたのはオトテールが最初と言われています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553708 |
数多くの喜歌劇=オペレッタで知られるオッフェンバック。このアルバムでは気鋭の指揮者ダレル・アンの指揮で楽しい序曲をお楽しみいただけます。最後に置かれた1843年作曲の「大序曲」はオッフェンバック24歳の作品。当時パリのサロンでチェリストとして活躍していた彼ですが、この頃から少しずつオペレッタの作曲をはじめています。第1曲目の《地獄のオルフェ》はおなじみの名曲。日本では初演時の《天国と地獄》のタイトルで知られる、ギリシャ神話のオルペウスの悲劇が元になった風刺劇。ダレル・アンは快適なテンポでぐいぐい曲を進めます。華やかなカンカンの場面では思わず胸が躍ることでしょう。他の曲も古典作品や、世相のパロディであり、これは当時の聴衆が大絶賛しただけでなく、現代にも通じる面白さを備えています。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573694 |
いわずと知れたフランス・オペレッタ界の巨匠、オッフェンバックによる名曲の数々を、同じくフランス出身の指揮者・作曲家のロザンタールが装い新たに再編成したのが「パリの喜び」、そして「オッフェンバッキアーナ」です。それにしても何と明るく楽しく屈託のない音楽なのでしょう! 華やかな管楽器の活躍、シンバル等の金属系を出し惜しみなく用いた打楽器の徹底活用により現出する響きは、バブル景気真っ青の豪華絢爛ぶりです。オッフェンバックといえばお約束の「ホフマンの舟歌」や「天国と地獄」がちゃんと登場するのもお楽しみ、ロザンタール自身の指揮による演奏が躍動感溢れる素晴らしい一枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554005 |
フランスで生まれ、6人組の中心人物であったオネゲルは、専ら大規模なオラトリオや管弦楽作品などでその作品が知られますが。ここで聴くヴァイオリン・ソナタではかなり内省的な一面を見せてくれるかのようです。彼は生涯にヴァイオリン・ソナタを4曲(番号付きはそのうち2曲)作曲し、その時期はおよそ30年にまたがっています。最初に書かれた番号なしの二短調のソナタは、まだ調性を保っており、先人の影響下にあることが良くわかります。しかし、その4~6年後に書かれた第1番のソナタは調性も付されることなく、独自の道を歩み出したオネゲルの姿が見えてくるかのような仕上がりです。とは言え、やはり随所に見られるノスタルジックな味付けは、彼の心情を表しているかのようです。1919年に書かれた第2番も、流動的な旋律に織り込まれた感傷的な気分が耳に残ります。1940年の無伴奏ヴァイオリン・ソナタでも、身の引き締まるような厳しい音の中に、やはりどことなく懐かしげな感情が織り込まれています。1742年製のグァルネリを存分に歌わせるカヤレイの妙技にしばし心奪われてください。(2011/02/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572192 |
オネゲルの評価を確立した代表作として常に言及される「ダヴィデ王」ですが、手軽に入手できるCDが豊富とは言い難い現状を、ナクソスが打開します。しかも、狭い劇場で初演するために、小アンサンブルのために書かれたオリジナル版です(なお、朗読はオリジナル版には無く、後に付加)。ダヴィデ王の生涯を急ぎ足で描く内容。終結の合唱に向かう音楽の高まりは感動的です。フランスのいわゆる「六人組」の一人でありながら、軽妙洒脱といったイメージと異なる、特に真面目度の高いオネゲルの真骨頂をお楽しみください。(2000/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553649 |
第二次世界大戦の最中、オネゲルが書き上げた交響曲第2番。これは1936年にバーゼル室内管弦楽団の創立10周年記念のためにパウル・ザッハーが委嘱したものでした。しかし曲の完成が遅れ、その間に刻々と世相は混乱を極めていきます。作品の持つ暗い陰鬱な雰囲気は、確かにそんな当時の空気を反映したものですが、終楽章に現れるトランペットで奏される壮麗なコラールは、そんな重苦しさを一瞬にはねのける輝かしさを有しています(トランペットの使用は任意ですが・・・)。ラザロフの2つの作品は、シアトル交響楽団の性能を存分に発揮させるために書かれた作品で、とりわけ「ポエマ」は指揮者シュワルツの結婚祝いでもあり、華麗さとロマンティックな雰囲気が見事に融合した美しい曲です。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572748 |
オネゲルの管弦楽曲の特徴として、「美しい」不協和音の大胆な使用と、優れたオーケストレーションをあげることができるでしょう。ここで紹介する対照的ともいえる2曲も、そのよい例となっています。作曲者の第2次大戦の体験が反映されているといわれる交響曲第3番「典礼風」は、極めて真摯な、烈しさを伴った祈りの音楽で、大変にヘヴィーな内容を持っています。特にリリカルな旋律が無限に続くかのような第2楽章は、白眉といってよいでしょう。一方、お気楽に楽しめるのは「パシフィック231」。鉄道の走る様をオーケストラで「音写」したわかりやすい作品ですが、その巧みな筆致には舌を巻いてしまいます。★バーミンガム・ポスト(BIRMINGHAM POST)における「2004 BEST 5 CLASSIC CDs」に選ばれました!(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555974 |