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2011年11月にタイで開催されたタイ国際ギター・コンクールで第1位を獲得した中国のギタリスト、カン・ユンホン。このアルバムの録音時、わずか14歳という驚くべき才能です。すでに世界中で活躍を始め、様々なコンサートホールで好評を博しています。四川音楽院でのコンサートでは、ペペ・ロメロとマヌエル・バルエコと共にステージに登場、ここでも素晴らしい演奏を聞かせました。またドイツで開催された第23回イーザーローン国際ギター・シンポジウムではオープニング・コンサートに出演し、ここでもその才能を見せつけました。彼の演奏の特徴は、とにかく繊細な音色と若さ溢れる楽天的な表情にあると言えるでしょう。若干の線の細さは今後の成長によってカヴァーできるはず。とにかく、この若さに賭けてみたい。と思わせてくれるギタリストです。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573432 |
カステルヌオーヴォ=テデスコの名前は主として、ギター曲の数々、ハイフェッツの録音が名高いヴァイオリン協奏曲、そして映画音楽によって親しまれていますが、実は作品番号にして200以上の作品を、様々なジャンルに遺した多作家です。ここに収められたピアノ作品は、いずれも若かりし頃の作品ですが、南国的な明るさを湛えた独特のリリシズムが光り、埋もれさせておくにはもったいないというしかない、粒揃いの出来映えといえましょう。響きの透明な美しさと、高度なピアニズムの駆使には、フランス印象派の影響もうかがえます。特にピアノの秘曲をお求めの方には、絶対のオススメ物件といえましょう。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555856 |
2016年、若手ギタリストの登竜門である「GFA(GUITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギターコンクールで優勝したザビエル・ジャラのリサイタル・アルバム。アメリカ、ミネソタ州に生まれ12歳よりギターを始め、2011年にGFAが主催する「高校ギターコンクール」で第1位を獲得した他、すでに数多くのコンクールの優勝経験を持つ彼は、2015年には東京国際ギターコンクールでも優勝、すでに日本国内でツアーを開催したという、ギター好きにはお馴染みの奏者です。ギターだけでなくリュートも演奏するというジャラ、このGFA国際コンクールにおける優勝記念リリース・アルバムでは、彼の持つ確かな技術に加え、ドラマティックな音楽性、レパートリーの広さとダウランドへの愛も存分に味わえます。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573797 |
現代では、ギター音楽の作曲家として認知されることの多い、イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコですが、もともとはピアノを学び、9歳にして最初のピアノ曲を作曲、フィレンツェ音楽院ではもちろんピアノ科に入学するほどの腕前でした。このアルバムに収録された2つのピアノ協奏曲は対照的な音楽性を有し、彼を知るためにはとても興味深い作品でもあります。1927年に書かれたピアノ協奏曲第1番は、機知に富んだメロディとロマンティックな雰囲気を湛えた軽やかさが際立つもの。対して第2番は劇的で、より暗く、名人芸を要する情熱的な曲。第2楽章の夢見るような美しさも特筆すべき点でしょう。こちらは1936年から1937年に書かれましたが、ピアニストのマランゴーニによると、オリジナルの総譜は1966年のアルノ川の大洪水で流出し、失われてしまったといいます。しかし、幸いにもワシントンD.C.の図書館に原稿が保管されていたため、演奏が可能になったそうです。
「4つの舞曲」はこの演奏が世界初演であり、初録音となります。多くの要素を含んだ興味深い作品、これは面白いです。(2012/06/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572823 |
1926年、パリ生まれのジャック・カステレード。彼の父は第1次世界大戦後のパリで理髪店を経営していましたが、息子が音楽への興味を抱くことを妨げることはありませんでした。彼はコンセルヴァトワールに入学するまで、ピアノの個人指導を受けていましたが、そのレパートリーのほとんどはリストやショパンなどのロマン派の作品であり、モーツァルトやベートーヴェンのオーケストラ作品はピアノ・デュエットで学んだのみでした。しかしコンセルヴァトワールで様々な技法を学び、彼の音楽的知識が格段に向上、学年の終りにはメシアンの音楽分析クラスで学ぶなど現代的な感覚も取り入れています。そのためか、彼の作品には無調からジャズ、ポップス、ロックなどの影響が強く、聴きやすい曲から難解な曲までの幅広い曲調が聴きとれます。なかでも、新古典派風の作風とモダンなハーモニーが心地良い「休暇中のフルート」が彼の代表作として知られています。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573949 |
1926年生まれのジャック・カステレード。代表作「フルート吹きの休日」などが収録された第1集(8.573949)に続くフルート作品全集の第2集には「木管五重奏曲」を含む、一層多彩な曲が収録されています。カステレードが“ローマ賞”を受賞した1853年に作曲された五重奏曲は、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという伝統的な編成による作品。ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」を思わせる軽快な旋律で幕を開け、時にはプーランクを思わせる印象的な部分もある聴きごたえのある曲です。他にはランパルのために書かれた「組曲形式のソナタ」やハープと三重奏曲を伴う音楽、簡潔な形式が古典派の作品を彷彿させる「ベル・エポック」などフルート(ピッコロ)が大活躍する作品が並びます。第1集と同じくコブス・デュ・トワが華麗な技巧で曲をまとめます。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573950 |
カステレード(1925-2014)のフルート作品全集の第3集にして完結盤。1926年、パリで生まれたカステレードは、舞台音楽、交響曲や協奏曲などほとんどのジャンルで作品を残しました。フルートのための作品はコンクールの課題曲や教育目的のために書かれたものが多く、このアルバムに収録されている『12の練習曲』はその最たる曲集。工夫を凝らした旋律や複雑なリズムを駆使しながら、奏者の技術を高めることをカステレード自身も楽しんでいる様子が伺われます。他の3作品は、カステレードがフルートと他の楽器の組み合わせを模索していた時期に書かれたもので、各々の曲の副題が的確に表現された組曲『5つのバガテル』や、ゆったりとした旋律がバッハを思わせる『孤独の歌』、印象派からジャズまであらゆる要素を組み込んだ『4声のディヴェルティメント』と、どれもカステレードの作曲技法の全てが反映されたユニークな曲です。(2020/06/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574155 |
ボヘミアの作曲家、ガスマンは当時グルックと比肩するほどのオペラ作曲家でした。あのモーツァルトも彼の事を高く評価したと言います。そんなガスマンは、創作の絶頂であったであろう1774年に馬車から落下するという不慮の事故に見舞われ、そのまま45歳の生涯を閉じてしまいます。彼がもしもっと長生きをしたならば、その名声は一層光り輝くものになっていたに違いありません。ここに収録したの序曲はどれも18世紀のオペラの序曲(シンフォニア)の特徴である急-緩-急のパターンに従ったもので、どれも明るく陽気で、美しく、ちょっぴり感傷的。ぜひ全曲を聴いてみたいと思わせる魅力的な作品ばかりです。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570421 |
最近注目を集めている、イタリアの近現代を代表するカセッラ(1883-1947)の、3つ時代の作品をおなじみヴェッキアとローマ交響楽団の演奏でお届けいたします。あまりにも多様性に富んだ彼の作風は、一貫して捉えることが難しいのですが、そこが却って魅力的であり、聴いてみるまでは、どんな音楽が飛び出してくるのかわからないところに胸が躍るというわけです。比較的初期に書かれた「組曲」は、彼が敬愛していたマーラーの響きの模倣が至るところに現れます。もともとはピアノ連弾のために書かれた「戦争の記録」は、彼が見た無声映画にインスピレーションを受けて書かれたものであり、短いながらも興味深い作品で、管弦楽版が初演された際は大絶賛されたといいます。「協奏曲」は、彼を長い間崇拝していた指揮者メンゲルベルクから委嘱された作品です。新古典派というよりも、バロック時代の合奏協奏曲に近いもので、各々の楽器が見事な役割をはたしています。ここには完成された世界があります。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573004 |
20世紀のイタリアにおいて、「弦楽四重奏曲」というものを復興させるのは並大抵のことではなかったようです。何しろ当時の聴衆たちはひたすら歌劇に夢中であり、器楽作品…交響曲のような大掛かりな作品ですら…ほとんどの人は見向きもしなかったのですから。そのため、当時この国を旅行した音楽家や雑誌執筆者は「イタリアでは『ヨーロッパ的な音楽』を鑑賞することができない」と嘆き、とりわけその分野での最高峰とも言える弦楽四重奏は存在すらも許されないかのような状況だったのです。そんな中でミラノとフィレンツェに「四重奏協会」が設立され、ヴェルディが会長になるべくオファーを受けたのですが、残念ながら彼は断ってしまいます。しかしカゼッラを始めとした器楽復興運動を擁護する人たちの手によって、少しずつ素晴らしい作品が生まれ、いつしか他の国に負けない作品が書かれるようになったのでした。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573019 |